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「BAD BOYS」 [映画(洋画)]

表題の作品は1983年の映画「バッド・ボーイズ」である。(ややこしい話になるが、「バッドボーイズ」というように「」を付けないと、全く別の作品になります。原題は全く同じなので、邦題で区別するか、製作年、監督、キャストなどで区別するしかない。)

本作は、リック・ローゼンタール監督、リチャード・ディレロの脚本による青春映画である。音楽を担当したのはビル・コンティ、出演はショーン・ペン、アリー・シーディ、レニ・サントーニ、イーサイ・モラレス、エリック・ガリー、ジム・ムーディ、クランシー・ブラウン、アラン・ラックたちであり、'80's中盤から人気を集めたブラッド・パッカーの一人であるショーン・ペンが主演である。アメリカの暗部の実情を描いた本作は実際のアメリカ社会の縮図でもあり、社会派ドラマでもある。こういう作品にブラッド・パッカーたちが出演すると言うことで、単なるアイドル・スターではなくなるブラッド・パッカーたちであるが、'80's終盤から'90'sになるとハリウッドを支えるビッグ・ネームに成長する人が続出することになるのも頷ける。ということでも、もっと注目されてもいい作品である。

物語は、少年刑務所に送られた若者の姿を描いたハードな青春物語であり、少年刑務所の内幕を描いた所に評価が集まる作品である。シカゴに住む少年・ミックはちょっとしたことから少年刑務所に送られることになった。刑務所でミックを待っていたのはたちの洗礼であり、それを受けるものの、ミックはボスを叩きのめす。が、これが原因で独房に送られることになる。しかし、独房から戻ってきたミックを待っていたのは新しいボスの座だった。ボスの座に納まったミックだったが、弟の復讐のターゲットとしてミックを狙うパコがミックの房に入ってきたが...

ショーン・ペンの熱演が光る一編である。尚、本作製作から20年以上の歳月が流れたと言うことで、本作に描かれている実情は必ずしも現在の状況を描いているとは言えないが、有識者と言われるような人はこういう時代の現状をしっかりと把握してもらいたい所である。(でないと、どこが「有識者」なの?と思われるだけである。)とにかく、最近は頓珍漢なことを口にするエセの有識者がおおいものですから...

 

 本作はDVDではリリースされていないようです。

Bad Boys

US版のビデオ

Bad Boys

  • 出版社/メーカー: Republic Studios
  • 発売日: 1995/02/21
  • メディア: ビデオ

日本版のビデオ

バッド・ボーイズ

  • 出版社/メーカー: ワーナー・ホーム・ビデオ
  • 発売日: 1989/12/07
  • メディア: ビデオ


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