四角いスイカ [時事ネタ]
ユニークな外観でディスプレー用として人気がある「四角スイカ」の出荷が香川県善通寺市のJA香川県仲多度営農センターで始まった。出荷は7/15ごろまで続き、合計で約800個が大阪や東京に出荷されるという。(一部は輸出もされるという。)価格は1個約1万円。
四角スイカは25年ほど前にスイカの産地低迷を打開しようとして研究・開発が始まったものである。スイカが小さいうちに四角い枠の中に入れて育てることで四角いスイカになる。ただ、甘みが少ないため食用には向かないという。
食用に適さないということは、これは完全なディスプレー用パーツということになる。そう考えると、結構なお値段ではないか、と思える。
だが、食料が足りないような国や地域もある中、食用でないものを農家が育てる。稼ぎを得るためとはいえ、どこか歯車がずれているというようにしか思えないのだが...