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ジャスティライザー48話 [特撮]

クライマックスに向けてハードな物語が展開し、本当に作風が変わってしまった「ジャスティライザー」。でも、80年代テイストは完全に消えていない。随所にそれが残っていて、実に不思議な世界を生み出している。

まずは澪を守るために神野が負傷。翔太と真也は2人で敵基地に攻撃を仕掛けることを決意し、神野の協力を得ようとする。その前に、翔太はユカにコアラのぬいぐるみをプレゼント。中にはユカへの手紙を入れておくという、これまた実に分かりやすい伏線の準備までしている。(こういう所は、物語の展開が変わっても「ジャスティライザー」らしい所である。)

父さんは息子・翔太の心を見抜いていて、出て行く翔太に「大福」を。おやじギャグが入るのは「ジャスティライザー」らしい所だが、物語がハードに展開するだけに、一服の清涼剤のように感じられる。

それにしても、翔太、真也、神野の3人はあまりにも簡単に潜り込むことに成功する。しかも、破壊工作の準備も容易に成功してしまう。更に、後から追ったユカ、澪、麗香の3人も簡単に潜入できてしまう。こんなにも簡単に侵入者を許してしまうダルガ軍の基地って、警戒があまりにも弱く、問題にならないのだろうか。今までの戦いでは圧倒的に勝利を得ていたということからの油断なのだろうか。(でも、国防省の警備体制もそうであったが、これも「ジャスティライザー」らしい所である。)

基地の破壊に成功し、脱出後のドレイグとの決戦の時、赤ザコールの大群が立ちはだかる。CGが用いられているとはいうものの、また雑魚兵であるものの、物量作戦は迫力を感じさせてくれる。(「スター・ウォーズ」でもバトル・ドロイドという雑魚は大量投入されているが、それと同じ考えと言える。→何でも取り入れようとするその精神は凄い...)しかし、ドレイグが倒されたことにより撤退してしまう所も弱さを感じさせてしまう雑魚兵・ザコールの悲しいところでもある。(雑魚はやはり雑魚でしかない。)



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