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鑑定でレンブラント作品と判明 [歴史]

オランダのレンブラント美術館は、鑑定していた絵画4点がいずれも17世紀の同国の画家、レンブラント(1606~1669年)の作品と判明したと発表した。

レンブラント作品は、弟子やその他の画家が描いたものが多く、真贋論争が盛んに行われている。それだけに、4点が本物だったというのは驚くべき結果である。また、この4点これまで別の画家やレンブラントの弟子の作品とみられていた。来年がレンブラント生誕400年という節目の年となるだけに、記念行事を予定しているオランダでは、大いに盛り上がることが期待できる。

レンブラント作品と判定した根拠は、絵が描かれた板に他のレンブラントの作品と同一の木材が使われていることなどを挙げている。(1640年ごろの作品という判定が出された。)

それにしても、350年以上も前に描かれた絵画の作者が鑑定出来るというのだから、その技術は凄いものである。作者が分からずに長い時間を過ごしてきた作品の作者が分かるというのは、過去の歴史が新たに書き換えられるのと同様にロマンを感じる。真贋論争が多いレンブラント作品について、更に鑑定を行って、作者をはっきりとさせてもらいたいものである。



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