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Garo #25[Final] [特撮]

遂に最終回。(これで来週からは日曜が少しは楽になる... いや、「銭形雷」「銭形泪」の放送日変更により、とんでもない状況になっちゃった...)最終回ということで、じっくりと見直してから書こうということと、「ケータイ刑事」が2本(「雷」&「泪」)もあるということで、いつもは日曜にUPする所をこのように月曜日に回すことにした。それにしても密度の高い物語でラストを締めくくってくれました。BGMは本作のサントラ盤としたかったが、現時点ではまだ未発売なので、2代目OP主題歌としてスタート。(でも、今回はOP主題歌が流れなかったので、気分を盛り上げることにもなった。)

OP主題歌が流れず、番組タイトル、サブタイトルが出るといきなり本編へ。鋼牙がメシアに攻撃を仕掛けるが、全く相手にならない。メシアは鋼牙を吹き飛ばすと、後は無視してカオルの体を目指して歩き出す。更に鋼牙には大量のホラーが襲いかかる。一方、銀牙は獣化ガルムとのバトル。ということで、冒頭からトップ・ギアに入り、とにかく見せてくれます。

鋼牙のことを心配するカオルの前には父が現れた。「描けばいいんだ」と父はカオルに言う。「お前は剣士じゃない。だから絵を描けばいいんだ」これは冴島大河の言葉の受け売りとはいうものの、良いことを言ってくれます。(自分の役割を果たせばいい)で、カオルの手には筆が。で、絵を描き始める。

鋼牙はホラーを次々と粉砕するが、とにかく数が多すぎる。銀牙もガルムに押されていて、分が悪い。そんな中、メシアがカオルの体を目指して飛び始めた。後を追おうとする鋼牙の前には大量のホラーが... で、流石の鋼牙もホラーに押さえ込まれてしまう。が、カオルが描いた羽根を持った黄金騎士の奇跡が起こる。一気にホラーを粉砕し、鋼牙はメシアの後を追って空を飛んでいく。(それにしても、メシアって、空を飛ぶ巨大空母って感じですね)

一方、涼邑零もガルムの前でボロボロに。が、「待て~!」と助っ人が現れる。なんとソウルメタルを手にしたゴンザであった。で、涼邑零をかばうようにしてガルムの前に立ちはだかる。が「お前にソウルメタルを操れるのか?」というガルムの言葉によって剣は床に、更にガルムの一蹴りで飛ばされてしまう。ガルムは涼邑零にトドメを刺そうとしてゆっくりと近づいていく。そこにゴンザがソウルメタルの剣を託すように渡すと、床を走って涼邑零の側に剣がわたる。で、それを手にしてワンチャンスでガルムを倒す。

鋼牙とメシアのバトルは、再び地上戦になっている。が、メシアの千手観音の手のような攻撃で黄金の鎧が解けてしまう。しかし鋼牙には黄金の羽根が出てきて鋼牙の姿のままメシアを目指して突っ込んでくる。そして剣をメシアの眉間に突き刺すことに成功する。「我が名は黄金騎士だ!」鋼牙が格好良くきめると、メシアは後ろに倒れていって爆発して消えた。が、今度はキバが鋼牙を狙う。必死で逃げる鋼牙。その鋼牙の手を掴んだのはカオルだった。(まさに天使の微笑みのカオルです)そして二人は魔導陣を通って戻ってくるが、二人の手はしっかりと握られている。駆け寄るゴンザと涼邑零。ここで一瞬は「よかった」となるものの、魔導陣から閃光が走ると、直ぐに構える鋼牙と涼邑零。そしてまぶしいばかりの光を放つと、キバが現れた。

「バラゴは死んだはずだ」と涼邑零。しかし「俺はバラゴでも龍崎駈音でもない。我が名はキバ、暗黒騎士」と言うキバ。鋼牙と涼邑零は鎧を召還しようとするが、キバが結界を張っていて鎧を召還できない。ザルバが「俺を裂け目に投げ込め」と指示すると、それを行おうとする鋼牙。しかし、キバによって涼邑零が吹き飛ばされてはて鋼牙も倒れてしまう。が、何とかザルバを裂け目に投げ込んだ鋼牙。キバは二人を相手に優勢にバトルを進めている。が、魔導陣が元の大きさに戻ろうとしていて、次第に大きくなっていく。で、ビルを吹き飛ばしてしまう。鋼牙とキバは空中戦に。これには空を飛んでいる魔導陣が絡み、その上でのバトルが繰り広げられる。

が、魔導陣はある高層ビルの横っ腹に突き刺さってしまう。が、鋼牙とキバのバトルは続く。ピンチの鋼牙を救ったのは涼邑零で、彼もここに参戦する。しかし、キバによって魔導陣が突き刺さっているビルの中に放り投げられてしまう。その弾みなのか、魔導陣はバランスを崩してビルの横っ腹から抜け落ちる。再び空中戦となった鋼牙とキバ。更に魔導陣は地上に落下して転がっていく。(こういうシーン、どこかの映画や某特撮作品でも見たことがあります。(映画では観覧車、特撮作品ではでんでん虫でしたが...)→でも、そういうことを感じさせない密度の高さが本作にはある。)魔導陣は港に停泊中の船に激突。鋼牙とキバは港に投げ出されてしまう。剣と剣の激しいバトルが繰り広げられる中、一瞬の隙をついて鎧を召還しようとした鋼牙。キバを蹴り飛ばして鎧を召還した。そしてキバとのラストバトルでキバを粉砕する。そして、そこにカオル、涼邑零、ゴンザの3人も駆けつけるが、ザルバが力を使いすぎたということで消滅してしまう。

鋼牙が北の管轄に行くことになり、カオルとの別れとなる。また、カオルはイタリアに留学することになったのだった。(えっ、鋼牙とカオルは結ばれるんじゃないの...???)しかし、自分の夢に向かって歩んでいこうとするカオルの姿はまぶしいぐらいに輝いています。鋼牙にプレゼントを渡すカオル。更に、涼邑零が現れる。「西の番犬所からのご褒美だ」ということで鋼牙に渡されたのはザルバだった。しかし、鋼牙との記憶は残っていないという。で、鋼牙は「ザルバ」と名前を付ける。(旧魔戒語で「友」という意味)また、鋼牙は涼邑零に東の管轄を託した。で、彼は去っていく。また、カオルと別れの言葉を交わした鋼牙はゴンザが運転する車に乗り、新たな地へと旅立っていった。カオルからのプレゼントを開けてみると、とれはあの絵本「黒い炎と黄金の風」であった。1ページ目から読んでいく鋼牙。カオルの姿が浮かんできて涙を流しそうになる鋼牙。絵本の最後のページは...

「終」という文字の下に「暗黒魔戒騎士篇」という文字がある。ということは、ここまでの物語は「暗黒魔戒騎士篇」だったということになる。で、この文字が消えると、雪原の中を鋼牙が歩を進めている。「ここから先が北の管轄か」と鋼牙。是非、続編を見たいものです。

それにしても、本当にクオリティの高い物語でした。CGを使った映像だけでなく、バトル・アクションもクオリティが高く、しかもたっぷりと見せてくれました。やっぱり雨宮監督といった所ですね。また、出演された皆さん、スタッフ、関係者の皆さん、素晴らしい作品をありがとうございました。お疲れ様でした。

ところで、続編を制作するのであれば、その時からはワイド画面の16:9で制作するようお願いします。(時代はもはや、ハイビジョン24Pに突入していますからね。)「牙狼」における唯一の不満点というのがこの部分でもありましたし...(映像作品の世界の先端をいく雨宮監督だったらば十分承知しているとは思いますが...)

 

牙狼~SAVIOR IN THE DARK~

牙狼~SAVIOR IN THE DARK~

  • アーティスト: JAM Project, 影山ヒロノブ, 須藤賢一, きただにひろし, 奥井雅美, 河野陽吾
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2006/01/25
  • メディア: CD

↓いずれもが4/26発売です。

牙狼<GARO> 1

牙狼<GARO> 1

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: DVD

TVドラマ「牙狼」オリジナルサウンドトラック

  • アーティスト: TVサントラ
  • 出版社/メーカー: ランティス
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: CD

牙狼ビジュアルブック

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: ホビージャパン
  • 発売日: 2006/04/26
  • メディア: 大型本

↓ゲームも発売になります。

黄金騎士牙狼<GARO>(限定版)

黄金騎士牙狼(限定版)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • 発売日: 2006/04/20
  • メディア: ビデオゲーム

黄金騎士牙狼<GARO>(通常版)

黄金騎士牙狼(通常版)

  • 出版社/メーカー: バンダイ
  • 発売日: 2006/04/20
  • メディア: ビデオゲーム

↓本文中に記した映画、某特撮作品というのは次の作品です。

1941

1941

  • 出版社/メーカー:
  • メディア: DVD

ビーロボカブタック(1)~対決!カブタック~

  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 1997/05/21
  • メディア: ビデオ
↓尚、本作DVDの第2巻は5/26発売。また、全7巻となるとのことです。

牙狼 2

  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
  • 発売日: 2006/05/26
  • メディア: DVD

↓「千手観音」について

魅惑の仏像 千手観音―奈良・唐招提寺

魅惑の仏像 千手観音―奈良・唐招提寺

  • 作者: 小川 光三
  • 出版社/メーカー: 毎日新聞社
  • 発売日: 2001/02
  • メディア: 単行本


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コメント 3

モンド

 はじめまして、モンドと申します。申し訳ありませんが、間違えて2重にトラックバックしてしまいました。

 GAROは近年まれに見る名作でした。ここまでの作品を作ってしまって雨宮監督は次回作を作れるのかと余計な心配をしてしまう程に感動いたしました。
 
 続編ですか・・・・・・。見たいような見たくないような複雑な心境ですね。
by モンド (2006-04-03 22:59) 

小雪

初めまして!
ごめんなさい・・・私も二度クリックしてしまいました。
PCが未だに使いこなせていません。お許し下さい。
(薄桜記・さくらうた)
by 小雪 (2006-04-03 23:22) 

3barukan

はじめまして!TBありがとうございます。
GAROは近年稀に見る名作でしたね。俺も続編が見たいです。
最終決戦の転がるリング・・・俺はオーレンジャーのジャイアントローラーを思い出しました。
by 3barukan (2006-04-05 11:28) 

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