SSブログ

FOREIGNER『AGENT PROVOCATEUR』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表されたアルバムである。FOREIGNERと言えば、1981年に発表された『4』という名アルバムがあるが、ここではあえてそれを避けて、『4』の次にリリースした5枚目となる本アルバムについて語ることにする。(本アルバムも『4』に負けない高いレベルの傑作アルバムである。1985年のbillboard年間アルバムチャートで20位にランクしている。(ちなみに、『4』は1982年の同チャートで年間3位に輝いた。))

4』では『Waiting For A Girl Like You』という名曲がありましたが、本アルバムでは何と言っても『I Want to Know What Love Is』が素晴らしいの一語に尽きる。(当然、シングルカットされて、全米No.1に輝くヒットとなった。)もう、この曲は感涙ものです。(傑作が続出したのは1983年の曲であるが、盛り上がった音楽シーンでは、1984年というのは、隠れた名曲が多いのもまた事実である。)

が、彼ららしいサウンドもちゃんとある。1曲目の『Tooth and Nail』とラストの『She's Too Tough』はパワフルなナンバーであって、これらもいかにもFOREIGNERらしい曲である。(『4』の『Juke Box Hero』に相当すると言ったらいいでしょうね。)アルバムの最初と最後がパワフルな曲だったら、実に気分は爽快となるだけに、ナイスな曲の構成でもある。

が、本アルバムでは2曲目の『That Was Yesterday』と7曲目の『Love in Vain』がまたも心を引かれる曲である。特に前者は、美しいメロディラインが『Waiting For A Girl Like You』を思い起こしてくれる。そして、続く傑作『I Want to Know What Love Is』に繋がるのだから、これはたまらない。また後者は、後半になって少しだれてきたかな、という所でスケールの大きさを感じるミディアム・テンポの曲が印象に残る。

本日11/13は「人に優しくする日」であるが、『I Want to Know What Love Is』を耳にすると、心を洗われたような気持ちになる。やはり、以前から筆者が口にしている「名曲はいつの時代になっても名曲である。」この言葉に誤りはないことを改めて感じさせてくれました。(「良い曲は古くなっても良い」と言った方がおられましたが、これもまた筆者の言いたいことと同じ意味である。その方が自分なりの言葉で語ったものであり、援軍を得た気持ちになります。)

Agent Provocateur

Agent Provocateur

  • アーティスト: Foreigner
  • 出版社/メーカー: Atlantic
  • 発売日: 1995/09/19
  • メディア: CD


コメント(0)  トラックバック(1) 
共通テーマ:音楽

コメント 0

コメントを書く

お名前:[必須]
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 1

Garo #6OLIVIA NEWTON-JOHN『B.. ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。