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KDDIがTu-Ka3社を吸収合併 [携帯/PHS]

KDDIが、現在は100%子会社となっているTu-Kaグループ3社を10/1付で吸収合併すると発表した。「Tu-Ka」ブランドのサービスは継続していくが、将来的には本体で運営する「au」ブランドへの統合を検討するという。

これまでにも「auとTu-Kaを統合する」とか、「Tu-Kaを売却する」ということは色々と噂されていたが、新規参入が現実味を帯びる中で「他社に顧客が流れるのを防ぎたい」ということで、グループで顧客を囲い込むことにしたといえる。当然、技術やノウハウの流出防止の狙いもあるだろう。

また、2社が1社になることで、auとTu-Kaの販売店(ショップ)の統廃合が行われることは間違いないだろう。また、サービス面では、auとTu-Kaの間での家族割引や、現在は東名阪地域でしか販売していないツーカーの高齢者向け携帯(これは例のシンプル携帯であるツーカーSのことでしょうね。)の全国展開などを検討するという。

ただ、気になるのは、2G携帯と3G携帯のそれぞれの今後の展開である。auとしたら3Gへ注力していくのは従来路線でもあるが、新規参入などのことを考えたら、3Gから撤退という訳にはいかない。逆に、Tu-Kaの携帯は2G携帯であるが、これを吸収するということは、しばらくは2Gのサービスを止めることは出来ないということになる。現在のTu-Kaユーザーに対してはauブランドの3Gへの機種変更を進めていくことで、いずれは2Gサービスを終了させようということになるでしょうが...(そうなったら、3GでのツーカーSのようなシンプル携帯が登場するのか?でも、通話だけという機能のツーカーSであれば、2Gでも3Gでも関係ない。(1Gならばアナログ/デジタルの違いがあるけれど...))

いずれにしても、現在の4社体制という携帯電話市場が、新規参入の前に改変されて3社体制になるということで、来るべき新規参入により、大きく変わることになるのは間違いないでしょうね。



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