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恋する日曜日・3rd.8話「はじめての恋(前編)」 [ドラマ]

今回の物語は、1&2話以来の前後編の物語であり、その前編である。主題歌はアニメ「キテレツ大百科」から『はじめてチュウ』である。「恋日・3rd.」は主演の年齢が1st./2nd.よりも少し若いが、今回の物語の主役は小学生ということで、よりいっそうの低年齢化した物語である。(が、その分、違った見方も出来る物語でもあり、これぞオムニバス形式で色々な物語がある「恋日」の面目躍如でもある。)また、前後編と言うことなので、じっくりと見るのが良いでしょう。(ということなので、今週は少し簡単に...)それでは、いつものように本編にいきます。

中村恵理香(なかむら・えりか)はおしゃれに目覚めはじめた小学1年生の女の子である。母の法子が朝食が出来たと言っても鏡を前にして髪を気にしている。朝食を食べながら母に髪をセットしてもらうが、束ねた位置が気にくわないでいた。宇していると父から電話が入る。(父は単身赴任中で家にはいない。)で「洋服欲しい」と朝からおねだりをしていた。というのは恵里香の誕生日が目前であったということでもあった。で、パパが聞き入れてくれたのでご機嫌になっていた。

学校に行こうとして家を出る所では、ママに新しい靴をおねだり。「誕生日プレゼント」と言ってママが認めると、更にご機嫌になって学校に行った。登校途中で親友のまどかと一緒になると、まどかが履いている靴を気に入った恵里香は、それと同じのをママに買ってもらうと決めた。更にお誕生会の話しをしていると、サッカーボールが転がってくる。それは同じクラスの山川俊太のボールで、直ぐに俊太がやってくる。恵里香はボールを蹴ろうとするが空振りで転けてしまい、まどかがボールの来た方向とは逆の方向に蹴ってしまう。ボールを取ってきた俊太はそんなふたりをからかいながら、子供の口喧嘩に。(なんとなく、ほのぼのとしていて、こういう口喧嘩ならばいいですね...)が、恵里香は俊太のことが気になっていた。

学校から帰ってきた恵里香は、ママに買ってきてもらった色紙を使って、お誕生会の招待状を作り始める。で、ママは「誰を呼ぶの?」ということで女の子の友達の名前がずらり。しかし「あと、男子も」と言い、ママが「翔くん」と言うと「うん。あと、俊太」で「俊太くんと中良いんだ」というママに「良くない」と言ったりしているが、ママはそんな娘を優しく見ていた。(喜多嶋舞さん、「銭形雷・1st.14話」の小銭形パイ(大林しのぶ)とは全然違って、優しいお母さんです。)

数日後、恵理香は2階の押入れから大きな紙袋を見つけねと、それを抱えてママの元にやってきて「これ、何?」と嬉しそうに尋ねる。「見つかっちゃった。内緒」と言うままだったが「教えて」と恵里香。で「恵里香のお誕生日プレゼント」と話すママ。「お靴とお洋服?」「そう」ということで、良い雰囲気です。恵里香は「開けていい?」「だめ、お誕生会の時にね」と言われるが「意味無い。だって恵里香、お誕生会の時に着たいもん」ということで、開けることを許すママ。で、さっそくその洋服を着た恵里香は鏡の前でご機嫌だった。

別の日、恵里香は男の子たちが公園でサッカーをしている所にやってくる。俊太がやってくるが、誕生会に翔を呼ぶと知ると、直ぐに冷やかしを始める。で、翔への招待状を奪い取る俊太だったが、その下に「しゅんたくんへ」という招待状を見て、俊太も喜びの表情へ。

恵里香は用件を済ませたと言うことで帰ろうとするが、招待状を見た俊太は「4日?俺、行けるかな?」と言う。で、立ち止まって振り返った恵里香。俊太は「引っ越すんだ。転校するんだ」と口にした。で、ショックを受けた恵里香。(4日は俊太の引っ越しの日です。)

ショボンとして家に帰ってきた恵里香。ママはお誕生会の時に何を作ろうか、と話しをするが、恵里香は泣いていた。で、優しく訳を色々と尋ねるママ。「俊太くん、お誕生会に来られないとか?」と言う言葉に大泣きする恵里香。

翌日、公園で一人サッカーボールで遊んでいる俊太の姿を見ても恵里香はただ通り過ぎていくだけ。で、俊太の方から恵里香に絡んできて、サッカーボールをパス。で、話しを始める二人。そんな中、俊太は「行くよ」と言ったことから恵里香の表情が変わり、笑顔になる。「約束する」と俊太が言ったことで恵里香は安心した。

家に帰った恵里香はママが編み物しているのを見ると「恵里香もしたい。編み物したい」と言い出す。「マフラーだったら出来るかもね」とママ。で「やる」と恵里香。そしてママに教わりながらマフラーを編み始める。で、それからは編み物に夢中になる恵里香は、学校が終わると走って家に帰り、マフラー作りに没頭するようになった。

そうしていると、4日になり、恵里香のお誕生会の日になった。恵里香はようやくマフラーを完成させて、紙袋に入れて喜んでいた。

で、招待した友達がやってきてお誕生会が始まる。しかし恵里香は元気がなかった。それは俊太が来なかったためであった。友達たちは盛り上がるが、恵里香一人落ち込んでいた。なんやかんやでお誕生会が終わるが、恵里香の落ち込み方は大きく、一人で部屋に戻ると、ベッドで泣き始めるのだった。

翌日の学校帰り、落ち込んでいる恵里香はまどかと一緒に歩いていた。公園では男の子たちがサッカーをしていたが、そのボールが恵里香の前に転がってきた。で、そのボールを拾う恵里香。よく見ると「SHUNTA」と書いてあった。すると男の子が「返せよ」と声を掛ける。まどかが「ねえ、俊太は?」と尋ねると「昨日引っ越したってさ」と答える。で、恵里香はとんでもない方向にボールを投げてしまい、そのまま帰って行く。

夜、明日の用意をしている恵里香の所にママがやってくる。で、「俊太くんもに会えなかったのは残念だったけど...」と切り出すが、「約束したのに...」と恵里香。(この年頃の子供は純粋ですから、約束を破られたことはショックですよね。)で、ママが良いことを言ってくれる。「恵里香は離れていても、ずっーとお友達でいてあげるよって思ってあげなきゃいけないんじゃない。俊太くん、新しい所でいっぱいお友達作って、元気で頑張ってって思ってあげなきゃいけないんじゃない。そういう気持ちで一生懸命マフラー編んであげたんでしょう」この言葉に恵里香も「うん」と気持ちの整理が出来たようだった。

翌日、学校から帰ってきた恵里香はポストを見ると、俊太からの手紙が来ているのに気づく。(恵里香の住んでいるところは、「さいたま市中央区」でした。)で、直ぐに開いて読み始める。「お誕生日おめでとう。誕生会に行けなくてゴメンね。俊太」という文面に恵里香は封筒の住所を見て俊太の住所が「(東京都)北区」だと知る。で、そのまま家を飛び出して(この時、一緒に手にしていた他の郵便物は落としていくが、それには気づかない恵里香でした。→俊太の住所が分かって、よっぽど嬉しいのですね。)で、まどかに追いつき、「北区」のことを尋ねる。まどかには北区に従姉妹がいるということだったが、北区についてはよく分からない。でも「バスに乗れば着くんだよ」と言われて恵里香は喜んで家に走って帰る。

部屋に駆け込むと、貯金箱のお金を取り出して、マフラーを入れた紙袋と俊太からの手紙を手にして、直ぐに飛び出して行こうとする。ママが「何処行くの?」と尋ねるも「北区」と元気いっぱいに言うと、そのまま家を飛び出して行った。(気持ちは良く分かります。)

家の近くのバス停でバスを待つ恵里香。少しするとバスがやってきた。(そのバスは川口駅西口行きでした。)バスが止まってドアが開く。で、意を決してバスに乗り込む恵里香。そしてバスが動き出した。しかし恵里香はそのままバス停に立ったままで、目からは大粒の涙を流していた。(運転手さんに「北区」には行けないと教えられたんですね。)

今回の物語、Aパートは約9分、Bパートは約17分ということで、Aパートがこれだけ短いのは珍しいことです。また、今回は劇中に主題歌は流れず、エンドロールの部分で流れました。(前後編の前編だったら、エンドロールはちょっと珍しい...)そして、そのエンドロールの最後に「このドラマはフィクションです。ドラマのストーリーは、主題曲の作品とは一切関係ありません」と出るのはいつもの通りでした。が、主題曲をそのままドラマにしたような物語でした。ヒネリもなくストレートでしたが、逆にだからこそ安心してみていられるという物語でもあり、ほのぼのとさせてくれました。

ところで、今回の物語の主人公が小学1年生ということでふと思ったのだが、この4月になると、新1年生として小学校に入学する児童には、21世紀生まれの子供がいるんですよね。(早生まれの場合です。)この春に高校を卒業する生徒の中には平成生まれ(やはり早生まれの場合です。)がいるので、4月からは平成生まれの大学生が誕生するのだが、21世紀生まれの小学生が誕生するのですから、時間が流れるのは早いものだと痛感しました...

ところで、今回、恵里香を演じた松元環季ちゃん、何処かで見たことある顔と思っていたら、「新耳・4th.」の「ふたりぼっち」をはじめ、何本かのドラマにも出演していました。(丹羽Pのことだから)このまま成長したら、5、6年後には「ケータイ刑事」襲名もあったりして???

次回の物語は今回の続きとなる「はじめての恋(後編)」である。次回予告を見る限りでは、恵里香が一人で北区の俊太の所に行って再開する物語のようですが、何か「はじめてのおつかい」を見ているような感じがしました。(ストーリーは大体予想出来ちゃいますが...)小学生の、所謂「初恋」という物語で、ほのぼのとして心を和ませてくれます。時にはこういう物語も良いものです。(で、その次の10話(3/10放送)が、クイーン女優宝積有香さんと、柴田太郎金剛地武志さんのラブ・ストーリーです。→これは別の意味で注目作品です。)

今週のクイズ。DoCoMoのモバイラーズチェック・1000円分がクイズ正解者の中から毎月10名に当たる双方向番組ならではのクイズである。(HPやハガキでは応募できず、双方向データ放送のi-アクセスでのみ応募出来る。)問題はいつものように「今回のテーマ曲は?」である。4つの選択肢は、「はじめての学校」「はじめての海」「はじめてのチュウ」「はじめてのおつかい」の4つでした。(正解は勿論「はじめてのチュウ」です。)尚、次回は「後編」ということなので、今回と全く同じ選択肢となる可能性が高いと思います。

 

 ↓1st./2nd. ですが...

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↓今回の主題曲とそのカヴァー曲

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はじめてのチュウ

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  • アーティスト: LUV and SOUL, 実川俊晴, トーマス・マッケルロイ, デヴィッド・フォスター, 阿部潤, 宮地大輔, 大野裕一
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  • 発売日: 2001/11/21
  • メディア: CD
↓今回の物語とは関係ありませんが、一応これを。
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キテレツ大百科 (1)

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キテレツ大百科アッとおどろくからくり道具大図解

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↓こういうものを...
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↓こんな雰囲気がありそうです。
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