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Magiranger Final Stage(S.49)[Final] [特撮]

遂に最終回となった「マジレンジャー」。一年間、お疲れ様でした。ある程度は予想されたシーンもあったものの、十二分に堪能できる物語でした。BGMは当然のことながら「マジレンジャー」の音楽集「マジカルコンプリートソングス」である。

絶体絶命、もはやこれまでという所まで追い込まれた小津兄妹。ン・マの圧倒的な力の前にはマジレジェンドでも通用しない。で、最終回の戦隊ではお約束の5人のスーツ姿を拝むことが出来ました。(やっぱり、こういうお約束があると嬉しくなります。)

アニキ、芳香、麗には諦めの気持ちが芽生え始めていたが、翼が父・勇と最後に何をしていたのかと尋ねたことから、これが突破口になる。「フェイタル・ブレイドの構えを教えてもらった」と魁。「父は魁を信じていたからこそ魁に教えたんじゃないのか」と、まずは長男・アニキが、続いて長女・芳香が一輪の花を見つけ、「ン・マが支配するこんな世界でも闇の力に負けずに命が育っているんだよ。可能性は作るもの、作れるもの」ということで、ここは年長者の貫禄の台詞。が、ン・マがその花を踏みつぶす。「魁に託す」兄姉たちは魁を信じて盾となる。その姿に父の言葉を思い出した魁はフェイタル・ブレイドの構えをして再び変身。(やはり、「戦隊」の主役はやはりレッドです。)で、ン・マに反撃の一撃を加える。すると元の世界に戻ることができた。

ン・マは怒りの反撃に出ようとするが、マジエルの魔法・ハローミラージュによってタコ足が消えてしまう。リンとスノウジェルが現れて、マジエルがやられる直前に粒子化の魔法を掛けていたことを明かし、マジエルは健在だと語る。(曽我さん、やっぱりご健在でした。が、「ジュウレンジャー」のバンドーラも再び封印されただけで、死んではいないのだから、ここはそれ(「ジュウレンジャー」)に捧ぐという形です。)

ン・マはインフェルシアに戻り、力を満たし直そうとするが、母・深雪が、そしてスフィンクス(死んでなかったんですね。)が現れ、インフェルシア変わったことを告げる。バンキュリアがダゴンを裏切り、スフィンクスに仕えるということで、スフィンクスを救ったのであった。で、スフィンクスがダゴンを倒していたのであった。更に、ナイとメアに分離して、ブレイジェルとサンジェルを甦らせる。(バンキュリアには不死身の力があったが、こういう形で使うとは、盲点でした。)で、ティターンを「アフロくん」と呼び、インフェルシアだろうが理解する芳香姉さんがナイとメアに駆け寄るが、本当に芳香姉さんらしい所である。また「あんたたちが、そうさせたんだよ」とナイとメアもすっかり改心している。

立ち上がったヒカルに麗が駆け寄る。スモーキーも無事、両親、5兄妹、リン、スノウジェル、ナイとメア、スフィンクスが微笑ましく笑う。→「チェンジマン」の最終回で、以前は敵だったものが一緒に手を取り合う所、「カーレンジャー」でのボーゾックが改心して暴走皇帝エグゾスに立ち向かう姿がダブります。(ということで、「チェンジマン」「カーレンジャー」に捧ぐ)

が、地が揺れると巨大化したン・マが立ちふさがる。しかし、マジエルの声「お前たち家族の心を一つにしてン・マにぶつけるのじゃ」と言うところから、横一列に並んだ8人の同時変身から名乗りという、あまりにも美味しい変身シーン(でも、これを期待していました。それにちゃんと応えてくれるのだから、東映さんもちゃんと分かっていてくれてます。)これは長官であるドギーを加えた7人を越える戦隊史上最大人数での変身です。(しかも、家族というのがまたいい!)で、「魔法家族」という名乗りがあり、「魔法戦隊」というよりも「家族戦隊」になりました。更に、OP主題歌でのナレーションとして語られている「魔法…」という言葉をも口にしてくれる。

そして、ン・マに対して8人の力を合わせて最後の最強最大の魔法によって等身大のまま巨大化したン・マをを倒し消滅させる。

ちらっとだけど、山崎さんも登場したが、「マジレッド=魁」ということは既に分かっていました。その一方で、マンドラは何をしているのか。すっかり存在感が無くなっている...

一年後」(こちらは「響鬼」の最終回と違って、深い意味のある「一年後」である。)イベント好きの小津家らしく、新しい家族の記念日となり、その最初ということで、ヒカル・麗夫妻もマジトピアから里帰りをしている。(でも、ヒカル先生、麗ちゃんの尻にひかれているのは疑う余地はない...)アニキは「アニキサラダ・メモリアルデイ・スーパースペシャル」を持って、芳香姉さんは「芳香ちゃん卵焼き・スーパースペシャル・デラックス」(芳香姉さんにしたらそうなんだろうけど、何処がSSDなの?)を持って食卓にやってくる。翼はボクシングの試合が控えている。魁はインフェルシアに行っていた。ということで久しぶりの家族揃った団欒でした。(ということで、最終回、家族が揃った「ゴーゴーファイブ」に捧ぐ)

そんな中、戦隊・最終回ではBパートのラストに主題歌が流れ、ED主題歌の部分は次作の予告となるのが恒例だったのに、そうはなりませんでした。でも、これは地上界、マジトピア、インフェルシアの3つの世界が手を繋いだ新しい時代に突入したということで、「戦隊30周年」から新しい時代に羽ばたいた「マジレンジャー」らしい終わり方です。

次週スタートの「ボウケンジャー」からは、戦隊も遂にワイド画面になるということ。(からへ)ということで、次週からは完全にアナログ放送ではなく地上デジタル放送で見るべきですね。


毎回認定していた歴代戦隊へのオマージュ・ランキングは、最終回の分を加えると以下の通りとなりました。独走状態となっていた「ファイブマン」がダントツの1位となったが、「ファイブマン」は戦隊史上初の兄弟戦隊であり、「マジレンジャー」も兄弟戦隊であるということから、ある程度予想していた通りの結果になってしまいました。また、もう一つの兄弟戦隊「ゴーゴーファイブ」も同数2位というのも予想していた通りでした。が、「ジェットマン」が同数2位と高くなったが、この作品は筆者が好きな作品ということも関係しているのでしょう。(筆者の独断と偏見でオマージュ認定を行ったから、そうなりますね...)また、「歴代戦隊へ」と言いつつ、海外に飛び出した「パワーレンジャー」や、掟破りで「マジレンジャー」自身も認定されているということで、これまでの「戦隊」の全作品が繋がることになったのは「戦隊30周年作品」に対して敬意を表すということにします。(以下、その結果です。括弧内はポイント数)

1位 ファイブマン(21)
2位 ジェットマン、ゴーゴーファイブ(13)
4位 ダイレンジャー、カクレンジャー(10)
6位 ギンガマン(9)
7位 ゴレンジャー、バイオマン、ハリケンジャー(8)
10位 バトルフィーバーJ、デンジマン、ジュウレンジャー、カーレンジャー、メガレンジャー(7)
15位 ジャッカー、チェンジマン、オーレンジャー(6)
18位 サンバルカン、ゴーグルⅤ、フラッシュマン、ターボレンジャー、ガオレンジャー、デカレンジャー(5)
24位 マスクマン、ライブマン(4)
26位 ダイナマン、アバレンジャー(3)
28位 タイムレンジャー、マジレンジャー(2)
30位 パワーレンジャー(1)

 

魔法戦隊マジレンジャー全曲集 マジカルコンプリートソングス

魔法戦隊マジレンジャー全曲集 マジカルコンプリートソングス

  • アーティスト: TVサントラ, 岩崎貴文, 岩里祐穂, 京田誠一, 比嘉久美子, 前川淳, 山下康介, 遠藤正明, 桑原永江, 高木洋, 菊地美香
  • 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
  • 発売日: 2005/12/21
  • メディア: CD


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コメント 1

のほほん@入院待ち日記

TBさせて頂きました。

最終回で家族が揃うというのは 予定されていた事とは言え、やはり良かったです。
ラストでいきなりお母さんの存在が明らかになったゴーゴーファイブより、シリーズ構成が上手くいったのではないかと思います。
家族愛、兄弟愛といった過去の戦隊も取り上げたテーマでしたが、マジレンジャーは一番上手くまとまったんじゃないでしょうか。

スタッフ&出演の皆様に、ねぎらいの言葉をかけたいと思います。
by のほほん@入院待ち日記 (2006-02-13 07:07) 

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