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落雷情報を携帯サイトで提供します [携帯/PHS]

民間の気象情報会社・ウェザーニューズ社が、落雷情報リアルタイムで提供する携帯電話の情報サイトを開設した。このサイトは、「落雷マップ」として、その時点で落雷の危険性が高い地域の地図を、10分以内の落雷地点、20分以内の地点、30分以内の地点として色分けして表示し、雷雲の進路が分かるようにしている。また、雲の特徴や動き、危険な時間帯などについての気象予報士の解説も配信するとしている。

このウェザーニューズ社は、企業を相手にして雷情報をこれまでに提供してきた会社であるが、7月に落雷事故が相次いだということから、8/1から一般への情報提供を始めた。尚、現在は、東北、北海道、沖縄はサービスエリアに含まれていないが、今後順次拡大する予定という。

アクセスは、携帯電話各社の公式の「天気」の分類からウェザーニューズに入り、「天気Plus」から「雷雨センター」を選択すればよい。(ウェザーニューズの他のサービスも含めて月額105円です。)

しかし、ちょっと待ってもらいたい。落雷情報は有益なものであり、これを提供するというこのサービスはいいことであるが、問題はそれを受ける利用者にあるのである。例えば、ゴルフ場や海岸などで利用者が携帯電話でアクセスすることが考えられるが、そういう場所で落雷の危険がある場合、その地で携帯電話を使用することは、落雷の危険度がアップすることになる。(そういう場所では、雷が鳴ると携帯の電源を切るようにするのが正しい回避策である。)ウェザーニューズ社は、単に情報を提供するだけでなく、危険な場所での利用をしないように、利用者に対して啓蒙活動を行うことを忘れないようにしてもらいたいものである。



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