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京丹後市長、セクハラで訴えられる [時事ネタ]

京都府京丹後市市長からセクハラ行為を受け、精神的苦痛を生じたとして、京丹後市内の30代の女性が、市長を相手に慰謝料など330万円の損害賠償を求めて京都地裁宮津支部に提訴した。(今年4月に、この女性は強制猥褻容疑で市長を告訴したが、その時は嫌疑不十分として、京都地検宮津支部が7月に不起訴処分としている。)ということで、刑事がダメならば民事でということになった。

訴状によると、この女性は、今年1月に市内で行われた賀詞交歓会終了後の2次会の会場などで、市長からセクハラ行為を繰り返されたとしていて、人前に出るのが辛くなるなどの精神的苦痛を受けた、としている。

新たな証拠が出たというのであれば話は異なるが、同じ事件を複数回告訴することはできない。しかし、訴訟には刑事と民事があり、それぞれについて訴えることは可能である。が、今回の民事訴訟では、請求の根拠となる事件が嫌疑不十分ということで退けられている。そのため、訴え通りにことが進むのは難しい所がある。

しかし、訴えられた市長サイドにすれば、こういうことは印象を悪くする。(完全に言いがかりだということを証明出来ればいいが、そもそもこういう訴えがあるということは、誤解があるにせよ、何もなかったとは考えられない。→しかし、証拠がないとダメであり、「疑わしきは罰せず」というのが今の司法である。)

司法改革も必要とされているが、この訴訟も今までのパターンの中に収まってしまうのでしょうね。(画期的な判決が出るとしたら、現職の総理大臣を含む大臣の誰かが訴えられないと無理?→司法への介入になっちゃいますが...)



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