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ケータイ刑事銭形零10話[改訂版] [ケータイ刑事]

今週は、火曜日になるとメンテがあると言うこと、また、日曜夜の「鉄板少女アカネ」が先週に終了したということで、いつもより1日早めてUPしました。


今回の物語は第10話の「韓国スター・ゴ様登場! ~真冬のソナタ殺人事件」である。今回の物語は、韓流ブームを受けて、そのブームの旗手である「ヨン様」をパロって「ゴ様」の物語です。(発音で「ヨン様」→「4」として、それに続く「5」→「ゴ様」という発想はいかにも「ケー刑事」らしい所である。)が、韓国語では数字の「0」を「ヨン」というので、日本語と韓国語をごちゃ混ぜにすると、「ヨン様」=「零様」という解釈も出来ないこともない。(しかし、銭形姉妹で「○様」というのは、やはり「正義の舞様ステップ…」のちゃんだと思います。)

尚、本記事のタイトルに「[改訂版]」とあるのは、「銭形零」は全話過去に一度記しているが、その時の記事をベースに加筆&修正を行ったために「[改訂版]」としています。(以前に記した記事をご覧く場合は、ここをクリックして下さい。)それではいつものように、長文&今更ながらのネタバレありで本編に行きます。

いきなり緊張感が走る。「秋野」という表札のある民家の玄関先で、零ちゃんはヘルメットに防弾チョッキ、更に手には機動隊が持っている透明の防弾盾を持っている。(現在は透明のものも実際に実用化されている。以前は金属製であったが、強度も十分のものが得られるようになり、軽量化、そして何と言っても向こう側を見ることが出来るというのは大きい。これも素材の開発が進んだ賜です。)が、零ちゃんの後ろにいる高村さんは透明のビニール傘を手にして、普通に歩いている。で、玄関に到着すると、零ちゃんは「ここですね」と言って、改めて気合いを入れる。高村さんが「覚悟はいいな」と言うと、「はい」と答える。更に「何があっても、大丈夫。私は刑事ですから」とちょっと震えているようだが、カッコイイことを口にする零ちゃんです。で、高村さんと敬礼をしあい、玄関を開けて中に突入しようとすると、中から悲鳴がして、慌てて突入する二人。

サイン色紙に「ゴ」「ご」「5」(更には「子」に濁点をつけたものまで後に出てきます。)と書く男と、そのファンである中年女性(こういうのは喧しいだけの「オ○○○」と言うのですが...)が5人がいる。そこにやってきた零ちゃんと高村さん。零ちゃんは「何これ?」と尋ねると、高村さんが「知らないの?ゴ様だよ」と教えてくれる。これに零ちゃんは「ゴ様ぐらい知ってますよ」と言うと「完全に騙されました」と言って呆れ顔。ゴ様は韓国の人気スター・ヨン様の遠い親戚であり、彼のラジオ番組で「リスナーの家に遊びに行こう」というコーナーがあって、この家の秋野がそれに当たったから、ここに来ているのだという。(そのゴ様の出演作品が「真冬のソナタ」→「冬ソナ」は実はアニメ「キャンディ・キャンディ」の影響を受けている作品です。)当時(この回のBS-iでの初放送は2004/12/5)某ドリンクのCMに出ていたヨン様だから、「元気はちゅらちゅ」なんてことを言っている。(相変わらず、佐藤二朗さんの怪演が光ってます。)

なんやかんやとしていると、オ○○○軍団の一人が高村さんたちに気づき「どなたかしら?」と尋ねる。すると笑いながら高村さんが警察手帳を見せて、「警察です。ゴ様の警護に...」と言うが、オ○○○軍団の一人・ゴ様ファンクラブ会員の菅野りゅう子(かんの・りゅうこ)が「頼んでないわよ」と冷たい。で、零ちゃんは「帰りましょうか」と高村さんにそっと言う。で、高村さんもあっさりと引き下がり、「皆さん、いい時間を」と言って帰ろうとする。が、オ○○○軍団の一人でありゴ様ファンクラブの会長・秋野モミジ(あきの・もみじ)が「いてください。何が起こるか分かりませんから」と言う。更にゴ様も「そうね、そうね。あなたもあなたもいてください」と言ったことから、結局その場に残ることにした零ちゃんと高村さん。しかし、菅野がいきなり「おじさん」と言って高村さんに写真を撮れと言う注文を出す。で、「おじさん」と言われたことに不満を持つ高村さんだったが、菅野からカメラを渡されて渋々シャッターを押す高村さん。しかしシャッターが降りないということで、「これ、電池切れでは?」と言うと、ファンクラブの会長・秋野は慌てながら「電池、あるある。すぐ持ってくるから」と言って電池を取りに行く。でもカメラの持ち主・秋野は「さっき、新しい電池を入れたばっかりなんだけどねぇ...」。

そうしていると零ちゃんが「高村さんも写真、入ります?私が写真撮りますよ」と言う。これに高村さんは大喜びでカメラを零ちゃんに渡すとゴ様の後ろへ移動する。で、「やっぱりファンなんじゃないですか」と零ちゃん。で、カメラを構えてシャッターを切ろうとした零ちゃんだったが、物音がしたので、急いでその音のした方に向かう。で、高村さんも急いで零ちゃんの後に続く。で、零ちゃんがやってきたのはキッチンであり、そこにはファンクラブの会長・秋野が不思議な格好をして倒れていた。「この格好?」と言いながら秋野を調べると「死んでいる」と零ちゃん。そこに菅野やゴ様もやってきて、それを見ると悲鳴を上げるが、零ちゃんが「動かないで」と素早く指示を出す。で、「警視庁から入電中」という事件を知らせるメールが入る。(港区赤坂で変死体事件発生。被害者は、韓国人俳優・ゴ様のファンクラブ会長。秋野モミジ。直ちに現場に急行せよ)

鑑識・柴田さんもやってきてキッチンで現場検証が行われている。零ちゃんも捜査をしているが、柴田さんが「犯人確保」と言ってサソリを捕まえて零ちゃんにサソリを見せる。で、高村さんはそれを見ると「銭形くん、あとは鑑識に任せて帰ろう」と言い出す。「どうしてですか?」と零ちゃんが尋ねると、「これは事故だ」と高村さん。しかし零ちゃんは「決めつけないでくださいよ」。高村さんは、こないだ蛇に噛まれて死んだという事故(近所の珍獣マニアの家から逃げ出したコブラに噛まれたという事故)があり、このサソリもその類であり、これは事故だと決めつける。そして「もう一度言うよ、これは事故だ」と零ちゃんに言う。が、零ちゃんは「いえ」と高村さんと対立する。すると高村さんは「君は冷え性?」と言いました。「えっ?」と言う零ちゃんに「頑固な女に冷え性が多いんだ」と高村さん。(この台詞、でも登場したお約束の一つでし、「・1st.1話」にも登場しました。)が、零ちゃんは「とにかくこれは殺人事件です。事故ではありません」と繰り返す。高村さんは「根拠はあるの?」と尋ねるが、零ちゃんは、自分たちが帰ろうとした時に秋野モミジが言った「いてください」という言葉に引っかかっていました。で、秋野を殺すためにサソリを棚の中に入れていて、カメラの持ち主であり、秋野の同居人でもある菅野が怪しいと睨んだ。

で、その話をしているときに零ちゃんが偶然カメラのシャッターを押すとフラッシュが光った。で、零ちゃんが高村さんにもう一度シャッターを押してもらうことにしてカメラを手渡す。で、高村さんがカメラを手にして零ちゃんを撮影しようとする。(零ちゃんはVサインを作る。)が、やはりシャッターは降りなかった。で、零ちゃんは「やっぱり」と口にして、「ちゃんと下まで押してない」ということで、高村さんはシャッターを半押ししていたのでした。(→最近のカメラのシャッターはたいていこうなっているので、高村さんは機械オンチということがバレました。)零ちゃんに「もっと思いっきり押してください」と言われて高村さんがもう一度シャッターを押すと、今度はシャッターが降りてフラッシュが光り、撮影できた。ということで、カメラは電池切れではないということも判明した。

で、零ちゃんは、あの時の高村さんがちゃんとシャッターを押していたら、秋野は棚を開けることはなかったということで、菅野がカメラの持ち主であっても犯人とは限らない、と気づく。で、高村さんのシャッター半押しは偶然で、その偶然から秋野が電池を取りに行き棚の扉を開けたことでサソリに刺されて死んだということで、これは殺人にしても死ぬ確率がとても低いということで、改めて「これは事故だ」と主張する高村さん。

そうしていると、柴田さんが「あれ?」と声を出した。で、柴田さんの所に移動する零ちゃんと高村さん。柴田さんは冷蔵庫の扉を開けて中を調べていた。「どうしたんですか?」と零ちゃんが柴田さんに声を掛けると、「これ何だろうね」と言う柴田さん。で、冷蔵庫の中を覗き込む零ちゃんと高村さん。零ちゃんは「レレレ」と言って首をかしげる。で、高村さんが手を伸ばすが、「危ない!」と零ちゃんがその手を捕まえてとっさに冷蔵庫の前から逃げた。するとキムチの入っていた袋が破裂し、更にダーツの矢が飛び出した。(柴田さんは顔中キムチの汁まみれに...)零ちゃんは「もし目に刺さっていたら死ぬところだったかも知れませんよ」で、青くなる高村さん。柴田さんは「これは発酵したキムチです」と言ってくれる。

零ちゃんは更に、冷蔵庫の中を調べて、中にある瓶を手にして「何だろうこれ?」と言って冷蔵庫の中から取り出すと高村さんが「塩辛、最近の若い者は塩辛も分からないの」と説明し、更に口撃にでるが、零ちゃんは「知ってますよ。伴食の友ですよね」と知っている所を口にする。その間に高村さんはその瓶の蓋を開けようとするが、「あっ、ダメ!」と慌てて払いのける零ちゃん。でも、高村さんは倒れてしまう。(塩辛の瓶には硫化水素が仕込んであったのでした。)

零ちゃんが介抱して気を取り戻した高村さん。零ちゃんは「よかった」と一安心するも、柴田さんは「何てバカなことを。零ちゃんが塩辛を払いのけなければ、今頃高村さんは、高村さんは...惜しい」と言って指を鳴らす。(やはり零ちゃんを狙っているライバルとして高村さんのことを見ています。)高村さんは「一体何が起こったの?」と尋ねると、柴田さんが「出たんですよ。瓶の中から硫化水素が」と言って、吸い込んだら死に至ることがあると説明する。すると高村さんは零ちゃんのことを「命の恩人」「サンキュー」と言って持ち上げるが、零ちゃんは「高村さん、刑事なんですから、今後一切軽はずみな行動はしないでください」と、上司(警視・零)が部下(巡査・高村)に対する注意をしっかりとする。(で、素直に「はい」と高村さん。)更に零ちゃんは、「それから、もし高村さんと同じことをモミジさんがしていたら、やっぱり死んでいた可能性があるんです。これは事故ではなく殺人事件だと分かってくれましたか」と高村さんに言うと、「はいっ!」と従うだけの高村さんでした。

零ちゃんは携帯を取りだして、死んでいる秋野の姿勢を写した写真を見て「やっぱり不自然過ぎる」と言い、秋野のしているポーズはダイイング・メッセージだと考えて、捜査のやり直しとなる。で、高村さんも気を取り直して捜査を開始しようとするが、足を滑らせてその場に転倒する。で「今日は踏んだり蹴ったりだ」とぼやく高村さん。柴田さんは「打ち所が悪かったら死んでましたよ」、零ちゃんは手を伸ばして床に塗られたものを確認すると、セーラー・ビーナス風に左手でVサインを左目の横に持ってきて「増せり、悪の数字」(ここでAパート終了。経過時間は13分を回ったところということで、Bパートは12分少しということになります。→今回はBパートが少し長いですね。)

居間にやってきて、事件のこれまでの経緯を再確認する零ちゃんと高村さん。そこに柴田さんからの電話で、「・2nd.14&15話」のミュージカル編で登場した「助けての歌~零バージョン」(このタイトルは筆者が勝手に付けました。)の着メロで零ちゃんの携帯が鳴る。電話に出た零ちゃん。ダーツの矢の先端部から猛毒のウラリが検出されたという報告だった。また、秋野がいつも使っている爪切りの刃からも検出され、愛用のスリッパにも毒針が仕込まれていたということだった。で、電話を切った零ちゃんは「毒矢、爪切り、スリッパ、ワックスに塩辛...」と呟くが、直ぐに明るい表情になって「分かった」と言う。高村さんが「何?」と言って側にくると「99.9%のフェルマーの最終定理です」と言う零ちゃん。が、「フェルマー?」と高村さん。で、零ちゃんが17世紀のアマチュア数学者、と説明してくれる。(補足すると、1601~1665、フランスの数学者であり物理学者でもある。また、「フェルマーの最終定理(大定理とも言う)」というのは「n>2の自然数では、X^n + y^n =Z^n を満たす自然数X、Y、Zは存在しない」というものである。)零ちゃんの説明は、確率だけで考えると、床に塗られたワックスで滑って転んで脳挫傷を起こす確率は0.8%、塩辛の毒を吸い込んで死ぬ確率1.3%、毒矢が仕込まれていたキムチ爆弾のダーツの矢が肌に触れて死ぬ確率0.7%、スリッパの毒針が足に刺さって死ぬ確率3%、爪を切って死ぬ確率が2.7%、で、どれも100%にならないが、たくさんの罠を仕掛ければ死ぬ確率は限りなく100%に近づく、と言う。(でも、それぞれの死ぬ確率って、どうやって算出したのでしょうか?)更に、秋野自身が生前に危険を感じることがあったとしたら、死んだ際の変なポーズはダイイング・メッセージだと改めて言う。で、上と下を向けられた指の意味を捜すことにした。→理屈は分かるけど、どこがどうフェルマーの最終定理と繋がるのかが分かりません。尚、後の「・1st.9話」でもこの「フェルマーの最終定理」をトリックにした事件が発生しました。

零ちゃんと高村さんは、被害者・秋野の同居人である菅野に事情聴取を始めた。「犯人に心当たりは?」という問いに、菅野は「もしかして、ファンクラブの大久保さんに殺されたのかも...」とブリッコをしながら証言する。というのは、大久保はファンクラブの会計で、大久保がファンクラブの会費を使い込んだとモミジは疑っていたと言うのである。で「私も一歩間違えていたら殺される所だったんですね...」と口にする。零ちゃんは「その可能性はあります」と言葉を返すと、菅野は「爪を切らなくて良かったわ」と言いました。

零ちゃんはダイイング・メッセージの意味を探ろうとして再びキッチンにやってきた。そこに「好きこそものの上手なり」と言って高村さんが、秋野が韓国語の勉強で吹き込んだテープを発見し、それを持ってきて再生を始める。(その声はモミジのものだった。)零ちゃんは「これ、何と言っているのですか?最初から訳してください」と言うが、高村さんはチンプンカンプンで何とか誤魔化そうとする。するとそこに「私のファンが亡くなったというので、スケジュールをぬって戻ってきた」と言ってゴ様が現れる。(こういう配慮をするスターには好感が持てます。)この時、ゴ様は自分のワッペンを零ちゃんと高村さんに貼りまくる。(おでこの上の髪にワッペンを貼られた零ちゃん(その表情を含む)が可愛い!)更に「何でも捜査に協力するつもり」とゴ様が言うと、テープで秋野が言っていることの訳をゴ様に頼むことにした。で、ゴ様は「何でも言ってください、お安いご用です」と言って引き受けた。

で、零ちゃんが「これ、なんて言っているか分かりますか?」とテープの再生を始める。(が、固まるゴ様。)「これ、どういう意味ですか?」と尋ねる零ちゃん。(可愛すぎる...)が、固まったままのゴ様。で、零ちゃんは「ゴ様って、韓国人ですよね?」と零ちゃん。「そうだよ」と言うゴ様は「だけどこれ、韓国語じゃないぜ」と言う。「じゃあ?」と言って首をかしげる零ちゃんに「中国かな?」と言う高村さん。しかしゴ様は「私は世界の大スターだから、世界の言葉は全部知っている。だけどこれは聞いたことがないぜ」と言う。すると零ちゃんは「何だ、知らないのか」と正直な気持ちを口にする。で、二朗さん・ワールドが炸裂して零ちゃんを追いかけ回す。そして「これは滅茶苦茶言っているんです」で、零ちゃんは「滅茶苦茶?どういうこと?」というと、携帯を取りだして秋野の死んでいる姿を写した写真を再び開く。で、零ちゃんは閃き、「謎は解けたよ、ワトソンくん」(この後、二朗さんが介入、本当に笑っている夏帆ちゃん。→これは「銭形零」独特の楽しい所です。)

零ちゃんは集まっていた4人のオ○○○軍団を集める。で、菅野に対して問題を出す。「ヨン様が生まれた日から1234日後に生まれたゴ様は今いくつでしょう?」(→どうでもいい所でもあるが、細かい設定をするのがケー刑事です。)が、ゴ様のファンというのであれば、ヨン様の誕生日を知らなくてもゴ様の誕生日は知っていて当然だから、あまりにも易しい問題だと思いますけど... が菅野は慌てて指折り数えだすが答えられない。で、鐘が鳴り、銭形ストラップが飛んできて、チェーンになると菅野を捉える。「午前零時の鐘の声。…」零ちゃんの口上が始まり、「わらわの暗算、解いてみよ!」でチェーンを引くと、菅野は大回転してその場に倒れ込む。が、菅野は零ちゃんを睨みつけると「どういうこと?」と問う。すると零ちゃんは「犯人はあなたですね。ゴ様ファンクラブ会員・菅野りゅう子さん」と言う。で、残る3人のオ○○○は「ええっ~?」と驚きの声を上げる。

で、高村さんが秋野が吹き込んだテープの再生ボタンを押し、秋野の声が流れる。それを耳にする菅野はうっとうしいという表情をしている。で、零ちゃんが「これはモミジさんが残したダイイング・メッセージです」と言う。が、すかさず「違うわ」と菅野。零ちゃんは落ち着いて「違う?どうして違うと分かるんですか?」と尋ねると「韓国語のような発音でも、言っていることは韓国語じゃない。滅茶苦茶だわ」と怒った形相で叫ぶように言う。すると「だからあなたは安心して消さなかったんですね。でも残念ながらこれは韓国語ではありません。日本語です」と零ちゃん。で、菅野と3人のオ○○○たちは「えっ?」

零ちゃんと高村さんは揃って秋野が死んだときのポーズ(「シェー」に似ているところもあります)を取り、「モミジさんが絶命する前に取ったこのポーズは「逆さま」というダイイング・ポーズだったんです」と説明する零ちゃん。で、その説明を話し始める。菅野は秋野を殺そうとしてこの家に様々な仕掛けを掛けた。で、テープの再生に合わせて少しずつ逆さにして言ってくれる。「菅野」「りゅう子に」「殺される」ここで3人のオ○○○たちは揃って悲鳴を上げる。テープの再生は更に続き、取り乱していく菅野、零ちゃんが分かる日本語で言う。「昨日、私の部屋から出て行くのを見た」「おかしいことがたくさんある」「もしかしたら私は殺されるかも」で、秋野はこのテープを解読して欲しかったのであんなダイイング・ポーズで亡くなったと零ちゃん。しかし菅野は「だからって証拠がないわ」と言い逃れをする。しかし零ちゃんは「あります」と言って、菅野が「爪を切らなくてよかったわ」と言ったが、爪切りから毒は検出されたもののそのことを一言も菅野に教えていないのに知っていたと指摘した。すると菅野も観念し、突然笑い出す。で、開き直り「モミジの奴、別に今日死ぬことはなかったのよ。一週間後に爪でも切って死ねば私が疑われることなんてなかったかもしれないわ」と語る。

零ちゃんは「どうしてモミジさんを殺したんですか?」とその動機を尋ねるが、菅野は「心変わりしたからよ」と言った。というのは、秋野はゴ様ではなくロク様のファンになりかけていて、それなのにゴ様のラジオ番組に応募して当選し、心中複雑だったと言うのである。で、3人のオ○○○たちに「ファンクラブのみんなもそう思うでしょう?」と同意を求めるが、3人は「思ってない、思ってない」と某関西ローカルCMをパロッて答えてくれる。高村さんもその動機を聞くと「くだらなすぎる」と一刀両断にした。で、零ちゃんも「ゴ様からロク様に心変わりしたぐらいで人を殺すなんて...」と呆れているが、菅野は「ぐらいでなんて言わないで。ゴ様は私の心の恋人なんだから...」と口にした。で、零ちゃんが指示を出して高村さんが菅野に手錠を掛けた。すると「ゴ様...」と泣き出す菅野だった。それを見た零ちゃんは呆れたという表情と切ないという表情を見せる。(夏帆ちゃんの演技も最初の頃の物語と比べると別人のように上達しました。やっぱり銭形を演じる子はみんな凄い!)

事件解決後、夜の街を歩いている零ちゃんと高村さん。高村さんは「ゴ様ってさ、あの顔で(顔に)保険を掛けているのかなぁ?」と言い出すが零ちゃんは「さあ、どうでしょう」と軽く流す。が、高村さんが「僕も掛けようかな」と言うと呆れ顔で「それにしてもゴ様の人気は凄かったですね」と話題をそらす。すると「どう思っているのかな。自分の名前を「様」付けで呼ばれるのは...」と口にした高村さん。すると「羨ましいんですか?」と零ちゃん。しかし「そんなことはないよ」と否定する高村さん。で、零ちゃんの頬をつねって「お疲れ様」と言うと別れていった。で、零ちゃんも「お疲れ様でした。明日もよろしくお願いします。バー様」と言うと、「バー様?」と高村さん。で、「だってバーボン刑事のことですもん」と零ちゃんは言うと、あっかんべーからVサインを。(それにしても可愛すぎる零ちゃんです。)

今回の物語は、佐藤二朗さんの怪演が光る一編でした。これまでにも色々と濃いキャラで強烈な印象を残している二朗さんですが、今回の「ゴ様」というのも強烈なキャラでした。

次回は第11話「殺意のステップ ~赤い情熱のタンゴ殺人事件」ということで、劇中にお姉ちゃまとお姉ちゃまが出てくる物語です。(あおいちゃん&真希ちゃんは出てきませんが...)やっぱり末っ子の零ちゃんはお姉ちゃまたちも心配なんでしょうかねぇ?また、数学が得意な零ちゃんらしい設定が色々とある物語でもあります。また、ハート目の零ちゃんと言うのは、従姉妹のちゃんにも繋がります。

鑑識メモ。ゴ様気取りの柴田さんが出題の回答を語る。ゴ様の誕生日は1976年1月15日ということで、この物語のBS-iでの初放送日は2004年12月5日なので「今の年齢は28歳」と言ってくれる。そんな柴田さんは「99.9%のフェルマーの定理」で零ちゃんとの相性を計算中で、100%にならないが、たくさんの愛の罠を仕掛ければ(何とかなる)ということで、ほくそ笑んでいる。が、衣服にさっきのキムチとサソリが付いていて...

 

 

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