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ケータイ刑事銭形雷21話[改訂版] [ケータイ刑事]

全40話である「銭形雷」も今回からは後半と言うことになりました。(でも、、1st./2nd.シリーズで分けるべきですけど...)今回のMBSの放送は第21話「レッドカードはあいつだ! ~フットサン殺人事件」である。この物語が放送されたのは2006年5月20日ということで、2006FIFAワールドカップ・ドイツ大会がまもなく開幕という時期であって、サッカー熱がヒートアップしていた時期である。ということもあっての?T?b?J?[サッカー・ネタですが、単にサッカーネタだけにしないで、3月の????WBCのネタ(誤審)も取り入れているということで、一筋縄には行かない「ケー刑事」です。また、サッカーにすると1チーム11人(対戦となったら22人)が必要ですが、人数を減らす(人件費削減)ということで1チーム3人の「フットサン」とするのも「ケー刑事」らしい所です。劇中では「????太陽」の「サン(SUN)」と掛けている様なことをトミーが言っていましたが、「33人」の「サン」も掛けているのは当然です。(ちなみに、戦隊シリーズで「太陽戦隊サンバルカン」というのがありますが、3人戦隊のこの戦隊は「太陽(SUN)」と「3人」を掛けた名前です。)

見所は、やっぱり雷ちゃんですね。いつもはそのまま降ろしている髪も、今回はポニーテール(2nd.で髪型がショートになる伏線もここにありました。)で、しかもサッカーのユニフォーム姿を披露してくれました。(ポニーテール、ユニフォーム姿と言えば、やっぱりちゃんのことがある...)

ところで、今度の土曜日から劇場版「ケータイ刑事THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀 ~決闘!ゴルゴダの森」が公開されるが、MBSではチケット・プレゼントは結局ありませんでした。去年の「THE MOVIE」の時は「銭形零」を放送中で、チケット・プレゼントをやったんですけどね~。

この記事のタイトルに「[改訂版]」と付いているのは、BS-iの本放送時に記したものをベースにして加筆を行っているためです。(BS-iの放送時に記したものはその物語が最新作であった時に記したものですが、今回は「銭形雷」全40話まで見た後なので、全体を見通した観点からも追記しています。)BS-iの本放送時に記したものと合わせてご覧頂ければ幸いです。(BS-iでの放送時に記したものは、ここをクリックして下さい。)ということで、いつものように長文&今更ながらのネタバレありで、本編に行きます。

雷ちゃんが自転車に乗って走ってくると、鑑識・柴田束志に気づいて「柴田さ~ん」と言って手を振る。束志も「あっ、雷ちゃん」と返す。雷ちゃんは自転車を停めると「柴田さんも岡野さんに呼び出されたんですか?」と尋ねると「うん、雷ちゃんも?」ということで、二人ともトミーに呼び出されたのだった。(やってきたのは港区赤坂のフットサン・スタジアム。)そうしていると、笑顔いっぱいのトミーが「おはよう!」と言いながら登場する。しかも、青いサッカーのユニフォーム姿だった。(背中には「トミー」と名前が入っていて、背番号は「28」(「ケー刑事」ではお馴染みの数字です。))それを見た雷ちゃんは「帰りましょうか」と束志に言うと「だね」と頷く束志。で、帰ろうとする二人。慌ててトミーは「ちょっと待ちたまえ」と言って駆けてきて二人の前に立ちはだかり「まだ何にも言ってないでしょう」と言う。雷ちゃんは「言わなくても分かりますよ、ワールドカップに影響されてサッカーがやりたくなったから、つきあえと言うんでしょう」と呆れながら言うが、トミーは「サッカーじゃない、フットサンだ」と言う。そして「フットサル」(「フット」+「サルーン」)について説明し、続いて「フットサン」(「フット」+「サン(太陽)」、3対3で屋外で行う)についての説明してくれる。

雷ちゃんは「私、サッカー得意じゃないんですよ」と渋っているが、トミーは鞄からユニフォームを取り出して「これは君のユニフォーム」と言って雷ちゃんに手渡す。(背中には「らい」と手縫いで名前が入っていて、背番号は「110」)更に「こっちはね、柴田ちゃんの分」と言って束志にもユニフォーム(背番号は「0」)を渡す。更にトミーは「銭形くん、始球式は美女の仕事なんですよ」とご機嫌を取ろうとするが、雷ちゃんはこれに気をよくして「美女?」と口にすると一気にやる気が出て、トミーが持っているボールを奪って蹴ると「レッツ・プレイ・フットサン」と言ってVサイン。(「美女」という言葉に弱い雷ちゃんです。)

(ここからの雷ちゃんはユニフォーム姿でポニーテールです。)グランドではトミーたち警視庁チームと、対戦相手のチーム(「連合軍」ということになっている)が試合前のウォームアップをしている。(それにしても「フットサン スタジアム」と看板だけはそれなりのものなのに、観客席はない。(緑山スタジオのグランドですね...))トミーは「さあ諸君、作戦を始めよう」と言って、警視庁チームは作戦会議を始める。(3人で)円陣を組むと、作戦を語るトミー。「全てのボールは私に集める。それからあとは私が何とかするからな」と告げるが、雷ちゃんは「それって自分が目立ちたいだけじゃないですか」と不満げに言い、束志も「全くその通り」と口にする。が、これにトミーは「私はこう見えても、フットサン4級の資格を持っているんだ」と言って資格証わ見せて資格自慢をする。そして、右足にボールを乗せるとリフティングを始めて「見たまえ、私のこの華麗なテクニック」と言い、右足を振り回しながら上手い所を披露する。「ボールは私のお友達です」と言って調子に乗って右足を振っていると、スパイクが脱げてしまってボールと一緒に雷ちゃんたちの前に飛んでいってしまう。(慌てるトミー)で、それを拾った雷ちゃんは「ダメですよ、インチキは」とオカンムリ。(スパイクとボールがマジックテープで止めてありました。)で、束志がスパインをトミーに投げ返す。

一方、雷ちゃんはボールを手にすると両足を使ってリフティングを始める。で、巧みなボールさばきを見せてくれる。(銭形一族はIQ180というだけでなく、スポーツの方も万能なんですね)で「まあ、こんなもんですね」と軽く言うが、それを見た束志は「激ウマ」、トミーも「何が不得意なんだ、まったくもう...」と漏らす。雷ちゃんは「昔はもっと出来たんですよ。ペレのおじさんに色々と教わったんで...」と言う。すると束志は「えっ?まさか、あのペレ」と驚くが、トミーは「誰?」→サッカーの神様・ペレを知らないなんて、「フットサン4級」という資格は何なの?それにしても、やっぱり銭形家の人脈は世界にも広がっているんですね~

試合が始まり、雷ちゃんは華麗なテクニックで中央突破している。「私にパスだ」と言っているトミーを無視して、雷ちゃんはいきなりミドル・シュートを放つ。ボールはネットを揺らしてあっという間に先制点を決める。主審・ボブ・ダービットソン(この名前はWBCで誤審をしたことでその名前が広がったボブ・デイビットソン審判の名前が元ネタです。→やっぱり「ケー刑事」です。)が笛を吹き、束志もトミーも驚きの声を漏らす。しかし雷ちゃんは平然としていて「やったね」とVサイン。そして雷ちゃんは束志とハイタッチ、遅れたトミーは空振り。が、トミーは「私が敵を引きつけておいたおかげでしょう。いわば犠牲フライでしょう」と口だけは達者でした。これに雷ちゃんはお手上げというポーズ。(いつもと服装、髪型が違うと、随分と違ったように見える雷ちゃんです)

試合は続き、またもシュートを決める雷ちゃん(これで2点目)。更に相手のヘディングして浮いたボールをオーバーヘッド・シュート(リプレイを含めて3回見せてくれます。)して3点目をゲット。トミーは「凄い」、束志は「わぉ!」と感嘆の声を出すだけだった。試合は3-0となったが、これで相手チームのFW・久里浜カズオ(当然、キング・カズがモデルとなっている名前です)は「目が覚めたよ。君たちはどうやら眠れる虎を起こしてしまったようだ」と気合いが入る。で、「行くぞ!」と言ってプレー再開、トミーを簡単に抜いてゴール目指して突破するも、雷ちゃんにはあっさりとボールを奪われる。で、雷ちゃんがボールを支配しての相手ゴールを目指す。するとトミーが「もういいだろう。次は私の番だ、私にパス」と言ってボールを要求する。3点のリードがあるということで余裕を見せる雷ちゃんは「ちゃんと決めて下さいよ」と言うとトミーにパスをした。ボールを受けたトミーは「任せておきなさい、レッドゲート作戦だ!」と言って大張り切りでゴールを目指す。(「そんな作戦、聴いてないんですけど...」と雷ちゃん)が、連合軍のDF・モスラ塁(モデルは当然、ラモス瑠偉)がトミーの前に立ちふさがる。が、トミーはひるまずに「スーパー・エリート・シュート!」と言ってポーズを決めてシュートを放つ。しかし、足は辛うじてボールに当たっただけで、ボールはゆっくりと転がっていくだけだった。(それを息を吹いて勢いを付けようというトミー)連合軍のGK・ショウ・ロンポウ(モデルは「少林サッカー」です)が右手では鼻くそをほじくりながら、左手で軽く止める。(って、当たり前です。)するとトミーは「なかなかやるな」と言うが、雷ちゃんの冷たい視線が待っていた。しかしトミーは「ウォーミング・アップはここまでだ!」と、言葉だけは負けていないトミーでした。でも、雷ちゃんは「もう、本当にウォーミング・アップなんですか?」と分かっていました。が「大丈夫だ、今度はズバッと決めてやるから」と口ではトミーも雷ちゃんに負けていませんでした。するとショウ・ロンポウが「中国にこういう諺ある。『骨折り損の万里の長城歩き』(いくら歩いても無駄、という意味で、トミーはシュートを打つだけ無駄という意味です。)」と言ってトミーをバカにしながら小龍包を食べている。(こんな諺、あった?)

試合は続き、久里浜がボールをコントロールしている所にトミーが立ちふさがり「鉄壁のガード、抜けるものなら抜いてみろ」と言っているが、口だけは一流プレーヤー以上のトミーです。久里浜はトミーを突破しようとするが、トミーは何もしていないのに久里浜が倒れて足を押さえている。「えっ?」と驚くトミーは隙を見て攻撃しようとするが、主審のボブ・ダービットソンが笛を吹き、イエローカードを出されてしまい、ペナルティ・キックが与えられる。「何で?さわりもしていないのにどうしてイエローカードですか?」と主審に抗議するトミー。雷ちゃんも「岡野さんは何もやっていません。相手が勝手にこけたんです」、束志も「シュミレーション(この説明はテロップで出る。→実に親切です。)だ」と抗議するが、「私は歩くルールブックなのです」と受け付けない主審。すると「今のは誤審でしょう。世紀の誤審だ!」と抗議するトミー。(やっぱり、名前が名前だから、このネタをちゃんとやってくれました。)主審はトミーを突き飛ばすと「これ以上抗議するならレッドカード。さよならよ~」と言うだけだった。

トミーは不満ながらも引き下がるが、雷ちゃんも「負けているからってシュミレーションを使うなんて...」と不満を口にする。しかし「柴田さんが守ってくれれば相手に点は入りません」と余裕のあるところを見せて束志を励ます。トミーも「私は無実だからね、柴田くんだけが頼りだよ」と言うと、束志は二人に敬礼をして「全てこの私にお任せ下さい」と言って胸を張るが、固くなって左右同じ手と足が前に出そうな感じが...

久里浜がPKのボールをセット、柴田がゴール前に立ち構える。(雷ちゃんは両手を握って祈りのポーズで見守っている。)蹴ろうとしている久里浜の横にショウ・ロンポウが寄ってくると「中国にこういう諺ある。『熱ければパンダも水飲む』」(何処が諺なの?)と言ってペットボトルの水を「飲んどけ」と言いながら久里浜に渡す。久里浜は一口飲むとペットボトルをショウ・ロンポウに返す。そしていよいよPKへ。最初にボールを両手で拾い上げ、軽くキスをして、再びボールをセットした。それを見たトミーは「あいつ、ボールにキス何かして。不衛生的」と漏らす。すると雷ちゃんは「あれは絶対ネッツァーの真似ですよ」と言うが「誰それ?」とトミー。すると「ドイツの伝説のサッカー・プレーヤーです」と説明してくれる雷ちゃん。トミーは笑いながら「そうそう、思い出した」と言うものの...(いつものことですね。)

主審が笛を吹き、久里浜がPKを蹴る。柴田の反応は遅く、ボールが通過してから反応していた。で、簡単にネットを揺らした。するとトミーは「やっぱり柴田は柴田だよ。あいつを信じた私がバカだった」と言って負けたような表情をする。(でも、まだ3対1ですが...)雷ちゃんも「あの主審、絶対相手チームを贔屓していますよね」と不満を口にする。(雷ちゃんのテクニックがあれば全く気にすることは無いと思うのですが、結構根に持つタイプですね...)で、主審がそれを記録しているが、トミーは「さっきから何を記入しているんだ?」と漏らす。で、雷ちゃんが説明してくれて、最後に「フットサン4級なのに知らないんですか?」と突っ込んでくれるが「ちょっと君の知識を試しただけですよ」と言うのもいつもの通りでした。

一方、得点を決めた連合軍は久里浜にモスラとショウ・ロンポウが駆け寄り、ハイタッチをしてカズダンス(これがしたかったから、カズなんでしょうね)を始めるが、そんなに喜ぶものですかねぇ?が、直ぐに久里浜は胸を押さえてその場に倒れ込んでしまう。で、久里浜の側に雷ちゃんたちも駆け寄る。モスラは「そんなパフォーマンス、流行らないよ」と言うも、久里浜は動かない。トミーが久里浜の手を取り、「プレー、続けましょう」と言って起こそうとするが、脈がないことに気づき、首筋で確認して「死んでるぞ」と告げる。雷ちゃんの表情も険しいものに一変するが、それと同時に「警視庁から入電中」と事件を知らせる入電が入る。(港区赤坂のフットサンスタジアムで殺人事件発生。被害者はフォワードの久里浜カズオ。直ちに捜査を開始せよ)

試合はここで打ち切りとなり、捜査を開始した雷ちゃんたち。(ユニフォーム姿のままです。)柴田(もちろんユニフォーム姿)が逆立ちをしていて「分かったよ」と言って報告をする。「死因は毒殺。被害者の体内から遅効性の猛毒・オズマゴロシ(「ケー刑事」ではこれもお馴染みの毒物ですね。)が検出されました。以上」というで、試合中に毒を盛られて殺害されたという結論になる。が、直ぐにトミーが「謎は解けたよ、クレソンくん」(「クレソンって、野菜でしょう」と雷ちゃんのツッコミが入る。)と言うと、「犯人はあなただ、ショウ・ロンポウ」と言うトミー。するとショウ・ロンポウは「中国にこういう諺ある。『食わずして肉まんと思うな』(見ただけじゃ、肉まん、あんまん区別つかない。トミーは見た目で犯人と決めつけている、という抗議でした。)」とまたもいい加減な諺を口にする。しかしトミーは直ぐに「決めつけではありません。私ははっきりと覚えています」と言って、久里浜がPKを蹴る直前にペットボトルを渡したことを指摘して、その中にオズマゴロシが入っていて、久里浜を殺害した、と言う。(やっぱり思った通りのトミーでした。)これにショウ・ロンポウはまたも諺(?)『餃子作って肉包まず』(推理が滅茶苦茶という意味)を口にする。が、トミーは構わずに連行しようとする。そこに柴田が現れると「報告です。ボトルから毒物は検出されず。以上」ということで、いつものように撃沈したトミーでした。が、今回のトミーはここで終わらず、「しかしこれで犯人は絞られた訳だ」と言って「犯人はあなただ、モスラ塁!」と来ました。久里浜がPKを決めた直後にハイタッチをしたが、その時に被害者の手に毒を塗りつけた、というのである。が「モスラさんは犯人じゃありません」と雷ちゃん。これに「チームメイトが殺されたというのにあまりにも陽気すぎるじゃないか」と反論するトミー。(全然理解できないのですが...)雷ちゃんは、モスラが手にオズマゴロシを塗っていたら、モスラも死んでいるはずというのが理由でした。(確かにモスラは素手でした。)これに「私も素手だから、犯行は無理ですね」と主審。ショウ・ロンポウは「中国にこういう四字熟語あるよ『以下同文』」と続く。ということで、撃沈したトミーは「一体誰が犯人なんだ...」とお手上げ状態になる。

控え室に移動して、そこのホワイトボードを使って事件のトリックを考える雷ちゃんとトミー。もう一度事件の流れを確認している。どうやって毒が入ったかを考える雷ちゃん。そこに主題歌「明日吹く風」の着うたで柴田からの電話が入る。「被害者の唇とスニーカーから毒物反応検出」という報告だった。すると「スニーカーから毒物反応?」とトミーは益々分からなくなる。雷ちゃんはここで「よどむ、悪の天気」(ポニーテールの雷ちゃんをしっかりと見せてくれます。)

グランドではボブ主審がイエローカードを出す練習をしている。そこに雷ちゃんがやって来て「ボブさん、あなたが犯人ですね」と告げる。これに「いつ被害者を殺すことが出来たと言うのですか?」と反論するボブ。(トミーも、ボブは一度も被害者に触れていないと言って説明を求める。)が、雷ちゃんは「ボブさんは被害者に触れずにボールを使ったんです」と言い、試合で使ったボールを証拠として、そのボールのへそ周辺からオズマゴロシの成分が検出されたことを告げる。被害者がボールにキスをすることはフットサン関係者では有名であり、強引にPKを取り、オズマゴロシが塗られたボールをセットし、何も知らない久里浜はボールにキスして中毒死した、というのが雷ちゃんの考えであった。久里浜の儀式を知っていたことを認めるボブだったが、どうやって毒を塗ったかを尋ねる。(触れたら死ぬと雷ちゃんが言ったことを逆手に取っている。)これに雷ちゃんは、主審の立場を利用して、ペンのインクの中に毒を仕込んでおき、久里浜がキスするポイントに毒を塗った、と説明する。「私、知らない、無実です」というボブだったが、束志がボブの胸にあるペンを回収して調べる。が、毒物反応は出なかった。で「そんなぁ」と雷ちゃん。一方のボブは「ゲームオーバー、退場!」と言ってレッドカードを出す。

トミーは「とんだ誤審だったね、銭形くん」と言うも、「でも、犯人は絶対にあの主審のボブです」と雷ちゃん。毒をボールに付着させることが出来たのはボブしかいないというのがその理由であるが、トミーは「君は捜査を勘に頼りすぎるなぁ」と口にする。(これも五代さんや高村さんが口にした言葉ですね。)これに「そんなこと無いです」とちょっと口をとがらせる雷ちゃん。トミーは「フットサンは足でプレイするように、刑事は足で捜査をするんですよ」と諭す。「勘じゃありませんよ~」と雷ちゃんが言うが、「君は冷え性だったねぇ~」と、こちらも「銭形愛」から語り続けられている台詞をまたも言ってくれる。で「頑固な女性は冷え性が多い」「私は普通ですよ」とお馴染みのやりとりを経て、トミーは「いいものをプレゼントしよう」と言って唐辛子成分を配合した温湿布を雷ちゃんに手渡す。しかもトミーのオリジナルとして、ネギ、ニンニク、タバスコをブレンドしたという。雷ちゃんはその温湿布のフィルムを剥がすと即座に「臭っ!」するとトミーは「その臭いが君を暖かく包み込んでくれるんだ」と言って笑うだけ。が、これに雷ちゃんは閃いた。で、「分かった」から「謎は解けたよ、ワトソンくん」(ここでAパート終了、経過時間は20分を回った所です。ということで、Bパートは5分半弱となります。)

控え室でサッカーゲームを相手にしてイエローカードを出す練習をしているボブ主審。そこに雷鳴が轟いた。雷ちゃんの口上「雷鳴轟く積乱雲。…」が始まり、「私の稲妻でしびれなさい!」から稲妻がボブに落とされる。しびれて倒れ、煙を噴くボブの前に青葉台学園の制服に着替えた雷ちゃんが現れると「あなたが犯人ですね、ボブ・ダービットソン」と、いつもは「さん」付けで犯人の名前を言うのに、今回は呼び捨ての雷ちゃんでした。がこれにボブは「判定を覆そうとしても無駄です。例え、全日本国民を敵に回しても、私の判定は覆りません」と犯行を認めない。雷ちゃんは証拠のボールを示すが「またボールですか」とボブ。すると雷ちゃんは説明を始める。ボブは試合前にオズマゴロシの成分が入ったシールをボールに貼っておいた。トミーの反則を取った時にシールをボールから剥がした。あとは被害者がボールにキスする儀式を利用して殺害した、と言うのが犯行の全てと言って「違いますか」と問う。しかしボブはそんなシールはどこにも無い、と言って体を調べろと言う。が「分かってますよ」と雷ちゃんは言うと、トミーを呼び、トミーが着ていたユニフォームからシールを回収した。これはトミーの反則を取り、トミーに迫られた時にシールをトミーのユニフォームに貼り付けたのだと説明する。そして「このシールからはあなたの指紋だけが検出されるはずだす」と雷ちゃんが言うと、ボブは「私の負けです」と犯行を認めて膝をついた。(そして付け鼻も取ってしまうボブ)

トミーが犯行動機を尋ねると、久里浜がボブの彼女の唇を奪ったためで、汚れた唇を使って殺したかった、ということでした。(これって、完全に個人的な恨みですね。)で、雷ちゃんは「スポーツを殺人に利用することは、絶対に許されません」と言ってレッドカードを出す。で、トミーが手錠を掛けて逮捕した。

事件解決後、フットサン・スタジアムを後にする雷ちゃん、トミー、柴田の三人組。「たまには運動もいいですね」という雷ちゃんの言葉に柴田も同意している。するとトミーが「それじゃあ明日も同じ時間同じ場所に集合だ!」と言う。「まだやるんですか?」と呆れ顔の雷ちゃんに対して「もちろんですよ。このプレーイング・マネージャーであるこの私を中心に、より強いチームを結成しようではないか!」とやる気満々のトミーだったが「岡野さんを中心にすると弱くなると思うんですけど...」と言う雷ちゃん。「完全同意、プレーは自己中心的だし、はっきり言って下手だし」と柴田も同意して「下手だし」と続く雷ちゃん。これにトミーは「今日はちょっと不調だった。だが安心したまえ、不調の原因は既に究明済みだ」と言うトミーは「それは、可愛いマネージャーがいなかったからですよ」(「なるほど」と柴田はこれに納得している...)ということで、可愛いマネージャーを紹介してと雷ちゃんに頼むトミー。「しょうがないなぁ~」ということで、10秒以内に雷ちゃんからボールを奪えたら紹介する、ということになる。すると俄然張り切るトミーと柴田。「無理だと思いますけどね~」と言う雷ちゃんはボールを地面にセットして「用意スタート!」(でも、雷ちゃんは鞄を背中に、トミーと柴田は肩から鞄を背負ったままである。)結局、雷ちゃんに簡単に突破されてしまい、ボールを奪うのはおろか、ボールに触れることすら全く出来ない二人でした。で、雷ちゃんはシュート(って、何処に向かって蹴ったのでしょうか?)し、ポケットからレッドカードを取り出しました。

今回の物語は、何と言っても雷ちゃんの運動神経の良いところをたっぷりと見せてくれる物語でした。しかも、ポニーテール+サッカーのユニフォーム姿ということで、大傑作「銭形泪」に一段と近づいていく「銭形雷」です。(逮捕の際に名言を数多く口にした泪ちゃんですが、今回の雷ちゃんはそれに近づいてもいる。→と思っていたら、2nd.になると高村さんがカンバックして、「ちゃんネタ」が色々と出てきて、より「銭形泪」化が進むことになります。)

次回の物語は、第22話「気分はもうスピード!? ~バスジャック殺人事件」である。物語のネタとしたら映画「スピード」がベースとなっているが、「ケー刑事」でバスと言えば「シベリア超特急殺人事件」(「・5話」)ですし、「海王星団」の名前が出てくると言うことで「・1st.13話/2nd.13,22話」が思い出されますが、「・2nd.3話」のパターンもあります。しかも、「焼き芋」ネタも出てきますし... ノリもよく、テンポの良い物語です。一応、「・5話」を予習としてみておくと、一段と楽しむことが出来ると思いますよ。

鑑識メモ。サッカーのユニフォーム姿の束志が笑顔いっぱいでいる。「サッカーが上達する早道は、如何にボールと仲良くなるかが最大の鍵なのです」と、まともなことを口にしたものの、サッカーボールに目、口、髭が書き込んであり、そのボールを肩に乗せると犬のようにじゃれ合いを始める。ということで、映像の方も黒にフェードアウトしていきました。

 

 

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/01/26
  • メディア: DVD

ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 3

  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2007/05/25
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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2006/12/22
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↓次回の予習にどうぞ

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2004/04/23
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 1

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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 2

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/02/25
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ケータイ刑事 銭形泪 DVD-BOX 3

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/06/24
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 1

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
  • 発売日: 2005/12/23
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ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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いよいよ公開ですね。

ケータイ刑事THE MOVIE2石川五右衛門一族の陰謀~決闘―+TVシリーズ雷★零

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  • 発売日: 2007/02
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ケータイ刑事 石川五右衛門一族の陰謀

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  • 出版社/メーカー: 竹書房
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  • メディア: 文庫

ケータイ刑事 THE MOVIE2 オリジナル・サウンドトラック・アルバム

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  • アーティスト: 小出早織/松崎しげる
  • 出版社/メーカー: BS-i
  • 発売日: 2007/02/28
  • メディア: CD

ケータイ刑事 銭形雷/小出早織style

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  • 出版社/メーカー: アルケミスト
  • メディア: おもちゃ&ホビー

↓ネタ集です。

太陽戦隊サンバルカン VOL.1

全5巻

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  • 出版社/メーカー: 東映
  • 発売日: 2005/11/21
  • メディア: DVD
モスラ

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2003/11/21
  • メディア: DVD

モスラ

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  • 出版社/メーカー: 東宝
  • 発売日: 2006/01/27
  • メディア: DVD

少林サッカー デラックス版

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: DVD

少林サッカー インターナショナル・バージョン 豪華版

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  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2003/12/21
  • メディア: DVD

↓サッカー関係

フットサル&サッカー超実践足技×抜き技トリックテクニック

フットサル&サッカー超実践足技×抜き技トリックテクニック

  • 作者: 岩本 昌樹
  • 出版社/メーカー: 永岡書店
  • 発売日: 2005/03
  • メディア: 単行本

超技巧派!木暮賢一郎 フットサル攻撃スタイル

超技巧派!木暮賢一郎 フットサル攻撃スタイル

  • 作者: 木暮 賢一郎
  • 出版社/メーカー: ソニーマガジンズ
  • 発売日: 2006/09
  • メディア: 単行本
2006FIFA ワールドカップドイツ オフィシャルライセンスDVD イタリア代表 チャンピオンの軌跡-栄光のアッズーリ4度目のカンピオーネ-

1436 ジーコ監督と日本代表 そして2006FIFAワールドカップドイツの真実

1436 ジーコ監督と日本代表 そして2006FIFAワールドカップドイツの真実

  • 出版社/メーカー: 日活
  • 発売日: 2006/10/20
  • メディア: DVD
2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会 完全日本語版

2006 FIFA ワールドカップ ドイツ大会 完全日本語版

  • 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
  • 発売日: 2006/04/27
  • メディア: ソフトウェア

J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5

J.LEAGUE プロサッカークラブをつくろう!5

  • 出版社/メーカー: セガ
  • 発売日: 2007/02/01
  • メディア: ビデオゲーム

PC版 フットボールマネージャー2007 日本語版

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  • 出版社/メーカー: セガ
  • 発売日: 2006/12/21
  • メディア: ソフトウェア

Jリーグ ウイニングイレブン10+(プラス) 欧州リーグ'06-07

Jリーグ ウイニングイレブン10+(プラス) 欧州リーグ'06-07

  • 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
  • 発売日: 2006/11/22
  • メディア: ビデオゲーム

FIFA 07

FIFA 07

  • 出版社/メーカー: エレクトロニック・アーツ
  • 発売日: 2007/01/18
  • メディア: ビデオゲーム

J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE2007

J.LEAGUE OFFICIAL FANS' GUIDE2007

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: コナミデジタルエンタテインメント
  • 発売日: 2006/03/03
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

↓これは一応参考です。

みんなのたあ坊の賢人訓 中国編―今も新鮮な70のことば

  • 作者: 辻 信太郎
  • 出版社/メーカー: サンリオ
  • 発売日: 2004/09
  • メディア: 文庫

故事成句の教訓・蒙求

故事成句の教訓・蒙求

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 明治書院
  • 発売日: 1997/06
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)

ポケット 中国の故事名言集

ポケット 中国の故事名言集

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 平凡社
  • 発売日: 1997/07
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
サッカー「王国」ブラジル―ペレ、ジーコからロナウジーニョまで

サッカー「王国」ブラジル―ペレ、ジーコからロナウジーニョまで

  • 作者: 矢持 善和
  • 出版社/メーカー: 東洋書店
  • 発売日: 2006/04
  • メディア: 単行本

サッカーボール検定球 AS470B 4号

サッカーボール検定球 AS470B 4号

  • 出版社/メーカー: アディダス
  • メディア: スポーツ
わかりやすいサッカーのルール

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  • 作者: 高田 静夫
  • 出版社/メーカー: 成美堂出版
  • 発売日: 2006/06
  • メディア: 文庫
すぐ勝てるフットサル戦術

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  • 作者: 府中アスレティックF.C.
  • 出版社/メーカー: MCプレス
  • 発売日: 2005/10
  • メディア: 単行本
スーパーサッカースタジアム日本代表チーム

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  • 出版社/メーカー: エポック社
  • メディア: おもちゃ&ホビー


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