国立大が初のラジオ番組のスポンサーに [時事ネタ]
大阪大学工学部がスポンサーとなって、研究内容などを紹介するラジオ番組が、10月から朝日放送で始まることになった。これまでに私立大学がスポンサーとなるという例はあるが、国立大では全国で初めてという。この背景には、少子化や独立行政法人化などで激化している大学間の競争があるようで、学生勧誘の一環としての番組になるようである。
で、注目の番組だが、番組名は「羽谷直子のきゃぴきゃぴキャンパス@阪大」。毎週火曜の深夜に30分間、朝日放送単局で放送される。内容は、約150ある研究所の活動内容を女性アナウンサー(=羽谷アナ)が紹介し、在学生にキャンパスライフを聞くというもので、教授らが受験生の質問に答えるコーナーも用意されているという。
阪大工学部で番組の窓口になる河崎教授は「活動内容を知ってもらうことで『大学は遊ぶところ』というイメージを変えたい。将来的に、阪大を志望する受験生が増えてくれれば」と話している。(ということで、やはり学生勧誘が目的にある。)
試みとしたら面白いが、阪大の方にどれだけのスポンサーとしてのノウハウがあるのだろうか。でも、朝日放送にしたら、素人スポンサーということで番組を製作しやすいということも考えられる。まあ、プロ野球がオフシーズンとなる半年間の番組の一つとしたら、こういうものもあってもいいでしょうね。(既に半年間の番組になる、と決めつけている...)