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置き石ならぬ置きコンクリート柱 [事件]

JR成田線で、8日13:20ごろ、とんでもないものが線路に置かれていて、そこを通った快速電車がはねるという事故が起こった。置かれていたのは一辺が約15cmで長さが約1mというコンクリート柱であった。

現場はJR成田線の成田~酒々井駅間で、成田空港発横須賀行き上り快速電車が走行中に異常音がしたため急停車した。調べてみると、運転士が線路上で柱状のコンクリートが数個に割れているのを発見したというのである。また、約200m離れた下り線路上でも同様のコンクリートが見つかったという。乗客らに怪我はなかったが、そんな大きなコンクリート柱が勝手に線路の中に入るようなことはあり得ない。何者かが「置き石」ならぬ「置きコンクリート柱」したとして、警察が動き出した。容疑は「列車往来危険」ということになるが、場合によっては電車が脱線し、大きな事故になる可能性もある。「殺人未遂」の容疑も加えてもらいたい所である。

JR福知山線の脱線事故の後、一時期、置き石事件が多発していたが、それらの大半が検挙されたこともあって最近は減っていたと思っていたら、再びこのような事が起こる。犯人にしたら、世間を騒がせたいというような思いがあるのかもしれないが、こういうことは絶対に止めてもらいたいものである。(特に怪我人が出なくても、列車が緊急停止することで、事件がなければ必要でなかったブレーキ代や、余計な電力消費による電気代を請求されることにもなり、何もいいことは無い。)一部の犯罪行為に対して、罰金刑を導入するというような見直し作業が行われているが、「置き石」のような犯罪(列車危険往来)については、より厳罰化してもらいたいものである。



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