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Garo #9 [特撮]

またも「仮面ライダー」シリーズのOBがゲスト出演。今回は「555」で、スマートブレイン社の社長(ローズオルフェノク)村上峡児を演じた村井克行さんがカオルの父として登場となった。それにしても、本当にこの「牙狼」という作品はライダー出演者の同窓会になっている。ということで、今回のBGMは「仮面ライダー」の主題歌を集めた『仮面ライダー主題歌大全集』(尚、これには「龍騎」までしか収録されていない。また2枚組なので、DISC2の「クウガ」~「龍騎」の部分)とすることにした。

カオルはある幼稚園の女神の壁画に懐かしさを感じていた。で、その壁画はカオルの父である由児が無償で描いた作品であり、園長の八木からその壁画の修復を依頼されるが、父のことを理解できないでいる。一方、鋼牙は内なる魔界(真魔界)に引き込まれ、内なる影により試練を与えられる。ということで、二人の心に与えられた試練が平行して進んでいく物語ということで、またも趣の異なる物語となった。(本当に物語の幅が広い。)

また、今回登場したホラーはハンプティという図体が鋼牙の倍以上ある大型のホラーである。(戦隊に登場する怪人の巨大化よりは小さいが、「響鬼」に登場する大型の魔化魍のような面持ちがある。このようなホラーがいるということは、色々なホラーが今後も登場するのでしょうね。→楽しみです。)

カオルが修復しようとしている壁画は、女神の右手の部分が完全に失われていて、その部分の手がかりはなく、途方に暮れるカオル。父が描いた手のスケッチから考えるが、父が病気の母を見舞うことをせずに壁画を描き続けていたことを思い出し、一旦は修復することを放棄してしまう。帰宅してゴンザから鋼牙が「内なる何か」を掴もうとして試練に立ち向かっていることを知る。で、「逃げずに頑張っている」ことを知り、壁画の修復に再度挑むことにするカオル。一方、鋼牙はただの鉄の剣に変えて試練に立ち向かっているが、ボロボロになり、何度もやられることの繰り返しであった。

そんな中、投げつけた絵筆が飛び込んだバケツの水面から昔のことを思い出し、母が手を振っている姿を思い出し、女神の右手を再現することが出来た。これによってこの壁画の意味を知る。そして気を良くして帰宅するカオルはゴンザに電話して、手料理を振る舞うことを告げる。(ゴンザにとったら、これってとてつもない恐怖を感じたでしょうね。)が、いつものように、そんなカオルはホラーに襲われる。

そのころ、鋼牙も直感を信じて相打ちとなるものの、これによって心の弱さを知った鋼牙。カオルがホラーに襲われていることを知り、助けに向かう。(で、ここから始まる挿入歌(影山さんのボーカルですね。)が実にマッチしていて、かつ、雰囲気を盛り上げていて、ナイスである。)そして、ホラーを倒して挿入歌の方もエンディングとなり、素晴らしい演出となっている。

鋼牙もカオルも、試練を乗り越えることを結構簡単に達してしまった、という感もあるが、30分番組であれば前後編にでもしない限りはそれをじっくりと描いている時間はないので、この部分は仕方ない。(要するに30分番組はエピソード重視とならざるを得ないのである。→これが基本である。)が、とてもいい物語でした。

 

仮面ライダー主題歌大全集

仮面ライダー主題歌大全集

  • アーティスト: アニメ主題歌, 藤岡弘, メール・ハーモニー, スタジオ・オーケストラ, 石ノ森章太郎, 菊池俊輔, 藤浩一, 八手三郎, 子門真人, 田中守, 宮内洋
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2003/07/23
  • メディア: CD




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