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国勢調査は必要か? [時事ネタ]

国勢調査で、調査員を名乗る人物が調査票を持ち去るという被害が各地で起きている。中には金銭を要求するというものまで起こっている。こうなってくると、国勢調査というものが悪の根源ということになる。犯罪までもを誘発する国勢調査は本当に必要なものなのであろうか?

国勢調査は統計法によって定められているが、現在では他の方法によって、全てとは言わないが、同じような項目の調査を行うことも可能である。それ故、600億円ものお金を使って調査を行う必然性があるとはとても考えられない。

政府は、色々と説明しているが、それらの根底にあるのは「統計法ありき」の説明になっている。統計法が成立した時から多少の改正は行われているが、この法律の存在理由から問い直されるべきである。(必要理由としたら、印刷業者などにお金が流れることになるので、そういう業界を潤わせるということか。)

今回の国勢調査では、数々の問題点が明らかになったが、次回・2010年の国勢調査の時までに、法改正を含め、国勢調査の必要性から考え直す必要がある。最低でも、今回起こった事件の再発防止策は取り入れていなければならない。(これがなければ、政府は犯罪推奨政策を行ったことになる。)

中には多少なりとも有益と思われる調査もあるので、そういう部分は残し、余計な部分はそぎ落とすことも必要である。少なくとも犯罪まで起こした回収方法については手を入れなければならない。(でも、縮小や廃止にしたら、これに関与する職員の仕事が無くなるので、質問項目を増やすとかより複雑にすることはあっても、縮小や廃止という方向にだけはならないだろうな...)



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