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動物密輸の日本人に罰金刑 [事件]

オーストラリア・パースの裁判所は、インターネット上で売るためオーストラリアで保護されているカメやトカゲを日本に郵送しようとしたとして、日本人の男(32)に対して、密輸や動物虐待などの罪で罰金2万4600オーストラリアドル(約200万円)の判決を言い渡した。

オーストラリア税関などによると、この男は2004年3月に、パース北部の湖でコウホソナガクビガメ24匹とマツカサトカゲ1匹を捕獲し、それを日本に送るため、靴下にくるみ、複数の郵便小包に分けて投函した。しかし、パースの国際郵便センターの職員が動物が入っていることを発見し、税関当局に届けた。発見された際、カメ13匹は既に死んでいたという。

国際的に保護されているために輸出入が禁止されている動物は多い。そのため、そういう動物を密かに入手して売れば大金になる、という事情が出来上がっている。そこに目をつけての犯行だということは容易に分かるが、それにしてもこの男は動物を何だと思っているのだろうか。動物は玩具ではなく生きものである。密輸が成功しても、途中で死んでしまえば元も子もなくなってしまう。靴下にくるんで送ろうとしたらどうなるのか、それに気づかないのならばバカとしか言いようがない。(国内で、宅配便で送る感覚だったのだろうか?)しかも、国際便となると、税関の目があり、小包でも一度開封される。そうなったら、その場で密輸ということが発覚する。あまりにもお粗末としか言いようがない。

それにしても、罰金刑で済んだというのは、結構軽い判決であると言える。(麻薬ではないので、収監するという所までいかない、ということなのだろうか?)日本人で、外国で犯罪を起こし、その国の刑務所に収監されているという人はある程度の数になっている。あまりにもオバカな犯行ということで、罰金刑で済ませたのだろうか?それにしても、こういうオバカな犯罪により、日本人のマヌケさを諸外国で披露することは止めてもらいたいものである。



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