UDO JUERGENS『HAUTNAH』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1984年に発表されたアルバムである。(見ての通り、ドイツ語である。)彼は腰の落ち着いたじっくりとしたボーカルを聴かせてくれるシンガーであり、'60'sの時代から歌い始め、現在も現役のシンガーとして活躍している超ベテランである。(日本で言えば、キャリア40年を越える演歌界の大御所と言ったら分かりやすいでしょうか。)で、本アルバムはそんな彼がまさに脂の乗りきった時期にリリースしたものであり、大人のハートに届くボーカルをたっぷりと聴かせてくれるアルバムである。(と言っても、ドイツ語で歌っているので、歌詞までは理解できません。)その甘いボーカルの醸し出す世界がとても良い雰囲気を生み出している。
収録されているのは以下の全13曲である。『Hautnah』『Mein Baum』『Liebe Ohne Leiden』『Mein Gesicht』『Herzschlag』『Am Tag Davor』『Rot Blüht Der Mohn』『Noch Einmal 25』『Schöner Wohnen』『Danke Für Dein Nein』『Es Gibt Keine Häßlichen Mädchen』『Zwischen Böse Und Gut』『Hautnah - Finale』。
曲のタイトルを見ても分かるが、ドイツ語であり、歌詞も当然ドイツ語である。よって、歌詞を理解することが出来ないため、曲のメロディと彼のボーカルが生み出す世界に惹かれるかどうかということになってしまうということを最初にお断りしておく。(最初は、いずれは歌詞が理解できるようにドイツ語も勉強しようという意気込みだったのですが、先に進まないまま何年も流れている...)また、メロディや生まれる世界に惹かれると言うことなので、これは完全に筆者の好みということになってしまうので、お薦め曲は記さないことにする。
歌詞の内容までは完全に理解できなくても、彼のボーカルにはハートがあり、その気持ちは伝わってくる。ボーカルがお好きな方であれば間違いなく惹かれることになるであろう。ということで、一度は聴いてみていただきたいシンガーである。尚、彼の名前は「ウド・ユルゲンス」と読みます。彼のヒット曲の中には日本語でカヴァーされた曲(「別れの朝」)もあるので、彼の名前ぐらいは耳にしたことがある、という方はいらっしゃるでしょうね。
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