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山陽道崩落は設計ミス [災害]

先日の台風14号(0514号)に伴う豪雨のため、崩落した山口県岩国市の山陽自動車道。西日本高速道路(=旧日本道路公団)(今日からは民間会社となり、「道路公団」と記すのだったら「旧」を付けなければならない)が設置した調査検討委員会が開かれた。現場周辺では地下水などの排水口が1ヶ所に集中しており「(排水口を)複数設置するなど、配慮すべきだった」と指摘した。また、委員長は会合後に記者会見し「予想外の雨量など気象的要因が一番大きい」とした上で、地形的にも雨水や地下水が集まりやすかった点を挙げて「排水がしっかりしていれば(崩落は)免れた可能性がある」と述べた。

ということは、これは設計ミスがあったということを言っていることになる。しかし、「設計ミス」を指摘したところで、旧公団は「前例に従って設計した」とか、「想定外の大雨だった」とか言って、設計に問題はなかったとして逃げるだけであろう。(危機意識のない役所的発想)

これと同様の道路は恐らく日本各地に多数あることが予想できる。「旧公団時代のことで、今は変わりました」という新しい言い訳も加わることになった旧道路公団だが、(道路管理や運営は)本当に大丈夫なんでしょうか?



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