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マジレンジャー17話 [特撮]

急展開する物語。(再来週とその翌週は2週続けてお休みとは言え、ちょっと詰め込み過ぎでは...?)

まずはこれまでの謎(父に関する話)の説明が始まる。
リンが語ったことで、小津兄弟の父親の名前は天空聖者ブレイジェルと判明。彼は完璧な魔法使いで、一人で冥府門に立ち向かった勇者で、ルナジェルに門を閉ざす「鍵魔法」をかけさせた。ということで彼女が「門の鍵」と言われる理由も判明しました。また、どうやら「裏切り者ライジェル=ウルザード」という図式をにおわせているけれど、そんな単純なはずがないのが戦隊です。真相は如何に?で、親に関する謎が根底にあるマジレンジャー・兄弟戦隊ですが、先輩兄弟戦隊では、「ファイブマン」では兄妹たちの両親が、「ゴーゴーファイブ」では母親が謎になっていたが、3番目の兄弟戦隊・マジレンジャーでは父親ということで、やはり2つの先輩兄弟戦隊へのオマージュです。

リンによって厳しさを試す空間に閉じこめられる小津兄弟。マージフォンも通じず、魔法も使えない。「どこにも出口はないよ」「リンがウルザードを倒して」って、諦め感のある芳香姉さん。キャラが際だっています。主人公・レッドは主役だから当然にしろ、他の3人は全く目立たないだけに、21世紀のピンクの自己主張があります。(ということで、「自称リーダー」で目立っていた「デカレンジャー」のデカピンクへのオマージュと解釈しましょう。)

一方、ウルザードvsリン(ルナジェル)は巨大戦になり、「ムーンライト・サークル」「暗黒魔道斬り」と技の出し合いから敗れるルナジェル。とどめを刺そうという所に小津兄弟がカムバック、ルナジェルはピンチを救われる。で、魁がごちゃごちゃと話し始める。その間は攻撃をしないウルザード。紳士的というか、相手をなめているというか、こんなんでいいの?→ここまで紳士的な悪役としたら、「ジェットマン」のグレイ以上になりますね。(祝・DVD化(6/21から発売)ということで「ジェットマン」へのオマージュとしましょう。)

しかしリンの鈴が破壊されて冥府門が現れる。更には門番である冥獣ガーゴイルの登場、ブランケンは冥府門から出てこようとするし、一気に大ピンチ。で来週へ、と引っ張ってくれます。尚、この部分は浮上の大地の登場で地上をほぼ制圧した妖怪軍団を思い出させてくれます。ということで、「カクレンジャー」へのオマージュ。

とにかく、過去の戦隊物語のつぎはぎという感じだけど、こうして新たな作品が出来ちゃうのは、ある意味凄い...



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