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発砲相次ぐ [事件]

ここ数日、発砲事件が相次いでいる。走行中の車が撃たれ、信号で停車中の車が撃たれ、エアガンの発砲も複数あり、更に警官が発砲するところまでいった。しかも、8月にも車がエアガンで撃たれる事件が起こっていたことも分かった。

日本では銃刀法によって拳銃は規制されている。(エアガンは規制されていないが、これも問題。)狩猟で銃を使うにも届け出が必要であり、基本的に銃は簡単に手に入らないようになっている。それなのに、このように発砲が相次ぐというのは、取り締まりが十分に行われていなかったことの証となる。また、裏社会には法の目をかいくぐって銃が氾濫していることも考えられる。

1つインパクトのある事件が発生すると、それを真似た同様の事件が発生する、ということは珍しいことではない。(記憶に新しいのは、JR福知山線脱線事故の後、「置き石事件」が相次いだが、これはその一例と言える。)しかし、規制されているはずの「銃」を使った事件がこれだけ続くとなると、もはや異常である。(警察は何をしていたのか。)また、殺傷能力がないエアガンにしても、改造によって殺傷能力を持つようになるのだから、早急に何らかの規制を行うべきである。(ここまで放置していた警察の責任は重い。)

アメリカにばっかり尻尾を振っている政策により、「銃社会」がいつの間にか日本にも根付いてしまったのであろうか。アスベストによる健康問題に続いて、「銃」の問題は、今や財政問題と共に最優先されるべき社会問題であり、これらの前では郵政改革なんてどうでもいいような問題である。銃から身を守るために防弾チョッキを用意しなければならない、というような社会にだけはしてはいけない。(政府や警察は分かっているのであろうか?)


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