MISSING PERSONS『SPRING SESSION M』 [音楽(洋楽)]
表題のアルバムは1982年に発表された1st.アルバムである。'80'sらしいポップなサウンドであるが、奇抜なファッションの方が話題の中心であった彼らであるが、彼らは元々はフランク・ザッパのメンバーであり、それを考えたら彼らのスタイルというのも納得できるであろう。当時は第二次ブリティッシュ・インベージョンの波に乗って、ビジュアル面を意識したグループが次々と現れたが、それらともまた少し違うのが彼らである。が、とにかくやるならば徹底してやっているというところがまた良いところでもあります。で、本アルバムは1983年のBillboard年間アルバム・チャートでは23位、レギュラー・チャートでは最高位17位を記録する大ヒットとなった。
収録されているのは以下の全12曲である。『Noticeable Ones』『Windows』『It Ain't None Of Your Business』『Destination Unknown』『Walking In L.A.』『U.S. Drag』『Tears』『Here And Now』『Words』『Bad Streets』『Rock & Roll Suspension』『No Way Out』。
この中からのお薦め曲は、『It Ain't None Of Your Business』『U.S. Drag』『Here And Now』『No Way Out』という所をピックアップしておくが、かなり好き嫌いがはっきりするようなサウンドであるだけに、これは筆者の好みがまともに出ている選曲である。とにかく、ポップなサウンドであるが、あまりにも斬新な所があり、何でもありの'80'sサウンドの中でも、少し登場したのが早すぎたとも言うことの出来るサウンドでもある。よって、万人にお奨めということはしない。'80'sサウンドがお好きな方に、こういうちょっと変わったものもあるよ、という範囲に留めておくことにする。
が、CDの時代になってこういうアルバムもしっかりと再発される所はうれしいものですね。(用は、こちらの方が言いたいのである。)やはり'80'sサウンドは最高です!
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