Garo #10 [特撮]
今回のBGMは『彼女の情景』(シングル『青い鳥が逃げた』のカップリング曲)と『泪の海(TVバージョン)』。そう、これらは「ケータイ刑事 銭形愛」と「ケータイ刑事 銭形泪」の主題歌である。共にテンポの良い曲であり、新年1月1日にスタートする「ケータイ刑事 銭形雷」(シリーズ第5作)が待ち遠しい、ということでの選曲である。(それぞれのカップリング曲である『青い鳥が逃げた』/『泪の海』『そら色のスケッチブック』は今回はBGMにはしないで無視しました。)また、現在BS-iでは「銭形舞」が木曜日の22時から再放送中です。
パントマイムをする道化師が両手にマペットを手にしている。鼻が光を放ったら、それを目にした人は突然笑いだし、他人を罵倒し始め、更には暴力行為に走る。それにしても、二人の人間が互いに首を絞め合った場合、どう考えたって両者が一緒に死ぬというのはおかしい。どちらか一方が先に事切れるものである。(それ以前に暴行を受けているということで、既に朦朧としていた、としてもである。)ということで、ちょっと疑問を感じた冒頭の乱闘シーンであった。(「動かなくなった」ということで、「失神」と解釈するか...)
カオルは『黒い炎と黄金の風』という絵本を読んでいる。(実際に読んでいるのではなく、回想です。)作者はカオルの父。で、出版社を訪れ、父の話を耳にする。(で、村上社長再登場を期待したが、これは実現せず。→今後の再登場は期待できそうですが...)尚、ここではカオルはホラーには襲われない。外出先ではホラーに遭遇することが多いカオルだが、よくよく考えてみると、それはたいていがバイトに関係した所での遭遇なので、「お金を稼ぐ行為」がホラーを引きつけるのでしょうか?今回は、遊園地でぬいぐるみのバイトの後、ホラーに遭遇したカオル。(その後のコスプレは一体?→サービス・カットですね。)
今回のホラーも人間と等身大ではなく、巨大ホラーであった。(どことなく、SWに登場したジャバ・ザ・ハットを思い起こさせてくれた。)しかも、今回はホラーに遭遇したカオルを最初に助けたのは涼邑零(「零」と記したら「銭形零」のイメージが強いので、ここではフルネーム表記とする。また、ここで「零」の名前を出したので、「牙狼」について記しているのに、「ケー刑事」の銭形四姉妹+従姉妹が勢揃いになってしまった... (^^;))であった。
鋼牙が現れた後は、もうヒーロー作品におけるヒロインの王道という展開。ヒロインを助けるヒーロー(鋼牙)が(カオルを)「お姫様だっこ」する(この時のカオルはコスプレ姿で、本当に「お姫様」という細かい演出もある)のだから、あまりにも王道をいくストーリーである。(こういうことで、冒頭の疑問のあった部分を忘れることになる。)
鋼牙が黄金騎士に変身した後のホラーは、またも図体がでかいだけの見かけ倒しで、あっさりと倒されたが、エピソード重視で進めていかなければならないことを考えたら、これはこれで仕方のない所。今回はカオルのコスプレに乾杯!
↓「ケータイ刑事 銭形愛」主題歌はこのカップリング曲です。
↓「ケータイ刑事 銭形泪」主題歌の「TVバージョン」はこれに収録されています。