RYUKENDO #22 [特撮]
今回はコミカル編。最近のヒーローによく見られる「ヒーローのヘタレ・キャラ」化を推し進める物語である。これって、下手をすれば一気にヒーローの魅力を失うことにもなってしまうので、良い方に転べばいいが、悪い方に転がると悲惨なことになってしまう。が、SHOTは秘密の組織ということ、また、あけぼの署はオバカな警察署ということもあり、悪い方には転がることはなかった。で、BGMは、少し古いものであるが、「『超・激戦士伝』新日本プロレス」というプロレスのテーマ曲を集めたオムニバス盤としてスタートです。
Dr.ウォームが、ロッククリムゾンの復活の儀式を行っていた。が、一部が欠けていたことから復活できない。で、何故かレディーゴールドがそれに協力する。で、ツカイマたちがその欠片を探しているが、リュウケンドーとリュウガンオーが始末しに現れる。が、リュウジンオーに先を越され、負けまいと競い合う。(という伏線を最初に用意。)で、ツカイマたちを撃破するも。レディーゴールドはロッククリムゾンの欠片を回収し、姿を消してしまう。
その後、変身を解除した3人はいがみ合いに。だが、そこに「その勝負、私が預かります」と、海さん登場。軽く3人に一撃を入れ、その場を収めてしまう。で、勝負をするならこれに参加してください、ということで「あけぼの武道大会」のポスターを見せる。(で、その審査委員長に「西園寺海」とある。)で、この武道大会は町内会のみんなが自警団を結成し、そのリーダーを決めるというものだった。→でも、戦闘機をもっているぐらいだから、SHOTよりは頼りになりそう... で、続々と出場を申し込む町の人たち。
一方、Dr.ウォームは、レディーゴールドが回収した欠片を「超強力せっちゃくざい」(このように記載されてあった)を使って修復する。すると、ロッククリムゾンが復活した。で、作戦を練ろうとするDr.ウォームだったが、「その前に」ということで、いつもレディーゴールドが座る魔法陣に「超強力せっちゃくざい」を塗っておいて、そこに引っ付けてやろうという悪戯を実行するが、彼の計算通りには行かず、背後から現れるレディーゴールド。で、魔法陣を叩くDr.ウォームの左手が「超強力せっちゃくざい」の餌食になって... と、お約束通りのオバカを披露してくれる。で、レディーゴールドは武道大会のポスターを見せ、それを襲う作戦を立てる。で、ロッククリムゾンに「そんなことも気づかないなんて、あんたってバカ」と言ったことから、ロッククリムゾンは切れてしまう。で、暴走を始める。
武道大会の日、人々は次々と会場に集まってくる。組み合わせ抽選が行われ、剣二は一回戦で白波を倒し、決勝で不動を倒して優勝ということを巻得ていたが、「優勝は俺だ」と不動、「寝ぼけたことを」と白波。ということで、この3人の間で火花が散ることに。が、何だかんだで大会が始まる。試合の方は、もうオバカ路線丸出しで、警官VS岡っ引きで始まるが、律子VS市子はマシンガンとバズーカ砲の対決(重火器仕様はルール違反で両者失格)、剣道対決、柔道対決があり、花屋のかおりさんは生け花(華道)って、やっぱりこの人もあけぼの町の住民であり、やっぱり変です。
そんな中、ツカイマたちはロッククリムゾンを導いて町の中に入っていた。SHOT基地では、これまたお気楽に鈴と瀬戸山が腕相撲をしている。→勝負したいのなら、武道大会に出場すればいいのに...
で、いよいよ剣二VS白波の対決が始まる。が、そこに「魔物だ」ということで会場はパニックになる。剣二はリュウケンドーに変身しようとするが、不動が「ここで変身したら正体がばれるぞ」と言ったことから、走り去っていく白波の後を追っていく。が、市子&律子がそれを見ていて「逃げた!」と、しっかりチェックが入っていた。で、署長たちも「撤退」と言うことを口にするが、かおりさんが「海さん一人を置いて逃げるんですか?」と言ったことから、「力を合わせて戦いましょう」ということで、町の人々も立ち上がる。
一方、白波はトイレに駆け込んでいて、変身しようとしていた。そこに剣二と不動もやってきて一悶着。で、結局は3人はそれぞれトイレの個室に入り、変身する。で、戦いの場へ向かう。しかし、町の人たちはそれぞれ必死になって戦っている。市子&律子の重火器が火を噴き、かおりさんは生け花攻撃。(「必殺仕事人V」の花屋の政です。)
リュウジンオー、リュウガンオー、リュウケンドーも会場の体育館に戻ってきて、名乗りのポーズを決めようとするが、そこには誰もいなかった。で、「えいえいおーっ!」という町の人々の歓声が届く。結局、町の人たちが魔物を撃退したのだった。が、もう一方の魔物(ロッククリムゾン)がもう一ヶ所のポイントで暴れており、SHOT本部から連絡が届く。(が、SHOT基地では、お気楽に紙相撲で盛り上がっている...)
ジャマンガの幹部を倒した奴が一番強い、ということになり、3人はロッククリムゾンに向かっていく。先鋒はリュウジンオーで、一撃でロッククリムゾンを倒し爆発飛散するが、直ぐに復活再生してしまう。で、続いてリュウガンオーが攻撃する。またも簡単に撃破するが、またも再生する。で、リュウケンドーの番とばかりに戦いを挑もうとする剣二だったが、ゲキリュウケンが「また再生されるぞ」と言ったことから、ロッククリムゾンの反撃を食らってしまう。が、弱点に気づいたのはゴウリュウガンだった。更にザンリュウジンも負けていない。ゲキリュウケンの助言でファイヤーリュウケンドーになり、ファイヤーコングを召還し、ロッククリムゾンを撃破、続いて再生させていた岩石の玉を撃破して、完全に倒す。(結局、ロッククリムゾンて、派手に飛散しまくっただけですね...)
で、「俺が一番」と剣二。が、「弱点に気づいたのはゴウリュウガン」だと不動、「ザンリュウもだ」と白波。で、相変わらずの3人は武道大会の会場に戻ってきて、決着は武道大会で付けようとするが、既に表彰式が行われていた。優勝したのはかおりさんということだった。海は「花を愛する優しい心には誰も勝てなかったようです」ということで、自警団の団長はかおりさんに決定した。で、市子&律子が「へっぽこ三人組」と名付け、あっという間に町の人たちの間に広まってしまった。これにより、剣二たちは「ヘタレ」として町の人たちに認識されることになりました。(が、正体がばれていないので、変身後のヒーローまでヘタレ・キャラになったわけではありません。)
↓思いついたものです。
(「ヘッポコ三人組」から迷探偵・ボームズ&銀田一を)
↓こういうのもあります。
↓今後発売になるもの
魔弾戦記リュウケンドー オリジナルサウンドトラックアルバム Vol.2
- アーティスト:
- 出版社/メーカー: カッティング・エッジ
- 発売日: 2006/06/28
- メディア: CD
コメント 0