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電王#2 + プリキュア5#1 [特撮]

こちらの方は2本まとめて。それにしても、どちらもこういう内容ではねぇ。発想が貧困というか、パクリ路線に突入したというか、どっちも1クールもあればもう十分。共に1年間をつきあおうという気にはなれない駄作ですね。(見方を変えれば、玩具を売りつけようというスポンサーの意向を受けての広告塔でしかない。)

まずは「電王」から
とにかく、主役の良太郎というキャラ。お笑いにしてもあまりにも極端すぎる。あそこまで酷いと、もう馬鹿馬鹿しくてつきあいきれない。→バカをやると面白いが、過度のバカは白けさせるだけ、ということに気づかないのでしょうか?ということで、全く魅力を感じないだけでなく、嫌悪感まで感じてしまうキャラが主役では萎えるだけ。

ヒロインの方も、起用するならばもう少し演技の勉強をさせてからにしてください。学芸会レベルではとてもじゃないけど...(少ししたら良くなるでしょうが、出鼻がこうだったらねぇ...)

イマジンが過去に飛び、過去で暴れて歴史を変える、という着眼点は悪くはないが、そういうネタとなると、タイムパラドックスに対するしっかりとした回答を示さないと、例えフィクションとしても締まりのない薄っぺらいご都合主義の物語となってしまう。今回の物語で早くもタイムパラドックスに対しては一応は考慮しているものの、いい加減にしている所を感じてしまった。(最終回、タイムパラドックスで良太郎の存在自体が消えてしまうというにでもするのでしょうか?)

更に、イマジンが巨大化って、遂に戦隊の得意のパターンをパクってしまうなんて、本当に何を考えているのでしょうか?「仮面ライダー」の名前が無い全く別のヒーローならばいざ知らず、「仮面ライダー」の名前があるだけに、これはもう酷いとしか言いようがない。しかも巨大化したイマジンのCG描写のレベルの低さは何でしょうか。とても21世紀の製作とは思えないですね。

で、デンライナーの攻撃って、まんま「銀河鉄道物語」のビッグ1だし、お涙頂戴目当てで、良太郎がテツオを助けるのだって、取って付けたような軽いものであって重みがない。小林脚本に期待したけど、これじゃあダメ、期待はずれでした。(「恋する日曜日」の方がどれだけいい物語か...)

パイロット版がこの状況では、次回以降の質の低下は言わなくても明らかということですね。で、恒例の行事が適当に入り、ラストの数話だけで全ての物語に決着を付けるという最悪の展開が今年も受け継がれる訳ですね。

主題歌もあまりにも軽いもので、「ライダー」らしくないということで、本当にどうして「仮面ライダー」の名前があるのでしょうか?これが無ければ、少しは評価できる所があるんですけどねぇ~。また、「恋する日曜日・ニュータイプ」にどうして「恋日」の名前が必要だったのか、疑問があったのだが、物語を見ていると直ぐにその答えが分かり、なるほど、と思わせてくれたが、「電王」では「仮面ライダー」の名前の必然性の答えすら全く見えてこない。これでは「ライダー」としての存在価値は全くないですよ。

PS.(多分、この作品については当面は記さないだろうから、毒を噴射しておきます。)次回ゲストの浪岡一喜、彼を「獅子丸」と言うのは素人、「デモンナイト」と言うのが玄人、「田沢孝治」と呼ぶのは○○。

プリキュア5
シリーズ4作目、「yes!プリキュア5」とタイトルにあるように、今度は5人です。早い話、プリキュアが「戦隊」化したと言える。(または、「セーラームーン化」、「どれみ化」したとも言うことが出来る。)キャラが増えると物語の幅が広がる、ということも出来るが、これはそれぞれのキャラを掘り下げて描くことが出来なくなるという危険性と隣り合わせである。で、悪い方に行ったら薄っぺらい物語に成り下がってしまい、放送枠の穴埋め&来年に繋ぐまでの当面の玩具売り上げを確保するだけということに落ちぶれてしまう。

今回は初回と言うことで、登場人物の簡単な説明が必要なのは分かるが、5人となると、やはり描き方が中途半端になっている。(まあ、これからしばらくは、それぞれのキャラについてもう少し描くことになるでしょうが...)

ところで、スクールバスの中が、普通の市バスの様につり革があったが、もう少しはスクールバスというものを勉強してくださいよ。

ということなので、今後、両作品を見る場合は時間の節約を考えて、オンタイムでは見ないで、録画しておいて、それを早見再生(音声有り)で1回だけ見るのが良いところですね。こうすればそれぞれ20分でおつりが来ますから。(で、何らかのトラブルで録画に失敗したら、その時点で完全離脱です。)→プリキュアは5人の変身した姿が揃うまではチェックしようとは思いますけど...

それにしても、東映の今年の新番組がこの調子だと「ゲキレンジャー」にも失望させられることになるかもしれませんね。(でも、そうなると、日曜朝が寝坊できる...)

プリキュアは特に毎回書いていなかったので今後も変わらないが、「ライダー」の方は来週からは特別のことがない限り、書くのを止めます。(それでなくても「恋する日曜日」が期待以上に内容のある良い物語の連続ですから...)

 

↓今回はこういうものをピックアップしておきます。

暇つぶしの星のお姫様

  • アーティスト: 狐の会
  • 出版社/メーカー: インディペンデントレーベル
  • 発売日: 2006/03/15
  • メディア: CD

暇つぶし短編集

暇つぶし短編集

  • 作者: 塚原 晃
  • 出版社/メーカー: 文芸社
  • 発売日: 2005/04
  • メディア: 単行本

暇つぶしマッチ棒パズル

  • 作者: 野口 ポチ
  • 出版社/メーカー: 二見書房
  • 発売日: 1992/12
  • メディア: 文庫

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