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第3世代携帯で勢力図が変わる [携帯/PHS]

第3世代携帯電話向けに新たに開放される1.7GHzの周波数帯のうち、全国で使える周波数帯域を最大2社の新規事業者に優先的に配分し、2.0GHzの周波数帯も他の1社に割り当てる免許方針案を総務省が正式発表した。年内に免許を交付し、2007年初頭にも新規事業者の携帯電話サービスが始まる見通しとなった。(この頃には、ドコモのPHSは無くなっているのだろうな...)

1.7GHz帯では、ブロードバンド通信大手のソフトバンクイー・アクセスの新規事業者が参入の意向を示していて、既に実験局免許を取得している。現時点では「実験」ということになっているが、まずこの2社は新規参入ということになるだろう。そうなると12年ぶりの新規参入ということになる。(また、ソフトバンクの場合は、「Tu-Kaを買収するのでは」というウワサもある。)

当然、新規参入組は従来組にはない新規サービス(回線の速度アップを含む)を看板にして参入してくるだろうし、時期的には携帯電話の番号ポータビリティ制度の実行後の参入になるようだから、現在の電話番号をそのまま引き継いで新規参入組にキャリアを変更することも可能になる。こうなったら、一気に携帯電話キャリアの勢力図が変わることが予想される。

問題は料金だが、後発組としたら先行組よりも高い料金設定ではユーザー獲得は難しいので、同等かそれ以下での参入になるだろう。新規参入から数年後の2010年を迎える頃には携帯電話のキャリア会社の統廃合が進んでいることもあり得る。(それだけ競争が激しく厳しい業界でもある。)

いずれにしても、端末、通信・通話料をより安くしてもらえれば大歓迎である。



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