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JOHN DENVER『GREATEST HITS』『GREATEST HITS, VOL. 2』『GREATEST HITS VOLUME 3』 [音楽(洋楽)]

11/4に記したJOURNEYのアルバムのところで、「アメリカン・ロック演歌」というようなことを記した。また、「日本の演歌に対応するのはアメリカではカントリーである」とも記した。(詳しくはこちらをご覧下さい。)で、今回はカントリーの世界の作品を取り上げることにした。で、出てくるのがJOHN DENVERということになるのは筆者の勝手なイメージでもある。(GARTH BROOKS辺りがと思われた方もいらっしゃるかもしれませんが...)で、BGMは最初のベストアルバムの1曲目の『Take Me Home, Country Roads』から順番に。

表題は、彼が発表した3枚のベストアルバムのタイトルを並べたものである。(そのため、長くなりました。)正確には、いずれのアルバムも『JOHN DENVER 'S』と言う単語が最初に入っている。1枚に絞るか、3枚まとめるかを悩んだが、収録されている多くの名曲に少しでも触れていただきたいとの思いから、3枚まとめることにした。また、とりあえずはベストアルバムから入り、そこから通常のアルバムの方を聴くようにしていただきたいところである。

1枚目は1973年の発表で、翌1974年のBillboardアルバムチャートで年間2位を獲得し、更に1975年も同チャートの2位に輝いた。(2年連続2位、1位は2年ともELTON JOHNであるが、違うアルバムが1位を獲得している。)ということからも、待望のベストアルバムであったことが分かる。アルバムジャケットに写っているカウボーイ・ハットと眼鏡がいかにもカントリーだ!、という世界を表現していて、後に続くベストアルバムのジャケットよりもらしい出来になっている。このアルバムには、'60年代のヒット曲も収録されていて、全11曲であり、いずれもが名曲である。で、代表的な曲と言えば、もはやポピュラー・ソングとして広く知られている『Take Me Home, Country Roads』(1971年発表)を外すことは出来ない。それ以外となると、もはや好みの問題となるので、同意出来ないという方もおられるかも知れないが、その他3曲記すことにする。(そもそも、ベストアルバムの中から名曲を選ぶという作業は無理なことである。)『Follow Me』(1969年発表)、『Sunshine On My Shoulder』(1971年発表)、『Rocky Mountain High』(1972年発表)。それ以外の収録曲も素晴らしいものであり、いずれの曲も是非とも聴いてもらいたい曲である。(ここまで書くのに、なんと約40分もかかってしまい、全11曲の最後の曲『Rocky Mountain High』が現在のBGMになっている。要するに、途中で何度も音楽の方を聴き入ることになり、文字入力が止まっていたためである。で、この曲が終わったら、2枚目のベストアルバムに変えることにする。)

2枚目のベストアルバムは、1977年の発表であり、70年代中期の12曲が収録されている。アルバムジャケットでは右手にギターを持っているものの、洗練された大人のイメージとなっているのがちょっぴり残念に思われる。収録曲では『Annie's Song』(1974年発表、これって、最高のラブソングの一つですね。この曲は、J. DENVERが奥さんのことを歌った曲だというのは有名な逸話です。)から始まり、美しいメロディラインの曲が続いている。圧巻なのは、この『Annie's Song』から『Welcome To My Morning』(1973年発表)、『Fly Away』(1975年発表)と続く最初の3曲である。(かなり個人的な好みが入っていることを否定しません。)美しいメロディ・ラインと、澄んだ彼の歌声に溶けてしまいそうな気持ちになります。また、今回は3枚のベストアルバムからは平等に4曲ずつ素晴らしい曲を選ぶことにするため、もう1曲を拾うと、1975年発表の『Calypso』をあげておく。(これらの選曲は、あくまでも個人的な好みであり、全12曲のいずれもが素晴らしい曲である。)で、いつしかこのアルバムの全12曲(約44分)も終わってしまった。ここでも途中で何度も音楽に聴き入ったことだろうか...(で、3枚目のベストアルバムに変えて、続きを記す。)

3枚目のベストアルバムは、1984年の発表であるが、選曲は'75年から'84年までの範囲から行われていて、『Vol. 2』とかぶらないように選曲されており、全11曲である。(ジャケットについては語るのは自粛します。)このアルバムからの4曲は、『Some Days Are Diamonds(Some Day Are Stone)』(1975年発表)、『Love Again』(1984年発表)、『Autograph』(1979年発表)まではすんなりと決めることが出来たが、もう1曲がなかなか決められない。で、他の曲と毛色が違う曲も歌っているという紹介を行うということに主眼を置いて、かなりポップなナンバーとなった1979年発表の『Dancing With The Mountains』を選ぶことにした。(ここでも繰り返すが、これらの選曲は筆者の好みによるものであり、いずれの曲も素晴らしいのは言うまでもない。そもそも、ベストアルバムに収録されている曲の中から名曲を選ぶというのは、無理なことなのである。)で、BGMの方も、10曲目の『The Gold And Beyond』が流れている。(残るはラストの『Autograph』のみ。)

ここで取り上げた3枚のベストアルバムの収録時間は、いずれもが40分前後という時間である。現在ならば、この3枚のアルバムを2枚のCDにまとめるというような企画CDが登場することになるのだろうな... 尚、この約40分という時間は、LPで片面約20分(実際は、片面に30分強という時間の収録は可能である。)という一般的なアルバムの収録時間である。ということで、LPの時代には20分程度という短時間で音楽の旅にひたるということができたものであった。CDでは、片面の収録時間が約75分弱ということで、短時間の音楽の旅にひたるということがなくなり、リモコンで簡単操作ができることから、「音楽にひたる」ということも減り、音楽の使い捨て時代(=BGMのように気軽に聴くことが増え、音楽に集中して聴くという機会が減った)に突入することにも繋がった。「便利になるほど、文化的には衰退するのでは?」という以前に相当考えた命題が再び甦ってきた...

 

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