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ケータイ刑事銭形雷24話 [ケータイ刑事]

7月からは高村さんが復帰するということで2nd.シリーズに突入する「銭形雷」ですが、トミーは次の前後編が最後となる。その前に、伝説の四姉妹の時にも登場した「怪人○面相」(今回は「5面相」である。「・2nd.5話」の時は「十面相」、「・1st.4話」の時は「八面相」、「・2nd.3話」の時は「六面相」であり、それらの時は数字は漢数字だったが、今回はそこが変わっている...)の登場である。このように、シリーズを通して登場するキャラというのは、実に嬉しいところである。ということで、今回の物語を見る前には上記3つの物語を見ておいたが、それが役に立った。何せ、それらの物語に沿っている所がちゃんとあります。でも、それらの焼き直しだけではなく、しっかりとオリジナルの部分もある。(尚。それぞれの物語については、「・2nd.5話」はこちら、「・1st.4話」はこちら、「・2nd.3話」はこちら、にそれぞれ記しているので、ご覧頂ければ幸いである。また時間がない方も、最低でも「怪人○面相」の初登場となった「・2nd.5話」だけでも見ておいた方がいいでしょう。)ただ、これまでは「迷探偵」としてジャーロック・ボームズと銀田一ゴースケが登場したが、今回はそれがいずれも「2世」ということになった。でも、「2世」と言うのは実は「弟」である。「兄が…」という台詞が頻繁に出ていたが、この二人も相変わらずの「迷探偵」であり「名探偵」ではないところは変わらない。(この「へっぽこ」コンビも「怪人○面相」の物語の楽しみなんですよね。)更に、トミーということで、待望の「トミーとマツ」のネタも登場するということで、とても楽しい物語でもある。では、今回もいつものように、長文&ネタバレありでいきます。

トミーが「恐竜検定参考書 4級」を手にして勉強している。(今回の「怪人○面相」は英語ではありません。)そこに雷ちゃんが「岡野さん」と言って入ってくると「何してるんですか?」トミーは参考書を隠して「何でもないよ」と言うも、雷ちゃんがその本を奪い「恐竜検定4級はもう取ったって言ってませんでしたか?」と突っ込まれると「復習、これは復習ですよ」と慌ててホワイトボードに書かれた「必勝!!4級」という文字を消す。「本当はまだ5級しか持っていないんでしょう」と言う雷ちゃんに対して「バカなことを言うんじゃないよ」とトミー。が「嘘をついたら雷落としますよ」と雷ちゃん。が「4級は持ってますよ、来週にはね」とトミー。ということで、来週は「恐竜検定4級」の試験が行われるのだした。「が、必ず、必ず受かりますよ」とトミー。そして「落ちる様なことがあったら、この髭を剃っても構いませんよ」と自慢の髭をさすって約束する。

そうしていると、そこにちょび髭を蓄えたやや小太りの鰻屋の出前持ちがやってきて、鰻重の出前を届ける。でね雷ちゃんは「岡野さん、ごちそうしてくれるんですか?」と笑顔になる。が「頼んでないが...」とトミー。しかし出前持ちの男は「お代は戴いています」と言い、今回は極上の肝吸いをサービスと言って、一つ置いていくと退場する。「誰が頼んだんですかね?」と雷ちゃんは大きなお重と肝吸いを取るが、「これは私に対するご褒美ですよ」と言うと、大きなお重・肝吸い付きを奪い返し、雷ちゃんには小さなお重を渡す。そして「流石警視総監殿、分かっていらっしゃる。刑事の任務を完璧にこなしながら、しかも子守まで務めているということの労いですね」ということで、高村さんと同じ発想のトミーです。で、肝吸いに箸を付けるが、「労ってもらいたいのはこっちの方です」と雷ちゃんは言いながら、大きなお重を奪う。しかし「君は子供なんだから、小さい方で構わないでしょう」と、トミーも大きなお重は譲らない。が、再び肝吸いを口にしている間に大きなお重は雷ちゃんが奪い、「いただきま~す」と言うと、雷ちゃんは蓋を開ける。が、中には「銭形雷さま」と書かれたビデオテープが入っていた。

早速そのテープを再生してみると、シルクハットを被り、覆面メガネを掛けていて、黒いマントを羽織っている男が高笑いしながら登場し「怪人5面相、ただいま参上!」と名乗る。(ここも、十面相の時と同じです。)「怪人5面相?」と雷ちゃんとトミーはハモるが、5面相のメッセージは続く。「実は既にキョの三宝の一つ、メガロザウルスの骨は戴いた。これからイグアノドンの歯を戴きに行く」ということで、本日午後3時に恐竜秘宝館に集まれ、とへっぽこ探偵たちへ挑戦状を叩きつける。で、トミーは「メガロザウルスの骨、イグアノドンの歯と言えば世界遺産じゃないか」と慌てる。そこに「警視庁から入電中」ということで、「怪人5面相から怪盗予告あり」ということで、直ちに現場に急行せよということに。

恐竜秘宝館に到着した雷ちゃんとトミー。「キョの三宝」(今回は「ラ行」(漢字)じゃないんですね...)とはクレオパトラやナポレオンも欲しがったというお宝中のお宝だとトミーが説明してくれる。雷ちゃんは「赤坂にそんなお宝があったんですか?」と、「キョの三宝」については知らなかった様子。が、トミーの様子が変で「銭形くん、私はちょっと」と言うと、トイレに駆け込んでいく。で、しばらくしてトイレから出てきたトミーに「岡野さん、大丈夫ですか?」と言う雷ちゃんだったが「大丈夫」とトミー。そこに二人の男が近づいてくると「はじめまして、銭形雷さん」と挨拶する。「あなたのご活躍の噂は我々の業界でも有名ですよ」と、これまた十面相の時と同じ台詞。それを語ったのは「名探偵」銀田一ゴースケ2世だった。(「名探偵」って「迷探偵」じゃないの?しかも「2世」って?)更に、もう一人の男も「お目にかかれて光栄でございます」(こちらも十面相の時と同じ台詞です)と挨拶する男は「名探偵」ジャーロック・ボームズ2世だった。(こちらも「迷探偵」の誤りのはず/「2世」って?)が、ボームズ2世に対しては「何処かで見たことがあるような気がする...」と雷ちゃんに対して「イヤ、気のせいです」とボームズ2世。そこにもう一人男がやってきて「あの、わたくし恐竜秘宝館館長の寺野です」ということで挨拶するが、この度は大変なことになり、どうしたらいいのでしょうか?と途方に暮れている。(今回の館長は、怪我をしてはいませんでした。)が、ボームズ2世が間髪入れずに「イグアノドンの歯を見せてくださいな」と言うと、側にあった「イグアノドンの歯」を紹介する。

「キョの三宝」とは、メガロザウルスの骨、イグアノドンの歯、スヴラウスの卵の化石の3つだと言うことを説明する寺野館長。が、メガロザウルスの骨は既に盗まれてしまったが、その時の警備はボームズ2世と銀田一2世のお兄さんたちに頼んだということだった。(そういうことで今回登場しているのは弟の「2世」なんですね。→相変わらずボームズ&銀田一の「へっぽこ探偵」ぶりは健在なんですね。)で、その時の警備の様子を尋ねるトミー。が「この度は兄が面目ない、この度は兄がお恥ずかしい」と2世コンビは頭を下げるだけ。が、午後3時まで10分を切ったこともあり、「イグアノドンの歯」をみんなで守る、ということになる。

で、一同は、窓のない、出入り口が一つしかない部屋に移動して、そこで怪人5面相から「イグアノドンの歯」を守る。トミーが「イグアノドンの歯」を入れたケースを手に持っていて「じゃあ、絶対に大丈夫ですね」と言うが、雷ちゃんは「油断は出来ません。今まで従姉妹たちの手から盗まれてしまった秘宝もあるのですから」と、泪ちゃんと零ちゃんから話を聞いているようでした。また、ボームズ2世も「奴は、盗み出すことが不可能な状況であればあるほど燃えに燃える」、銀田一2世も「それが不可能を可能にする、兄から聞いた怪人5面相」と、この二人も色々と話しは聴いているようです。

時計の針は2:59:30を回ったところだった。で、トミーが「イグアノドンの歯」をしっかりと持ち、部屋の中央にたち、他の4人がそれを囲むように立つ。ボームズ2世は「兄が言うには、3時ジャストに真っ暗になるはず」と言うが、銀田一2世は「この懐中電灯があれば大丈夫」と言って、懐中電灯を手にする。またトミーも「大丈夫、私がしっかり持っていますから」。で、3時に近づき、「5秒前」と雷ちゃん。そしてカウントダウンを始める。「4、3、2、1」そして次の瞬間、部屋の照明が消えた。「懐中電灯は?」と館長。しかし点かない。「電池切れだ」と銀田一2世。(やっぱり、思った通り、頼りになりません...)そして「ハハハハハ…」という笑い声がすると、再び部屋の照明が点いた。(「こっちも点いた」と銀田一2世が手にしている懐中電灯も点く...)雷ちゃんは急いでイグアノドンの歯を確認するが、トミーはしっかりと手に持っていた。が、「あっ」と雷ちゃんはボームズ2世の背中に5面相からの「へっぽこ探偵たちへの挑戦状 ~その2~」というものが貼ってあるのに気づくと、それを読み上げる。予告通り「イグアノドンの歯」は戴いた、「まぬけこしぬけふぬけ探偵」ですねという挑発の言葉(3つに増えていますね)、残るキョの三宝であるウズラウスの卵の化石を10分後に戴くという第二の犯行予告が書かれてあった。(展開は十面相の時と同じ、第二の犯行予告まで10分というのは八面相の時と同じです。)

ウズラウスの卵の化石を守る、ということで、それが展示されている場所に移動した一同。「これがウズラウスの卵ですか」と言っているが「どう見てもウズラの卵だなぁ」と銀田一2世。(あなたに言われなくても、誰でもそう思います。)が、トミーが「ウズラウスの進化系はウズラなんですよ」と説明する。「よくご存知で」と寺野館長がトミーを褒めると「私、恐竜検定5級を持っていますから」とトミーは答える。が、雷ちゃんは何かに気づいた様子。みんなは卵を移動させるが、雷ちゃんは「よどむ、悪の天気

みんなは大きな講堂に移動していて、透明のビニール傘を手にしている。で「何ですかこれ?」と寺野館長が尋ねると「謎は解けたよ、ワトソンくん」と銀田一2世が口にすると、間髪入れずに「それは銭形家の専売特許です」と口をとがらせる雷ちゃん。(泪ちゃんは「私の専売特許」、零ちゃんは「銭形家の専売特許」と言いました。)「解けちゃったものはしょうがないのだ」と銀田一2世は言うと、ボームズ2世と共に、偉大なる名探偵がお前たちへっぽこ探偵(雷ちゃんとトミーのつもりでしょうが、雷ちゃんたちは「警察」の人間であって「探偵」ではないはずですが... 泪ちゃんもそう言っていましたが...)に兄から聞いたこれからの展開をお教えしましょう、ということでそれを語り出す。3:10ジャストに例の高笑いがして、ウズラウスの卵を手に入れたと言う。ここにあるのに何故?とケースを外す。天井からニセモノのウズラウスの卵が降ってくる。5面相が床にある適当なウズラウスの卵を拾い持ち去る。(が、本物は床にある。)本物を探すのはとても大変、ということだから傘をさすということで、傘を用意していた。で、いつの間にか10秒前になっていて、みんなは慌てて傘を広げ、ケースを守る。そして5秒前から雷ちゃんが「5、4、3、2」とカウントダウンをするが、ここで銀田一2世が「暗くなる」と言うと、照明が消えて本当に暗くなる。少ししてボームズ2世が「明るくなる」と言うと、照明が点いて明るくなる。

で、5面相の高笑いの声が響いてくる。(で、ボームズ2世と銀田一2世が語ったとおりの展開となる。)「これでキョの三宝は全て私のものだ」という5面相に対して、トミーと雷ちゃんは「確かにここにあるぞ!」「いいえ、まだここにあります」と結構熱くなっている。が、ここで銀田一2世が「開けて良いぞ」、ボームズ2世が「傘があるからな」と言うことで、ウズラウスの卵の化石のケースを開けようとする。「いいんですか?」とトミーが言うも「傘があるから」と言って、余裕綽々でいる。しっかりと傘でガードする中、トミーがケースを開ける。しかし、何も降ってこない。「観念したということなんですよ」とボームズ2世はすっかり勝負に勝った気分でいる。が、そこに恐竜・ティラノザウルスの人形が近づいてくる。それを目にした2世たちだったが「観念、観念」と言って笑っているだけだった。雷ちゃんも恐竜の人形に気がつくが、その時には恐竜の口から大量のウズラの卵が吐き出され、床に転がってくる。一同は驚くが、ウズラウスの卵の化石はちゃんと台の上にあり、混ざっていない。「大丈夫、卵はまだここにあります」と雷ちゃんが言うが、その時天井からバナナの皮が落ちてくる。で、一同が天井を見上げると、大量のバナナの皮が降ってくる。で、トミーが「皆さん、バナナはね、滑りますから気をつけて」と注意するが、自分がバナナの皮を分で滑ってしまい、ウズラウスの卵の化石が乗っている台を倒してしまう。で、床に巻かれたウズラの卵と混ざってしまう。(二段攻撃とは、やっぱり5面相の方もしっかりと考えていますね。)

みんなは慌ててウズラウスの卵の化石を探すが、分かるはずもない。そこに颯爽と怪人5面相が現れ、床から1つを拾うと高笑いして、「キョの三宝は全て戴いた」と宣言し「さらば」と言って姿を消す。雷ちゃんは「待ちなさい!」と言うも、逃げられてしまう。が、お気楽・ボームズ2世が「大丈夫、大丈夫。どうせこの中には本物のウズラウスの卵が必ず入っているのですから、とお兄ちゃんが言っていました」とのんびりしている。トミーは「この数の中からどうやって見分ければいいのか?」と途方に暮れた表情をする。が、やはりこちらもお気楽・銀田一2世は「割ればいいのだ」とハンマーを手にして言う。で、二人は次々と卵を割り始める。が「本物を割っちゃったらどうするんですか!」と寺野館長。(ということで、2世コンビもお兄ちゃんたちと同様のへっぽこ探偵ぶりを発揮してくれます。)で、雷ちゃんが「簡単ですよ」と言い、卵を一つずつ光に空かしてみればいい、ということで、その作業を始める。(零ちゃんの八面相・真珠/スーパーボールの時と同様の根気のいる作業です。)で、1つずつ懐中電灯の光に空かしてみる雷ちゃん。(銀田一2世は「やっとお兄ちゃんの懐中電灯が役に立ったよ~」なんてのんきなことを言っている...)で、ようやく中身が真っ黒で透けて見えない卵を発見する。で、それを館長に確認してもらうと、それが本物だった。で、館長は2世たちと共に嬉しさの舞を始める。「ここに歯も卵もあるのに、どうして奪ったなんて言ったのでしょう?」と雷ちゃん。それにボームズ2世は「嘘つきは泥棒の始まり」、銀田一2世は「奴は泥棒だから嘘つきなのだ」と、やっぱりこの二人は息のあった漫才コンビです。で、「何よりだ」と言うトミーは雷ちゃんから卵を預かり、「警察に保管しておきましょう」と言うと、みんなは宝を守りきったということで浮かれ始める。

館長とボームズ2世、銀田一2世は踊っているし、雷ちゃんにも笑顔が浮かんでいる。で、トミーは「イグアノドンの歯」と「ウズラウスの卵」をしっかりと「警視庁」と書かれたジェラルミンのケースの中にしまうと、それを運び出そうとする。が、「今回は怪人5面相はこの中にいないのか?」と銀田一2世が尋ねる。すると「今回と言うと?」とトミーが尋ね返す。「毎回毎回、怪人は誰かに化けているとお兄ちゃんが言っていた」と銀田一2世。ということで、まずは館長に疑いの目がいく。が「違う」ということで今度はトミーに... が、目が合うと大笑いを始めて、トミーも3人の中に加わり、一緒に踊り始める。雷ちゃんは何処かに携帯を掛けていたが、通話を終わらせると「そうか」と言い、「謎は解けたよ、ワトソンくん

恐竜秘宝館の表。トミーがジェラルミンのケースを車に積んでいる。雷ちゃんがそれをしっかりと見ている。が、二人の2世と館長はここでも輪になって踊っている。で、車に積み込むと、雷ちゃんに後のことを頼み、「秘宝は私が守ってみせる」と言って敬礼をしてから運転席に行こうとする。が「ちょっと待ってください」と雷ちゃんがそれを征する。そして「岡野さんに会わせたい人がいるんです」と言う。「えっ?」という顔をするトミー。「会わせたい人ってだれ?」と尋ねるボームズ2世。すると「銭形くん」という声が階上の方から届く。で、視線をそちらに移動させると、そこにはトミーがいた。「双子かよ?」と銀田一2世のボケが入るが「どっちかが怪人5面相だよ」とボームズ2世。階上にいるトミーが「今、そっちへ行くから」と言うと、一旦姿が消える。雷ちゃんは目の前にいるトミーに向かって「あれが本物の岡野さんです、ねっ、ニセモノの岡野さん」と言う。ボームズ2世たちは「逮捕、逮捕」と行ってトミーを抑えようと刷るも、簡単に身をかわされてしまう。雷ちゃんが両手を広げて待ったを掛けようと刷るも、簡単に雷ちゃんを突き飛ばして走り出していくニセモノ・トミーは恐竜秘宝館の中に入っていく。が、自動扉が開いて中に入ると、直ぐに本物のトミーと出会い頭にぶつかり、転倒する。雷ちゃんたちが急いで駆けつけるが、床に倒れている二人のトミーを見分けることが出来ない。で「どっちが本物?」と困惑する雷ちゃん。

二人のトミーは、我こそ本物だと主張するが、雷ちゃんも「本当に分からない...」と腕組みしてしまう。が、ボームズ2世が「分かった、俺に任せろ」と言い「本物の岡野さんに質問する。今まで何処で何していた」と尋ねる。「腹をこわしてトイレで踏ん張っていた」と一人が答えるが、もう一人のトミーは「それは私の台詞でしょう」と言い、「さっきの肝吸いだ、上手かったけど下剤入りだったんだ...」ということで、罠に引っかかったことにも気づいたようです。が、それを見ていた雷ちゃんは「分からない...」と首をかしげるだけ。で、銀田一2世が次の質問をする「本物の岡野さんに質問する。今までコスプレは何回?」これには「1回、お面バイカーだけ」(「・6話」ですね)と即座に答える。で「本物の岡野さんに質問する」とボームズ2世は「趣味は何だ?」と尋ねるが、「資格を集めること」と答え、資格証書を披露する二人のトミー。で、館長は「二人とも捕まえて!」と言うが、雷ちゃんかそれには待ったを掛け「大丈夫です。本物の岡野さんなら、きっとを剃れるはずですから」と言い、ポケットから安全カミソリを出す。(そんなものまで持ち歩いている雷ちゃんって...)が「それは無理だ...」とトミー。もう一人のトミーも「トレードマークの髭を剃れというのか...」と尻込みをしている。が「ニセモノの髭はニセモノのはず!」とボームズ2世。で「剃っちまえ!」ということで、館長とボームズ2世、銀田一2世は二人のトミーを羽交い締めにして髭を引っ張るが、剥がれるということは無かった。

そこに雷ちゃんが「私の知っている岡野さんは、とっても潔くて、外見よりも中身が大切だと考える人です。女性にもてようがもてまいが、髭の一つや二つ、絶対に剃り落とせるはずです」とと言い、二人のトミーに「お願いします」と言って安全カミソリを渡す。が、一人のトミーは安全カミソリを受け取ろうとせず、もう一人は受け取り「剃れば信じてもらえるんでね」と言う。で、「剃った方を信じます」と雷ちゃん。で、二人とも安全カミソリを手にするが、一人は「はあ...剃りたくない...」と言って剃ることが出来ない。もう一人は「見てくれ、この潔さを」と言うと、スパッと髭を剃り落とす。で、館長は髭を剃らなかった方を指さして「奴が怪人5面相だ」と言うと、ボームズ2世と銀田一2世と共に取り押さえようとする。雷ちゃんは髭を剃ったトミーの様子をじっと見ているが「私が岡野です」と言って安全カミソリを投げ捨てる。

そこに雷鳴が轟き、雷雲が現れる。「雷鳴轟く積乱雲。…」雷ちゃんの口上が始まり「私の稲妻でしびれなさい!」で雷が髭を剃ったトミーに落とされる。「何すんだよ!」と髭のないトミー。しかし雷ちゃんは「あなたが怪人5面相ですね、ニセモノの岡野さん」と言う。が「銭形くん、私だ、どうして信じてくれないんだ」と髭のないトミーは言う。すると雷ちゃんは「本物の岡野さんに髭を剃る潔さはありません。女性にもてたくてもてたくてしょうがない人なんですから」と言うと、髭のあるトミーも「そうだそうだ」と口にする。(で、雷ちゃんと顔を見合わせる。)また、ボームズ2世たちも歯と卵もそっくり護送車に乗せて、そのままトンズラする気だったんだ、ということを口にする。すると、髭のないトミーは笑い出し、「信じてもらえるかどうかの瀬戸際に髭の一つも二つも剃れないような男の腐ったような奴だったのか、君は」と、トミーを貶し始める。それに対して「ほっといてくれ」と本物のトミー。ニセモノは更に「だからこう言われるんだ、と・み・こ」(ということで、24話になってやっと「トミーとマツ」のネタをやってくれました。)で、興奮するトミーは雷ちゃんが征するも、ニセモノに向かっていく。で、パンチから背負い投げ、そして「怪人5面相、逮捕する」と言って右手に手錠をかける。そして「さあ、立て!」と言って引っ張り上げようとする。が、ここで5面相の手が抜ける。(泪&零の時とこれは同じです。)で、その隙に立ち上がった偽のトミーは顔のマスクを剥がす。「お代は戴いてますから」と、その顔は鰻屋の出前持ちだった。「鰻屋!」と指をさして叫ぶ雷ちゃん。更に5面相はもう一つのマスクを剥がすと、例のマスクをした顔が現れる。が、ここでまた例の如く「ジャストモーメント」と言って着替えを始める。(それをじっと見ている雷ちゃんたち。でもここでは「礼儀ですから」という台詞は出てこない。→それならば取り押さえろよ!)で、着替えが終わり、マントを羽織り、笑いながらシルクハットを被る5面相は走って外に逃げる。慌てて追いかける雷ちゃんたちも外に出る。すると、屋上から5面相の声がする。「名探偵銭形雷さん、なかなか手強いな」ということで、泪ちゃんと同じく雷ちゃんのことを「名探偵」と言って認めた。そして「でもいつか、いつの日か必ずあなたに勝ってみせる。このままでは終われない。怪盗のプライドにかけてもね」と更なる挑戦を宣言する。が、雷ちゃんは「あなたのプライドなんて、いらないプライドよ」と言う。(が、泪ちゃんのような名言とまでは言い切れません。泪ちゃんはもっと上手く切り返しました。)そして5面相は、「これはこれは、またも戦い甲斐のあるお嬢さんだ。」と泪ちゃん以来の好敵手に出会ったという口ぶりとなり、「銭形雷さん、いずれまた会える日を楽しみにしている。さらば」と言うと煙の中に姿を消してしまう。雷ちゃんは結局はどうすることも出来なかった。

恐竜秘宝館を離れて、雷ちゃんとトミーが街中を歩いている。トミーは5面相の抜けた手をまだ大事そうに持っている。で、雷ちゃんに「どうして私のニセモノがいると分かったんだい?」と尋ねる。すると「簡単ですよ」と雷ちゃん。それは「恐竜検定の5級」を持っていると5面相は堂々と言ったが、本物のトミーならば見栄を張って「5級」なんて絶対に言わない、ということでした。更に、途中でトミーに電話を入れたら、コール音は鳴っていたが(あの場にいた)ニセモノのトミーの電話は鳴らなかったということだった。で、トミーは今度自分の前に現れたら必ず逮捕して怪人のお面を全て引っぱがして、ただの凡人にしてやる、と執念を見せる。(この点は、高村さんとは違いますね。)「でも、似合ってましたよ」と髭のないトミーのことを褒める雷ちゃんに対して、「私の大事なトレードマークなんですから」とおひげ自慢をするトミー。「しかし、朝の約束覚えていますよね?4級落ちたら」と雷ちゃんが尋ねると「その時は私も男だ、この大事なお髭も潔く...」と言うが、その時くしゃみをしたトミーは左側の髭を手にしていた安全カミソリでそり落としてしまって... 「あのへっぽこ探偵ども、私の噂をしているのだろう」と言っているが、片方だけの髭になっていることを目の当たりにした雷ちゃんは「宿題忘れてました」と言って急いで退散を。「お芋のごちそうはいらないのか?」と言うトミーに対しても「お疲れ様でした」と雷ちゃんは、逃げるように去っていきました。

今回、5面相は「鰻屋の出前持ち」「トミー」という2つの顔がばれました。ということは、次に登場するときは「怪人3面相」となる訳ですね。「・2nd」に再登場してもらいたいところです。

鑑識メモ。今回は「ボームズ2世」の鑑識メモ。「ただの名探偵ではありません」と言うボームズ2世。(そうですね、「へっぽこ探偵2世」でもあり、「迷探偵」ですから...)「形態模写のプロフェッショナルでもあるのです。」と言ってネタを披露する。で、目の前にある恐竜のフィギュアを手にして「首の長い恐竜」「顔色の悪い恐竜」「小さい恐竜」の形態模写を行うが、早い話、どれも同じことをやっているだけ。それに、ちゃんとした恐竜の名前を言えないのだから、そもそもこのネタは失敗している...

 

今回の物語では、やはりこれを見ないといけません。

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

2nd.5話

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  • 発売日: 2005/02/25
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

 

1st.4話

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2nd.3話

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その他の「ケー刑事」

ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/10/22
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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↓「劇場版」も8/25に発売となります。

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密 ~銭形姉妹への挑戦状 プレミアム・エディション

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↓サントラ関係

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

  • アーティスト: サントラ, ナミ&チヨ
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

ヒコーキ雲

「劇場版」の主題歌

ヒコーキ雲

  • アーティスト: 黒川芽以, 丹羽多聞アンドリウ, 遠藤浩二, 沢田聖子, 林有三
  • 出版社/メーカー: ヤマハミュージックコミュニケーションズ
  • 発売日: 2006/02/01
  • メディア: CD

↓やはりこれを

怪人二十面相

怪人二十面相

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2005/02
  • メディア: 単行本

シャーロック・ホームズの冒険 新訳シャーロックホームズ全集

シャーロック・ホームズの冒険 新訳シャーロックホームズ全集

  • 作者: アーサー・コナン ドイル
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/01
  • メディア: 文庫
シャーロック・ホームズの回想 新訳シャーロック・ホームズ全集

シャーロック・ホームズの回想 新訳シャーロック・ホームズ全集

  • 作者: アーサー・コナン・ドイル
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2006/04/12
  • メディア: 文庫
八つ墓村

八つ墓村

  • 作者: 横溝 正史
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1971/04
  • メディア: 文庫
悪魔の手毬唄

悪魔の手毬唄

  • 作者: 横溝 正史
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1971/07
  • メディア: 文庫
犬神家の一族

犬神家の一族

  • 作者: 横溝 正史
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2004/01/29
  • メディア: コミック
名探偵金田一耕助の事件簿 2 (2)

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  • 作者: 横溝 正史
  • 出版社/メーカー: 秋田書店
  • 発売日: 2004/04/22
  • メディア: コミック
↓ボームズ&銀田一さん、これで少しは勉強してください。

あなたが迷探偵 殺人トリック!―仕掛けられた奇抜な罠を見破れ

  • 作者: 山村 正夫
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 1995/07
  • メディア: 文庫
↓「トミーとマツ」
噂の刑事 トミーとマツ トミーBOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/02/19
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噂の刑事 トミーとマツ マツBOX

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  • 出版社/メーカー: ポニーキャニオン
  • 発売日: 2003/03/19
  • メディア: DVD

↓「鰻」関係

お国自慢 鰻料理百科

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  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 1998/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ウナギのふしぎ―驚き!世界の鰻食文化

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  • 作者: リチャード シュヴァイド
  • 出版社/メーカー: 日本経済新聞社
  • 発売日: 2005/06
  • メディア: 単行本

↓「恐竜」関係

恐竜

恐竜

  • 作者: 冨田 幸光, 舟木 嘉浩
  • 出版社/メーカー: 小学館
  • 発売日: 2002/06
  • メディア: 大型本

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  • 作者: 日本古生物学会
  • 出版社/メーカー: 小学館
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  • 出版社/メーカー: 学習研究社
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