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RYUKENDO #12 [特撮]

またもパワーアップとなる物語。今回はサンダーリュウケンドーの登場となった。とにかく本作品は殆ど毎回の様にパワーアップしている。'70'sのヒーロー作品では半年か1年の物語の中で、パワーアップというのは1回から2回というのが普通であり、中にはパワーアップをしない作品もある。玩具を売りたいということは分かるが、「ヒーロー番組は教育番組だ」という宮内洋先生の言葉を考えたら、こうも次々と新アイテムが登場するということは、「使い捨て」「消費は美徳」ということを推進しようというように感じられ、「エコ社会」「環境に優しく」ということには反しているように思うのですが...(そうなると、面白くなくなって見なくなるというのが精神衛生的にはいいのかもしれませんが...)それにしても、あけぼの町は日常からかけ離れているということがよく分かる物語である。かなりのブラックが入っていて面白い。ということもあってか、今回のBGMは、まともにいこうということにして、本作のOP主題歌「魔弾戦記リュウケンドー」とした。

ゲキリュウケンが反応しなくなりリュウケンドーに変身することが出来なくなった剣二。そんな状態で、あけぼの町にかつて無い魔的波動が現れる。それはジャークムーン城であった。で、またも落雷攻撃。町は壊滅的な打撃を受ける。また、あけぼの町の住民には避難命令がでる。住民たちを誘導する市子さんと律子さんは防弾チョッキを着用の上、機関銃を携帯するというように装備がエスカレートしている。でも、あの署長のことだから、発砲したらやっぱり始末書なんでしょうか?(でも、二人とも派手に撃っていました。)また、避難したいのまたの女将さんは、警察幹部に対して「何であんたたちがいの一番に避難しているのさ」。更に、子供を捜してと頼む母親は無視で、お寺のお坊さんに言われて探させようとするが、そんなんで法統に動くとは思えない。これはまさに税金を無駄に使うだけのゴミということで、存在価値はない。(ここまで警察をバカにするのもまた面白い。)

そんな中、町内会の人たちはリュウガンオー一人に任せるのは名折れだとして戦闘機で出撃する。しかもかつて怪獣と戦ったことがあると言っている。しかし、一体そんなもの、何処に保管していたのでしょうか。しかも、直ぐに出撃できると言うことは、普段からそれなりの整備を行っていたということになる。滑走路は何処にあるのでしょうか?町の地下には町内会の秘密基地があるのでしょうか?それにしても、やっぱりこういう常人離れした人でないと、あけぼの町には住めませんね...

ジャークムーン城はパワースポットに向かっている。五月蠅い蝿を始末しろ、というジャークムーンの命令で、ツカイマたちが応戦するが、手投げ弾もどきを投げているだけ。って、時代設定、間違っていませんか?

そんな中、ゲキリュウケンに話しかけ、リュウケンドーに変身することが出来た剣二がリュウガンオーの前に現れる。で、ゲキリュウケンの発案によって、リュウケンドーが魔弾斬りで裂け目を作り、そこにドラゴンキャノンを撃ち込むという作戦に出る。ゲキリュウケンの発案と言うことでリュウガンオーは同意する。が、その策も全く歯が立たなかった。で、ジャークムーンの挑発もあり、調整したサンダーキーを使い、サンダーリュウケンドーの登場となる。で、雷鳴斬りでジャークムーン城を真っ二つに。(そんなに簡単にと言うことは、凄いパワーを持っているということになるけど、これも一、二回で通用しなくなるのがパターンだからなぁ~)

戦いの後、不動に深々と頭を下げる剣二。「よく戻ってきたなぁ~」という台詞はともかく、「ここはあけぼの町だからなぁ」って、やっぱりあけぼの町は変な町だというを教えてくれている。この不条理な世界、突き進んでいってもらいたいところである。

尚、来週からは下記のように一部作品の放送枠が移動になると言うことで「地獄の日曜日」の幕開けとなる。ということで、本作をUPする時間は後ろにずれることになるでしょう。

(放送枠移動作品)
・「ケータイ刑事 銭形雷」日曜23:00 → 土曜23:00 (4/1より)
・「ケータイ刑事 銭形泪」木曜22:00 → 日曜10:00 (4/2より)
・「ウルトラマン」(「マックス」終了、新番「メビウス」)の放送枠
 土曜7:30 → 土曜17:30 (4/8より)

魔弾戦記リュウケンドー(DVD付)

魔弾戦記リュウケンドー(DVD付)

  • アーティスト: きただにひろし, 磯崎健史, 家原正樹
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/15
  • メディア: CD

魔弾戦記リュウケンドー

魔弾戦記リュウケンドー

  • アーティスト: きただにひろし, 磯崎健史, 家原正樹
  • 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/15
  • メディア: CD
↓「サンダーキー」から「雷」つながりで、こういう本をピックアップしておきます。
カミナリはここに落ちる―雷から身を守る新しい常識

カミナリはここに落ちる―雷から身を守る新しい常識

  • 作者: 岡野 大祐
  • 出版社/メーカー: オーム社
  • 発売日: 1998/12
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
↓「ブラック」が利いた映画と言ったら、長いタイトルのこれでしょう。
博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を・愛する・ようになったか

博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を・愛する・ようになったか

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: DVD
博士の異常な愛情 40th アニバーサリー・スペシャル・エディション

博士の異常な愛情 40th アニバーサリー・スペシャル・エディション

  • 出版社/メーカー: ソニー・ピクチャーズエンタテインメント
  • 発売日: 2005/08/24
  • メディア: DVD

 


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