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パンダも大変です [動物]

東京・上野動物園で飼育されている雄のパンダ・リンリン(20才)の交配相手として2003年12月にメキシコ(チャプルテペック動物園)から来日したていた雌のシュアンシュアン(18才)が、9/26に成田発の飛行機で帰国することが決定した。来日してから続けられていた繁殖計画は、2度の人工授精が行われたが、結局は妊娠することはなかった。(それ以前には、リンリンが3度メキシコに渡っているが、人工授精は失敗している。)尚、帰国が決定した理由は、「繁殖目的で借りていた契約期間が終了する」ためである。(当初は1年間の予定だったが、1年間延長されていた。)

で、リンリンは上野動物園で1頭だけとなるが、メキシコ側と協議を行い、今後の方針を決定するとしていて、「凍結精液の空輸などで繁殖を目指す」ということも考えられているようである。ということで、子供を作らなければならないという状況が続くことは変わらない。

日本も少子化の影響で、子供の数が減っていることから、今年から人口減少となりそうな状況であるが、リンリンとシュアンシュアンの姿は数十年後の日本人の姿を思わせているように感じてしまう。その一方で、和歌山県白浜町の「アドベンチャーワールド」のパンダ(永明と梅梅)の間には子供が生まれていて、梅梅は4回も出産している。(ということは、上野動物園のやり方に問題があるのではないだろうか。)

いずれにしても、パンダ(リンリン)は多忙ということで、大変だということは変わりませんね~。



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