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ジャスティライザー47話 [特撮]

シリアル路線に修正された本作だが、今回は東宝(映画)シリーズのエッセンスまでも追加吸収した。更に、物語はハード路線へと転換。ここまで来ると、もう何でもやるということなのだろう。それにしても、これだけ作風が変化していく作品というのも珍しい。(悪く言えば、色々と試しているということななり、一貫性がないことになる。)

メガリオン、どこかで見たことがあるようなメカではないか。(あえてその名前はここでは記さないことにする。)しかも、その○○○に、「アバレンジャー」の爆竜が合体したかのような姿。(もう、何でもやって下さいな。)

神野がライザーパワーを感じ、麗香も戦う仲間としての意識が出来、戦力アップと喜ぶ翔太たち。冷静な真也までもがその気になってしまい、オバカな一面がこぼれたと思ったら、クロガネの登場、神野がライザーパワーを失う、麗香の指からはスターリングが消えてしまう、ということで、一気に敗北へと繋がっていく要素が集まった。こうなると、80年代ではなく、70年代ヒーローの中で、相打ちになって敵を倒したヒーロー作品を思い出させてくれる。(映画「セイザーX」にデモンナイトの名前がない所から、デモンナイトがダルガと相打ちになって倒すということが想像されるのですが...)また、90年代作品として、終盤がハードな物語となった「オーレンジャー」をも連想させてくれる「ジャスティライザー」。

このような物語になることは全く思ってもいなかった。このようにハードな物語になってしまったら、ツッコミも実にやりにくくなってしまう。残り4回、変なことを考えるよりも、物語をじっくりと楽しむことに、こちらも路線変更するのがよさそうである。



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