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デビルシャドー#4 [特撮]

4話のサブタイトルは「魔神剣」であるが、物語の方は大きく動くことになった。また、主演の阿井莉沙、いい表情を見せるようになった。(やはり、主役をやると伸びるものです。)

例によって、前回までの簡単なあらすじが頭に入る。拉致された源三、木田は澪に悪魔の話をした。ということで今回の物語のスタートです。

源三に魔神剣の在処を問う榊。薔薇十字団を追放されて18年、ということから話す榊。そんな榊は源三のことを評価していた。善と悪の均衡こそが真の平和へと繋がると説いたためであった。が、那美は榊を葬ろうとしたということを恨みに思っていた。そんな榊は以前から更に力を付けたことで、今では薔薇十字団の力で葬ることが出来ない、と語り、無駄な争いはしたくない、と脅しを掛けると、改めて魔神剣の行方を問う。しかし源三は頑なに語ろうとしなかった。で、悪魔の力で源三の体の内部から痛めつける。それによって血を吐く源三。それでも魔神剣の行方を語らない。で、「少し痛い思いをしてもらいますよ」と榊は言うと、拷問している部屋を出て行った。で、榊と入れ変わって入ってきたのは佐久間だった。

源三の様子を探ろうと出掛けていった涼子を重岡が後を付けている。が、見失ってしまう。そんな重岡の背後から涼子が襲い、銃を向ける。涼子は気づいていたのだった。で、重岡は潜り込んだのは事実だと認めるが、それは榊と接触するためで、思いは涼子たちと同じだと言う。そして「信用しろ、総長の所に案内する」と告げる。が、涼子は銃を下ろさなかった。で、木田と連絡し、総長の無事が最優先と言うことで、重岡を(一応)信用して木田が合流することになる。

澪はその電話を側で聴いていて、「私も連れてって」と言うが「危険な目に会うかも知れません」と木田は言うと、「ここで待っていてください、総長は必ず連れ戻しますから」と澪と水穂を残して出掛けていった。

その頃、源三は佐久間のパンチを何発も食らって拷問されていた。佐久間は源三に噛みつくことまでするが「殺さずにいたぶるのは難しいなぁ」ということで、とにかく魔神剣の行方を吐かせようとしていた。しかし、源三は口を割らなかった。

澪は悪魔払いの道具を身につけて出掛ける準備をしていた。で、水穂がそれを止めようとする。澪は「何か胸騒ぎがする」と言って、いてもたってもいられなかった。(気持ちはよく分かります。)そんな澪の気持ちを察して水穂は「怖いな」と言うと、澪に信じていることを語る。「悪魔と戦った十字団の戦士は死んだら精霊になるらしい。悪魔を倒したら精霊たちが甦るという話だ。悪魔と戦うのは死んだお母さんを甦らせたいからなんだ」と戦う理由を語る。そんな話をしている二人の所に本城美沙が現れる。「神崎源三さんのご家族の方ですね」と切り出し、「総長の様態が悪化しまして...」と告げる。澪も水穂も本城美沙の顔を知らないということもあって、「あなたは誰なの?」と問う。「本城美沙、私も薔薇十字団の一人よ」と言って、二人を信用させてまんまと連れ出した。

木田が運転する車に重岡と涼子が乗っていて、重岡の案内で総長の下に向かっていた。が、涼子は重岡に銃を向けたままであった。木田も「本当に総長の所に向かっているのかね」と完全には信じていなかった。

佐久間が榊に報告しに来る。「なかなかしぶとい奴で、まだ吐きません」と報告する。すると榊は思念で佐久間を責める。源三は血反吐を吐いてグロッキー。そこに切人が姿を現す。で、「このままでは危険を伴う。薔薇十字団は壊滅する。そして澪も」と告げる。で、源三に動いてもらおうと呼びかけると姿を消した。

美沙の車がある建物に到着、車から降りる美沙、澪、水穂。「こんな所に本当におじいちゃんはいるの?」と疑問を口にした澪だったが「みんないるわよ」と美沙。で、美沙の後に続いて建物に入っていく。(人を本当に疑うことのない澪。この辺りが高校生ですね。)建物は寂れたもので、人の気配はありそうにないものだったが、廊下を進んでいく美沙の後に続く澪と水穂。突然、行く手の廊下が煙に包まれる。美沙は「動かないで、時期に収まるから」と平然と言うとねそのまま先に進んでいった。が煙によって視界が悪く、澪と水穂ははぐれてしまう。

その頃、重岡の案内で涼子と木田もある建物に到着し、中に入った。が、涼子は「こんな堂々と入ってきて大丈夫?」と問う。これに「ここは移転後の建物だ。今は榊たちしかいない。尋問にはうってつけの場所だ」と答える重岡。(大人の涼子は、やはり重岡を疑っています。)で、奥に進んでいく3人。で、ある部屋の前で立ち止まると「この部屋だ」と言う。で、その部屋の扉を開けて中に入る重岡、銃を構えて後に続く涼子と木田。

中に入ると、そこには榊と佐久間がいた。「話をしよう」と言う榊の言葉を受けて「騙したわね」と口にする涼子。「騙した訳じゃない。俺もここに来るのは初めてなんだ」と言う(おいおい、そんなこと言ったら、涼子の思うつぼですよ。)と、榊の方に歩み寄り「榊、私が情報を流した重岡です」と言う。(これで涼子は完全に事態を理解しちゃいました。)榊は重岡を見ると「魔神剣の情報はどこから掴んだ?」と問う。しかし、目をそらして何も答えない重岡。で「まあいい」と榊。涼子は銃を榊に向けると「総長は何処?」と問う。これに榊は源三から魔神剣の行方を聞き出して欲しいと頼む。そしてその後は仲間に加わればいい、と誘う。が、涼子はそんな話には耳を傾けない。そうしていると、突然爆発が起こったようで、建物が大きく揺れる。バランスを崩す涼子たち。やがて揺れが収まると、涼子は榊に向けて一発銃を放つ。が、手をかざした榊の前で弾は止まり、その場に落ちる。そこに入口の扉が開き、源三が凄い形相で入ってきた。

澪は煙の中、水穂を捜していた。で、配電室にやってきた。「水穂、何処なの、水穂」と何度も口にする澪。その様子を悪魔の化身が見つめていた。で、煙の中、人影に気づいた澪。ゆっくりと歩み寄ろうとする。また、その人影もゆっくりと澪の方にやってくる。で、その人影は水穂だった。が、水穂は突然澪に襲いかかった。様子がおかしい水穂に「どうしたの」と呼びかける澪。しかし水穂は再度澪に襲いかかってきた。その攻撃をかわす澪は、悪魔払いの短剣を手にした。「目を覚まして、水穂!」と呼びかける澪だったが、またまた水穂は襲ってくる。で、それを受けて澪も反撃に出る。キック一発で水穂を吹き飛ばすと「悪魔を倒してお母さんに会うんじゃなかったの?」必死に呼びかける澪。そして「どこなの、本城さん?」と叫ぶ。が、またも水穂が攻撃してくる。で、それをかわした澪は悪魔払いの呪文を唱え始める。澪の呪文によって水穂は体の自由が利かなくなり、攻撃できない状態に...

源三はついに動くことを決したようです。次回のサブタイトルは「覚醒」ということなので、いよいよ澪に力が目覚めると言うことでしょうね。現状ならば大して脅威とも思えない澪を気にする榊と切人の動向を考えたら、澪に秘められた力というのは強大なものだと思われるが、それが動き出したら、いよいよアクションを見せてくれることでしょう。これまでは説明が多かった物語ですが、やっと動き出したと言うことで、これからが楽しみです。

 

 ↓これとは全く違う表情を見せてくれます。

阿井莉沙 Na.Tsu.Ya.Su.Mi.

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ラブ・ハイウェイ

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↓神と悪魔の力の均衡ということから、こういうものを...

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神・人・悪魔

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↓澪はこれなんでしょうね...

絶望的青春の救世主~メシア~

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救世主(メシア)は日本に現われる―地球大破局を救うのは誰か?

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  • 発売日: 1983/01
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↓こういう物語ではこのような拷問は出てきません。

刑事尋問技術

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