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はやぶさ、小惑星イトカワへの挑戦危うし [科学/技術]

先日、小惑星・イトカワに到着した探査機・はやぶさが、イトカワに着陸しようとしてが、3基ある姿勢制御装置のうち、新たに1基が故障したことによって、残り1基だけになったと発表した。これによって、姿勢制御が難しくなり、 岩石採取のためのに狙った場所に着陸しようとしても、上手く接地できない可能性があるという。

目標が目の前にあり、しかも打ち上げ(2003年5月)を行ってから2年以上の時間をかけた一大プロジェクトであるだけに、今更後に引くことはできない、というのが正直なところだろう。よって、何が何でも岩石を採取することに挑むだろう。このまま、手ぶらで地球に帰還することになったら、写真撮影という成果はあったが、何のために側まで行ったのか、ということになる。

接地に際して、狙った場所がずれるということは大した問題ではなく、その時の姿勢が重要だと思うのだが、いかがなものなのだろうか。小惑星は早い話、岩である。少しぐらい場所が変わっても、岩石組成が大きく変わる可能性は低い。それよりも、ひっくり返ってしまったり、離脱不能な姿勢になったら、地球に戻ってくることが出来なくなってしまう。

それでも、11月になってから岩石の採取に挑むという。成功してくれればいいのだが...



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