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50年の超長期住宅ローン [時事ネタ]

京都信用金庫は、8/22から、初めて住宅取得する若い世代向けに最長50年の超長期住宅ローンの取り扱いを始める、と発表した。また、子供が3人以上など大家族向けに金利優遇ローン2商品も投入し、少子高齢化対策として育児や介護の担い手の負担を軽減する商品展開を図る、としている。

50年ローンは「はじめてのわが家」という商品で、20~35才が対象、融資額は1億円以内としている。(20才で申し込んでも、返済完了したら70才、35才だったら85才になり、ひょっとしたら生きていないかも,,,)これまでは35年間が最長であったが、大幅に延長して若い世代の月々の返済負担を軽減するとしている。これらは給与振り込みなど取引密度に応じ、変動金利で最大0.7%の優遇が受けられるようになっている。

子供が3人以上いる世帯、両親など高齢者との同居世帯向けには、住宅取得やリフォーム資金の融資金利を0.3%優遇するとしている。(但し、子供全員の口座や高齢者の年金受給口座の開設が必要。)取引密度に応じた金利優遇と組み合わせると最大1%低い金利の適用を受けられることになる。

しかし、 銀行の預金利率はカスみたいな数字である。低金利時代とは言っても、住宅ローンの金利は2~3%となっている。そう考えると、実にボロい商売をしていることになる。

新商品を開発することもいいが、預金金利をもっと上げることを考えろよ。他行よりも金利が良かったら、それだけでも資金は集まりますよ。(だが、他行よりも一桁良い利率だったらば、胡散臭さを感じてしまうのもまた事実である。)普通預金でも「0.01%」(現在は大抵の銀行が「0.001%」)、定期預金ならば「0.1%」を割り込むような低金利を改善してもらいたいものである。



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