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HERB ALPERT & THE TIJUANA BRASS『GOING PLACES』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1965年10月に発表されたものである。この時期は彼らの最盛期に突入した時期でもあり、まさに何をしても大ヒットとなるということで、本アルバムも当然の如くBillboardのアルバム・チャートで全米No.1を獲得している。(1週1位の後、後退したが、再び1位に返り咲いて5週間、通算6週に渡ってNo.1を獲得した。)また、本アルバムは1966年の年間アルバム・チャートでは3位、1967年は9位、1968年は62位というように、3年連続年間アルバム・チャートにランクインしている。(TOP 40に100週間もランクインしていたのだから、3年連続年間アルバム・チャートTOP 100にランクインと言うのも当然と言えば当然ですね。)

収録されているのは以下の全12曲である。『Tijuana Taxi』『I'm Getting Sentimental Over You』『More And More Amor』『Spanish Flea』『Mae』『3rd Man Theme』『Walk, Don't Run』『Felicia』『And The Angels Sing』『Cinco De Mayo』『A Walk In The Black Forest』『Zorba The Greek』。

この中では『Tijuana Taxi』『Spanish Flea』『3rd Man Theme』『Zorba The Greek』と言った辺りがヒットを記録したこともあって有名である。(スタンダード・ナンバーでもあるので、当然「お薦め曲」ということになる。)とにかく、勢いの乗った時期でもあって、そのサウンドには勢いを感じることが出来る。彼らの特徴であるブラス・サウンドの方も、心地良さを与えてくれる響きがあり、たっぷりと聴かせてくれる。

それにしても、当時の彼らは、半年に1枚以上というハイペースでアルバムを発表していて、それらが全て大ヒットを記録するのだから、凄いものである。(まあ、勢いに乗っている時というのは神憑り的なことが出来るものですが、それにしても凄いことです。)一時代を築いたそんな彼らのブラス・サウンドには'60'sのゆったりとした雰囲気もあります。そういうサウンドをたっぷりと堪能して楽しみましょう。

 

Going Places

Going Places

  • アーティスト: Herb Alpert & the Tijuana Brass
  • 出版社/メーカー: Shout Factory
  • 発売日: 2005/06/07
  • メディア: CD


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