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寝台特急「彗星」が廃止に [時事ネタ]

JR西日本は、今年の10/1のダイヤ改正で、京都~南宮崎間を結ぶ寝台特急「彗星」を廃止する、と発表した。「彗星」は、1968年に登場したブルートレインであり、ピーク時(1974年)には1日5往復していたが、次第に利用客が減少し、2000年からは1日1往復まで減らされ、現在は「あかつき」と途中まで連結運転されるようになっていた。尚、最近では乗車率が30%にまで低迷しているという。また、「彗星」が廃止されることに伴って、「あかつき」は「なは」と連結運転する、としている。

また一つ、ブルートレインが姿を消すことになる。ブルートレインは普通の特急列車や新幹線と異なり、夜になると客席が寝台になるということもあり、独特の雰囲気を持っている。更に、食堂車という独特の車両も連結されているということもあった。(最近では食堂車も無くなっている。)夜の移動交通手段も、現在では夜行バスがあり、昼間は飛行機がある。ということで、時代のニーズには応えられないような状況になっていた。そう考えれば消えていくのは仕方がないこととして諦めざるを得ない。

とにかく、独特の味をもったものが消えてしまうのは寂しいことである。(ブルートレインの全廃も近いかもしれないなぁ...)



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