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ONCE UPON A TIME IN AMERICA(SOUNDTRACK) [音楽(サントラ)]

表題の作品は1984年の映画「ワンス・アポン・ア・タイム・イン・アメリカ」である。("Once Upon A Time"=「昔々」ということで、これがタイトルに入っている作品というのは結構ありますね...)本作はセルジオ・レオーネ監督が構想十数年ということで映画化に執念を見せた作品であり、スケールの大きな一大叙事詩的な重厚なドラマである。また、本作は、そのレオーネ監督の遺作でもある。

映画データを記しておくと、原作はハリー・グレイ、監督はセルジオ・レオーネ、脚本はレオナルド・ベンヴェヌーチ、ピエロ・デ・ベルナルディ、エンリコ・メディオーリ、フランコ・アルカッリ、セルジオ・レオーネ、フランコ・フェリーニの6人によるものである。撮影はトニーノ・デリ・コリ、音楽はエンニオ・モリコーネである。そして出演は、ロバート・デ・ニーロ、ジェームズ・ウッズ、エリザベス・マクガヴァン、ジェニファー・コネリー、ダーラン・フリューゲル、トリート・ウィリアムズ、チューズデイ・ウェルド、バート・ヤング、ジョー・ペシ、ジェームズ・ヘイデン、ウィリアム・フォーサイス、ダニー・アイエロ、ジェラード・マーフィ、ラリー・ラップ、ダッチ・ミラー、ロバート・ハーパー、リチャード・ブライトたちである。

物語は、ニューヨークに渡ったユダヤ系移民の少年がギャングになり、やがて崩壊するという大河ドラマであり、半世紀にわたる時間の友情、愛、裏切りを描いている。それが3時間(DVDでは23分の追加があり、4時間に近い時間となっている)を越す長尺の作品となって仕上げられている。デ・ニーロの演技が貫禄十分であり、見所でもあるが、J.コネリーが可愛い~

そして、本作の物語により重みを与えてくれるのがエンニオ・モリコーネの音楽である。レオーネ監督とはコンビを組んでマカロニ・ウエスタンの名作を放ってきただけに、息もピッタリであり、物語のスケールの大きさに負けない音楽を聴かせてくれる。

で、サントラ盤に収録されているのは以下の全19曲である。『Once Upon A Time In America』『Poverty』『Deborah's Theme』『Childhood Memories』『Amapola』『Friends』『Prohibition Dirge』『Cockeye's Song』『Amapola Part II』『Childhood Poverty』『Photographic Memories』『Friends』『Friendship & Love』『Speakeasy』『Deborah's Theme - Amapola』『Suite From Once Upon A Time In America』『Poverty (Temp. Version)』『Unused Theme』『Unused Theme (Version 2)』。

映画と共にサントラ盤の方もじっくりと味わいたい作品である。(でも、4時間近い作品となると、見るのもちょっと疲れますね...)

 

Once upon a Time in America [Original Motion Picture Soundtrack] [Special Edition]

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  • アーティスト: Ennio Morricone, Ennio Morricone, Edda dell'Orso
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