JAWS(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]
表題の作品は1975年の映画「ジョーズ」である。本作は大ヒットを記録してパニック映画のブームを巻き起こしたのはあまりにも有名である。また、続編も続々と制作され、4作目まである。(その他、本作を真似た亜流作品も多数ある。)本作はあまりにも有名な作品であるので、簡単なあらすじなどは省略する。(書き出したら止まらなくなって、とんでもない量になってしまいますし...)
一応、映画データを記しておくと、原作はピーター・ベンチリー、脚本はピーター・ベンチリーとカール・ゴットリーブの二人、監督はスティーヴン・スピルバーグ(当時、27歳でした。)、撮影はビル・バトラー、美術はジョセフ・アルヴス・Jr.、音楽はスピルバーグ映画ではお馴染みのジョン・ウィリアムスである。出演は、ロイ・シャイダー、ロバート・ショウ、リチャード・ドレイファス、ロレイン・ゲイリー、カール・ゴットリーブ、マーレイ・ハミルトン、ジェフリー・クレイマー、スーザン・バックリーニ、ジョナサン・フィレイ、クリス・レベロ、ジェイ・メロ、テッド・グロスマン、ピーター・ベンチリーたちである。
本作は、映画だけでなくサントラ盤の方も高いレベルのものである。'80's中盤以降の大作では当たり前になった豪華アーティストたちが結集したというものではなく、当時のサントラ盤としたらオーソドックスなスコア集であるが、流石はJ.ウィリアムスである。
サントラ盤の収録曲は以下の全12曲である。『Main Title』『Chrissie's Death』『Promenade』『Out To Sea』『The Indianapolis Story』『Sea Attack Number One』『One Barrel Chase』『Preparing The Cage』『Night Search』『The Underwater Siege』『Hand To Hand Combat』『End Title』。
この中では『Main Title』はあまりにも有名な曲であり、誰でも耳にしたことがあるでしょう。が、あまりにも有名すぎるということで、この曲をじっくりと聴いたことがない、という方も多いようですね。ということで、まずはこの曲を一曲丸々聴きましょう。
それ以外の曲もスケールが大きく、映画の雰囲気を盛り上げる曲ばかりであり、映画のシーンが頭に浮かんでくるものである。(やっぱりJ.ウィリアムスとスピルバーグの蜜月はこの当時から始まっていて、だからこそ「スター・ウォーズ」シリーズの素晴らしい音楽が生まれるのですね。)映画と共にじっくりと楽しむことの出来るサントラ盤である。
Jaws: Music From The Original Motion Picture Soundtrack
- アーティスト: John Williams
- 出版社/メーカー: MCA
- 発売日: 1992/04/21
- メディア: CD
ジョーズ 30th アニバーサリースペシャル DVD-BOX (初回限定生産)
- 出版社/メーカー: ユニバーサル・ピクチャーズ・ジャパン
- 発売日: 2005/08/26
- メディア: DVD
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