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三菱ふそう・欠陥隠しのリコール完了宣言 [不祥事]

三菱ふそうトラック・バスは、小型トラックのエンジン部品など計3件の欠陥について、国土交通省にリコールの届け出を行い、一連の欠陥隠しに絡むリコールを完了した、と26日に発表した。去年の3月から欠陥隠しに伴うリコールを届け続けていて、その数は98件、対象台数は延べ約265万台という過去に例を見ない大規模なものとなった。(この対策費用は約1490億円を見込んでいるという。)

尚、廃車になっているものがあるため、現在も使われているのは延べ約187万台となるが、1台の車が最大8件のリコール対象になるなど複数のリコールとなるケースがあるため、純粋な台数では約89万台が対象となるという。これは現在走っている同社製の131万台のうちの68%を占めていることになり、三菱ふそう車は欠陥車両だらけと言ってよい。

しかし、本当にリコールは完了したのであろうか?素直にこの発表を信じることは出来ない。(このように思ってしまうのは、三菱ふそうの信頼は完全に失われていて、全く回復していない、ということである。)まだ何かある、と思ってしまうのである。

三菱自動車でもリコール隠しがあったため、街中で三菱マークを付けた車を見ると、今でも避けようと思ってしまう。実際、バスに乗ろうとして、やってきたのが三菱ふそう製のバスだったので、乗車することを止めたことが何度かあった。

尚、(三菱ふそうが判断した)「完了した」というのは、あくまでも「リコールの届け出」であり、対象車両の修理はまだ終わっていない。「完了」と勝手に言うのは自由とはいうものの、修理はまだまだということ、信頼回復はこれから始まる、ということを忘れてはならない。(でも、こんな会社は、保守部門だけをどこかの会社に引き取らせてそこだけ残して、それ以外はぶっ潰してしまった方がいいに決まっているのだが...)



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