Masked Rider KABUTO #39 [特撮]
11月第1週は毎年ある「大学駅伝」で1回お休みとなるこの枠。(「ボウケンジャー」は休みではない)今回の物語は間にお休みが入る物語の前編。それにしても、これからクライマックスに向かうのに、この期に及んで恋愛物語で風呂敷を広げる御大脚本。マジで「ライダー」休止を考えた方がいいでしょうが、この時期になったら来年の作品についてもキャスティングがほぼ固まり、動き出しているのでしょうね。今回のBGMは、禁断の愛を描いたシェークスピアの「ロミオとジュリエット」(1968年のゼフィレッリ監督、O.ハッセー主演)のサントラ盤としてみました。
サル、天道は一度だけ行ったあの場所にその後は何度もハイパークロックアップしたが行くことが出来ない、と言っているが、上手いことやって前回の物語を受けましたね。(御大らしい...)
麗奈がサルの客としてやってきた。蓮華が水を注いでいる時に気づいたが、それなら料理を運んだときにどうして気づかなかったの?(弓子さんが料理を運んできたのかしら?)で、ハイパーゼクターを渡せと迫る。で、店の外に出てウカワームに変身、天道もカブトに変身してバトル開始。で、ハイパーキャストオフしてハイパーゼクターで一撃を浴びせた。が、そこにサブストワームが間に入り、ウカワームは何とか助けられた。しかし傷を追って逃げる中、麗奈の姿に戻ると気を失ってある神社の境内で倒れてしまう。
某神社にお参りに来ていた大介とゴンちゃん。(ゴンちゃん、またも大介と行動を共にしているのですね。)「どうか世界一の美女と知り合えますように」と祈る大介は、倒れた麗奈に気づき駆け寄ると介抱をする。が、いつの間にか夜になっているのに、救急車も呼ばず、ずっと麗奈を見ている大介。が、何処かであったような気がしている。で、ゴンちゃんも呆れ顔。(だったら、ゴンちゃんが救急車を呼んでいたらと思いますが...)
そうしていると麗奈が意識を取り戻すが、あの麗奈とは全く別人のようになっていた。大介は早速自己紹介から「メイクをさせてください」「世界一美しい」と全く変わっていない。が、麗奈は「間宮麗奈」と名乗っただけで大介の前から去っていく。
天道家。いつものように「美味しい」と樹花。ということで、今週のお料理教室は「アンコウ鍋」。食事中に樹花に電話がかかってきて、それに出る樹花。が、「食事しながら電話するもんじゃない」と五月蠅い天道。樹花が「好きな人が出来たから」と言うと呆然となり、「今すぐここに連れてこい」って、これは五月蠅い保護者になりますね。が「友達のことだよ」という樹花の言葉で一安心する天道。が、樹花の彼氏になると、天道が何かとしゃしゃり出てくるのは間違いないですね。
麗奈は自宅に戻ると、留守電のメッセージを聞く。多数が入っていて、長期間失踪していたことが分かる。が、麗奈は今まで何をしていたのか思い出せなかった。そんな麗奈は翌日、声楽家を目指していた時の仲間たちの所に顔を出す。「何があったんだ」と尋ねられると「実家の母が...」と言って忘れることに決め、以前の生活に戻ることを決心した。が、早速お約束で、麗奈に敵対心を持つライバルの嫌みな一言「あなたの出番ないですから」。とりあえず「アヴェ・マリア」歌ってみる麗奈だったが、声が出ない。(それを見てほくそ笑むライバルのお姉さん。→これもお約束。)
サル。坊ちゃまが「俺へのラブレターだ」と言って段ボール箱に入った山のような手紙をひっくり返す。で「全ての返事を出すのに、俺は腱鞘炎になってしまった」と加賀美に自慢して言っている。で「腱鞘炎になることでも頂点に立つ男のようだ」とほざいている坊ちゃま。→それだけ腱鞘炎が酷いなら、医者に行って手首を切断してもらったら如何?が「ミサキーヌがいるから」ということで全て断ったと言う。そんな坊ちゃまは加賀美に岬との仲を取り持って欲しいと頼むが「ふざけるな」と加賀美。まあ、坊ちゃまの正体を知っている加賀美としたらそう言うのでしょうが、坊ちゃまのバカぶりは相変わらず。が、バカはもう一人いた。蓮華は蓮華でそのラブレターの山の上にコーヒーを置いている。(弓子さん、こんなのはとっととクビにした方が...)
で、坊ちゃま、加賀美、蓮華の騒動の中、天道がやってきた。弓子がひよりのアパートの鍵を渡し、「甘えん坊がいるから、面倒見てきて」と頼む。
麗奈は頭を下げて、今度の公演に出たいと先生に頼む。結局、先生が最後に判断することになったが、その裏で、ライバル心を燃やすお姉さんはその話をしっかりと聞いていました。(ということは、お約束で麗奈の邪魔を仕掛けるのでしょうね。)
ひよりのアパートにやってきた天道。(結構良い部屋です)で、そこには白いオウムがいた。で、餌をやる天道。また、机の上にはひよりが書いたレシピ(メロンのガスパッチョ オレンジゼリー添え)があり、天道はそれを持ち帰ってくる。
麗奈は街中で公演のチラシを配っている。そこに「下さい」と言って大介が現れる。で「運命を信じますか」と大介。が、ゴンちゃんはジュースにストローでブクブクと呆れかえっている。チラシを見た大介に麗奈は「聴きにいらしてください」と誘う。出る予定のオペラの公演に誘う。(返事は当然「行きます)更に、「私に出来ることがあれば何でも言ってください」と言うと、チラシ配りを手伝い始め、大介はすっかり恋愛モードに突入。が、それを見たゴンちゃんは「バカみたい」。また、そんな麗奈の様子をじっと見ている怪しげな黒装束の女がいた。
兄弟ラーメン「兄貴・塩」「弟・味噌」をそれぞれ食べている矢車と影山。→ネタとしてはストレートすぎて面白くもない。(矢車が「弟・味噌」、影山が「兄貴・塩」を食べているというようなヒネリが欲しいところ...)→だけど、まだ闇の世界に染まっていない影山を今更描かなくても...
加賀美は坊ちゃまから頼まれたことを岬に相談。(「断った」としっかりと釘を刺している...)が、坊ちゃまが「ミサキーヌ専用かけそば」という屋台を持って現れ、赤絨毯に椅子まで用意している。で、「君のために、かけそば専門の屋台を始めた!」で、客は岬一人とまで言う。→やっぱり坊ちゃまらしい... で、岬は断るために「これからデートなの」と言って、横にいた加賀美の腕をとり「私たちつきあっているんだから」「すっごいラブラブなの」。これに驚く加賀美だったが、岬に睨まれると、話を合わせようとする。で、坊ちゃまはそれを信じて落ち込み、一人勝手に失恋モードに突入。
サルでは、天道がひよりのレシピで料理を始めた。そこに大介が麗奈と一緒に、公演のチラシを置かせて欲しいと言ってやってくる。が、天道が「こいつはワームだぞ」と言うが、「まさか、麗奈さんが」と大介。が、あの時のことを思い出す大介。その間に天道は麗奈を連れて行き、「お前は俺が倒す」と言って変身する。が、大介がドレイクに変身して「今の麗奈さんはワームじゃない」と言ってカブトに立ちはだかる。が、麗奈は何が起こっているのか全く分からない。そこに黒装束の女が現れ、「処刑する」と言うとサブストワームになり、麗奈を襲った。雑魚ワームも現れてバトル開始。更には加賀美も駆けつけてガタックに変身。
ドレイクは麗奈を庇ってサブストワームの攻撃を喰らって、麗奈と共に吹っ飛ばされる。この時、麗奈は緑色の石のブレスレットを落としてしまう。一方、ハイパーキャストオフをしたカブトは雑魚ワームを一蹴、麗奈が落とした緑色の石に気づき、それを手にすると、石は光を放ち、再びひよりの前にトリップするカブト。が、ひよりと一緒にいた天道とそっくりな男が変身し、黒いカブトとなった。
ということで、一回お休みで再来週まで引っ張りましたが、今回は一段と次に引っ張ろうというネタフリばっかりで...
来週は「カブト」はお休みですが、これじゃあ「あっ、そう」というところですね。(来週は「銭形零」(再放送)が傑作の「怪人八面相」の物語ですから、「カブト」はお休みで十分です。)
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↓今週のお料理教室
↓こういうので基礎を
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↓これに収録される第12&13話も、オペラとしてはある意味凄い!
↓一応これを
↓坊ちゃまにこれを。(だけど、不必要とは思いますが...)
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