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インドネシアで旅客機墜落 [事故]

ここのところ、世界各地で死亡者が出る航空機事故が相次いでいるが、今度はアジアで起こってしまった。インドネシアのスマトラ島北部のメダンの空港で、5日10時(日本時間5日12時)すぎ、マンダラ航空のジャカルタ行きの旅客機ボーイング737-200型が離陸して1分後に住宅地に墜落して炎上した。付近の民家数十軒に激突していて、乗客や住民に多数の死傷者が出ている様子で、乗客乗員計117人の大半は死亡したと見られると共に、住民にも多数の死傷者が出た模様。(ということは、100人以上が死亡と見られる。)

目撃者の証言によると、この旅客機は離陸後に尾翼が吹き飛んできりもみ状態となって墜落したという。また、小爆発とともに炎上し、空中分解しながら墜落したという証言もある。更に、機体の一部が送電線に接触したとの目撃情報もある。墜落現場では、この旅客機は主翼と尾翼がなくなり、胴体しか残っていないという。事故当時空港周辺には深い霧がかかっていたという。

また、この旅客機には、北スマトラ州の州知事がユドヨノ大統領と面会するために搭乗していたという。(現場のメダンは北スマトラ州の州都であり、スマトラ島では最大の都市(人口約200万人)、インドネシアでも第三の都市である。)

目撃者の証言と現地の政治情勢を考えると、これはテロ事件の可能性も考えられる。(知事を狙った可能性もある。)→テロだったら、数日以内に犯行声明が出てくることになるだろう。

また、テロではなく事故であれば、原因調査はしっかりと行ってもらいたいところである。

ということで、最近発生した欧州や南米での事故とはちょっと違ったことになる可能性があり、しばらくは様子を見守る必要がありそうな事故(事件かもしれない)と言える。

----- (9/7追記)
遺体捜索と身元確認作業が7日終了し、確認された死者は計144人となった。(内34人は身元が確認できなかった。)
犠牲になられた方々のご冥福をお祈りいたします。



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