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ニホンジカの食害で捕獲計画立案 [動物]

ニホンジカによる農作物や植林への食害が深刻化している問題で、滋賀県は2011年度末までにシカの頭数を半減させるため、年間7400頭を捕獲する計画案を、農林業団体の代表らでつくる県の検討会に示した。今後、検討会で議論し、9月末には正式な捕獲目標数を決めるとしている。

滋賀県が示した保護管理計画案によると、雌ジカを4000頭以上捕獲するとしている。また地域別では、3100頭を湖西地域でということにしていて、湖東2200頭、湖北1300頭、湖南800頭としている。これは、現在のシカの生息数(推定値)は約26500頭で、このまま雄ジカのみの捕獲を行っていたのでは、2011年度末には14万頭に増えるという試算があり、2011年度末には13000頭にまで減らすためには雌ジカを減らさないと実現できないからとしている。(今年の秋から、雌ジカの狩猟を認める方針。)

それにしても、滋賀県は色々な動物に対して手を打つことを次々と発表している。言い換えれば、それだけ自然が残っているということになるが、動物ばかりに力を入れるのではなく、人間を相手にした行政サービスもちゃんと行ってもらわなければ困りますよ。だけど、人間が他の動物の数まで制御しようだなんて、少し傲慢すぎると感じてしまうのだけど...

また、動物愛護団体はこういう話があれば必ず姿を現すのに、滋賀県のやっていることに対しては尻尾すら見えない。何か理由でもあるのだろうか?ということで、世界の場で姿を現して活動している動物愛護団体というものには胡散臭さを感じてしまうことになる...



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