Boukenger task8 [特撮]
今回は「幻の大陸アトランティス」「オリハルコン」という名前が登場。更に、ヒーロー作品ではお馴染みの「ニセモノ」が登場するというように、嬉しいものが登場しました。尚、「アトランティス」「オリハルコン」という名前から思い出されるのは、光瀬龍先生原作、萩尾望都先生の絵による漫画「百億の昼と千億の夜」である。(阿修羅ちゃん、好きだったなぁ~)が、この作品は映像化されていないので、映画「アトランティス/失われた帝国」のサントラ盤をBGMにすることにしました。
ピンクが海の中、プレシャスを探している。反応があり「とうとう見つけたかもしれません」とピンク。が、ガジャの呪文の声が聞こえてきて、プレシャスはガジャの手に。しかし、ボウケンジャーは楽々取り返す。この時、メンバー内でパスをしているが、これはゴレンジャー以来続く必殺技のパスへのオマージュ。それにしても、戦闘員・カースとガジャだけというのでは、戦力的にはやはり弱いとしか思えないのですが... 更に、一気の攻勢に出て、ガジャを拘束しようするが、これは失敗。ボウケンジャーは「オリハルコン」の可能性があると思っているが、ガジャは「それはヴリルだ」
基地に戻ったボウケンジャーの面々は牧野に託す。牧野は早速研究を始める。が、それはロシア人形・マトリョーシカのように、中からまた同じ人形が出てくるような構造だった。が、何か要すがおかしい。で、側にあったものに擬態して牧野を襲う。(「擬態」って、仮面ライダーカブトに登場するワームですかねぇ?)
一方、ボウケンジャーの面々は牧野の調査が終わるまで自由にして良いぞ、ということからお出かけを考える。ブルーはやりたいことがある、と言って基地に残ると言うが、もう一人、誰が残るかは「しりとり」で決めることに。ブラックから始まり、「さば」→あんた、「仮面ライダーカブト」の見過ぎです。続いてピンク「バルカンほう」→結構、過激なことを考えているさくら姉さんです。(今回の「30戦隊大全集」が「サンバルカン」ということへの伏線というように解釈してもいいかも...)レッド「うし」→オーソドックス過ぎますね。イエロー「しんごうき」「シーソー」が頭に浮かぶが口にしたのは「しょくパン」ということで負け!って、こんなに簡単に決着が付くなんて、ちょっと情けないかも...
留守番をしているブルーとイエローだが、ブルーが自分のことを色々と調べていることを知ったイエロー・菜月は「菜月のこと信じてくれていないなんて、ショック」ということで険悪なムードに(「来ないで、しらない」という菜月の棒読み口調が面白い!)ブルーは牧野の様子を見に行くことでその場を誤魔化す。牧野の部屋に行ったブルーは椅子が二つあるのに気づくが、それに座ってしまう。すると椅子が襲ってきた。で、椅子はエレベータに乗って逃亡。ブルーは倒れている牧野を発見。で、オリハルコンではなくヴリルと言うことが分かる。
外出したレッドは本屋さんでアトランティスに関する書籍(「失われた楽園「アトランティス」」を手にしていた。その横には「幻のアトランティス」という書籍がある。)で「ヴリル」という言葉を発見する。→やっぱり、リーダーらしいリーダー、人格者レッドは常に何かをしています。一方、さくら姉さんはあんみつを食べている。(更には、注文したぜんざいが出てくる。で、食べ終わるとお膳が5つも並んでいる。)→おやまあ、食い気ですか。でも、知的な女性には大食いというキャラがいます。(「ケータイ刑事 銭形泪」の泪ちゃん、「ストロベリージャンボパフェ 白玉あんみつティラミス添え」というのは有名ですね。)さくら姉さんもそういうキャラなんですね。で、キレンジャーから続く大食い精神をしっかりと継承してもらいたいものです。ブラックは楽器店に入り、ギターを弾いてみている。
基地に残っている菜月の前に現れたブルー・蒼太の様子がおかしい。で菜月を襲う。で、蒼太が大事にしているギターを壊したことから菜月は蒼太ではないと感じ「あなた、誰?」しかし、ニセ蒼太は菜月を襲い続ける。一方、牧野の介護をしていた蒼太は菜月が危ないと感じてサロンへ慌てて戻っていき、間一髪の所で菜月を守る。で、蒼太とニセ蒼太はもみ合いに。が「本物の蒼太さんは一人だけ」という菜月の言葉で発憤。が、今度は冒険ブルーに化けたヴリルは逃亡を図る。追っていく蒼太はブルーに変身。で、ブルーとニセブルーのバトルに... →ニセモノ登場の醍醐味ですね。
外出した三人が戻ってくるが、菜月が慌てて飛び出していく。で、本屋で学んだレッドは事情が分かった様子で、菜月の後を追って合流する。で、ブラックが「ニセモノはお前だ」として銃を撃ったのは菜月だった。が、間一髪、一方のブルーが菜月を救った。ということで、ニセモノが判明する。が、今度はニセブルーは細胞分裂というか分身というか、2体になって問うそうする。後を追う4人が攻撃すると更に分裂するニセブルー。(忍者の血を引くイエローマスクが分身の術でたくさん登場したことがあったが、それはニセモノではないし、アバレイエローも劇場版では大量の数になったなど、こういう先例はいくつかあります。が、ここはイエローマスクの「マスクマン」に捧ぐとしておきましょう。)
そこに本物のブルーがゴーゴーミキサーに乗って現れると、大量のニセブルーを粘着液で固めてしまう。(って、ゴキブリホイホイのような感覚ですね。)が、大量のニセブルーが合体して巨大化するとダイボウケンの姿に...(でも、情報量が少ないのか、ブロック・ノイズ(デジタル放送でアンテナ入力レベルが低いと画面に出ます。更に入力が弱くなると、映りません。また、携帯の動画ではしょっちゅう目にしますね。)の固まりです。→芸が細かいなぁ~)で、対抗上、本家・ダイボウケンとのバトルになる。が、自在に身を分解するニセモノに攻撃が通じない。で、ゴーゴードリルとゴーゴーミキサーを武装合体。(本当にまたも新バリュエーションです。)で、今回は砂を積める所が出なかったものの、ミキサーのセメントでニセモノを固めてからドリルでトドメを。
基地に戻ってきたみんなはさくら姉さんが買ってきたおみやげを食べようとしているが、牧野はオリハルコンではなかったことにショックを受けている。が、「ヴリルがあったからアトランティスもきっと実在したはず」とレッドとピンクがフォロー。一方、蒼太は5人のデータを消去して、菜月とデートへ。
30戦隊大全集。5回目の今回は「太陽戦隊サンバルカン」(ちゃんと登場順にやってくれます。)この戦隊は3人戦隊であり、女性戦士がいない唯一の戦隊である。巨大ロボは遂に合体ロボとなり、現在に至っているが、何と言っても前作「デンジマン」のヘドリアン女王がこの作品にも登場し、「デンジマン」と連続した世界観の物語となっている。また、戦隊長官はあの岸田森さんが演じている。もう一つ、サンバルカンは途中(24話以降)でレッドに変身する人物が交代したという主役交代劇があった作品でもある。(初代レッドは殉職したのではなく、NASAに行った。)で、2代目レッドによって、後に定着することになる「剣」というものがたっぷりと楽しめるようになりました。尚、「1たす2たすサンバルカン」というのは、34話以降のED主題歌の曲名でもある。レッド、ブルー、イエローはモチーフとなった動物(の人形)を手にしていましたね。
アトランティス/失われた帝国 ― オリジナル・サウンドトラック
- アーティスト: サントラ, マイヤ
- 出版社/メーカー: エイベックス・マーケティング・コミュニケーションズ
- 発売日: 2001/10/31
- メディア: CD
↑サントラ|DVDソフト ↓
↓「百億の昼と千億の夜」(小説と漫画があります)
- 作者: 萩尾 望都
- 出版社/メーカー: 秋田書店
- 発売日: 1992/11
- メディア: 新書
萩尾望都作品集第Ⅱ期 1 百億の昼と千億の夜1巻 [少年向け:コミックセット]
- 作者: 萩尾望都
- 出版社/メーカー: 小学館
- メディア: 新書
スーパー戦隊シリーズ30作記念主題歌コレクション 太陽戦隊サンバルカン
- アーティスト: 串田アキラ, こおろぎ’73, 山川啓介, 渡辺宙明, コロムビアゆりかご会
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2006/03/22
- メディア: CD
ANIMEX 1200シリーズ113 太陽戦隊サンバルカン MUSIC COLLECTION
- アーティスト: TVサントラ, 串田アキラ, こおろぎ’73, 山川啓介, 渡辺宙明
- 出版社/メーカー: コロムビアミュージックエンタテインメント
- 発売日: 2005/03/23
- メディア: CD
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