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SCORPIONS『LOVE AT FIRST STING』 [音楽(洋楽)]

表題のアルバムは1984年に発表されたものである。ドイツ出身の彼らは'70'sの時代から活躍していたが、彼らのようなハード・ロック(ヘビーメタル)はアメリカだけは受け入れられなかった。('70'sの時代は日欧では受け入れられていただけでした。)が、'80'sになってようやくアメリカでも「ヘビーメタル」という分野が受け入れられるようになった。本アルバムはそんな背景の元、アメリカでも広く受け入れられることになったアルバムである。しかも、彼らはスタイルをアメリカ向けに会わせたのではなく、彼らのスタイルを貫いて認めさせたのだから、特筆に値する。で、本アルバムはBillboard誌でも、レギュラー・チャートで最高位6位、1984年の年間アルバム・チャートでも29位にランクインする大ヒットを記録した。

収録曲は以下の全9曲である。『Bad Boys Running Wild』『Rock You Like A Hurricane』『I'm Leaving You』『Coming Home』『Same Thrill』『Big City Nights』『As Soon As The Good Times Roll』『Crossfire』『Still Loving You』。

1曲目彼らのスタイルは変わっていなくて、ハードなサウンドが展開される。しかも、捨て曲もなく、気持ちよく疾走している。この中からの筆者のお薦め曲は、『Bad Boys Running Wild』『Rock You Like A Hurricane』という最初の2曲に絞ることにするが、最初から格好良く決めてくれるということで、この後の曲、しかも最後の曲まで、しっかりとツボを抑えて聴かせてくれているのだから、何も言うことない。ただ聴き惚れるだけである。(以前からの彼らのスタイルが変わっていないので、メロディアスな所もしっかりとあります。)尚、シングル・ヒットした『Big City Nights』もお薦め曲ではあるが、アルバム全体を通して聴いてもらいたいこともあって、この曲は括弧付きということで...

'70'sからのハードロック(ヘビメタ)サウンドが好きな方の中には、'80'sになってからアメリカで受け入れらた「ヘビメタ」は'70'sの「ヘビメタ」とは別物と言って嫌う方もいるが、彼らはそのスタイルを変えていないと言うことなので、そういう拒否反応をすることなく、安心して聴くことが出来る。当然、'80'sのアメリカで受け入れられたものであるので、'80'sサウンドがお好きな方にも拒否反応はないだろう。で、'70'sの「ハードロック/ヘビメタ」に足を踏み入れていってもらいたい所である。

 

Love at First Sting

Love at First Sting

  • アーティスト: Scorpions
  • 出版社/メーカー: Toshiba EMI
  • 発売日: 1990/10/25
  • メディア: CD


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