RYUKENDO #3 [特撮]
今回も笑い所満載。しかし、こうなってくると「セイザーX」とも被ってくるのですが... という心配をしながら、BGMはお笑いの要素があるということで、今週の「セイザーX」と同様に「アルティメット・ピンク・パンサー」として始まり始まり。(だけど、「マジレンジャー」のクオリティの高い作品が後に控えていると、ちっぱり苦しい...)
いきなり八百屋でのびている剣二。あけぼの町は装甲車に襲われている。(が、この装甲車って、機関車をイメージしたデザインだけれど、何処かに「機関車トーマス」を思い出させてくれる。)その装甲車の煙突部分から指揮を執るDr.ウォーム。巨大なコンビーフの缶詰から指揮をしているように見える。交通課の律子と市子が颯爽と登場するも、ミニパトを踏みつぶされて何の役にも立たない。ということで、あけぼの署はやっぱり足を引っ張っているだけ。不動は隙をついて二人から逃れるが、剣二は二人の婦警に引っ張り回される。この二人、交通課に置いておくのはもったいないですね。
その二人の隙をついて剣二も変身。そして獣王・ブレイブレオンを召還するが、このブレイブレオンって、最近の戦隊に出てくる動物系メカのパクリ。(と言いたいけれど、コミカルなキャラから察すると、「ロボタック」や「カブタック」に登場したロボットのパクリと言った方が適切である。ジシャクチェンジ(ロボタック)、スーパーチェンジ(カブタック)で変形もするので、ピッタリである。)
色々と騒動を起こしながらも装甲車を追う剣二。家に突っ込んだりして町の破壊活動まで行うのだから、これでいいのか?そんな中、市子も連れ去られるが、律子が健気な姿を見せる。(完全に、交通課勤務ではもったいない。)その心に感動して、剣二は怒りのファイナル・キーで装甲車を破壊するということで、一応は主人公らしい活躍を見せる。
あけぼの署の署長は署長で、拳銃を発砲した律子と市子に対して始末書だなんてことをぬかしてけつかるが、今回も「警察は役に立たない」ということをアピールしてくれているところが良かったところであった。
それにしても、東映のヒーロー作品をしっかりと研究しているな、と感じさせる物語は「セイザーX」と共にパクリ合戦に発展していくことを強く匂わせてくれる。まあ、全部が壊れなければそれでもいいのですが...
- アーティスト: ヘンリー・マンシーニ
- 出版社/メーカー: BMGファンハウス
- 発売日: 2004/10/20
- メディア: CD
↓「セイザーX」と同様にこちらもピックアップしておきます。
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