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「SABRINA」('54) [映画(洋画)]

表題の作品は1954年に製作された映画「麗しのサブリナ」である。尚、タイトルに「('54)」と記したのは、本作は1995年にリメイクされ、そのリメイク作品も同じタイトル(邦題は「サブリナ」ということで異なっている。)であったため、それと区別するためである。(ちなみに、リメイク作は、シドニー・ポラック監督、ハリソン・フォード、ジュリア・オーモンドの主演である。)本作は、言うまでもなくオードリー・ヘプバーン主演の現代版シンデレラ・ストーリーである。

映画データを記しておくと、原作はサミュエル・テイラー、監督はビリー・ワイルダー、脚本はビリー・ワイルダー、サミュエル・テイラー、アーネスト・レーマンの3人、撮影はチャールズ・ラング・Jr.、音楽はフレデリック・ホランダーである。そして出演は、オードリー・ヘプバーン、ハンフリー・ボガート、ウィリアム・ホールデン、ジョン・ウィリアムズ、フランシス・X・ブッシュマン、マーサ・ハイヤー、マルセル・ダリオ、ウォルター・ハンプデン、ジョーン・ヴォーズ、ネラ・ウォーカー、マルセル・ヒライヤーたちである。

前作(「ローマの休日」)では王女を演じたオードリーが、本作ではまた違う魅力を魅せてくれて「サブリナ・パンツ」という言葉まで生むことになったファッションが本作の見所の一つである。(その衣装デザインはイーデス・ヘッドであるが、アカデミー衣装デザイン賞を獲得した。)それにしても、この頃のオードリーは本当に「妖精」ですね...

物語は、富豪ララビー家のお抱え運転手の娘・サブリナは、ララビー家の次男・デヴィッドに失恋し、傷心のうちにパリに旅立つ。2年後、帰国したサブリナはパリ・モードから抜け出したような美女となっていて、デヴィッドだけではなくララビー家の誰をも魅了する美女となっていた...

本作は元々は舞台劇であるが、それをロマンティック・コメディとして上手くまとめている。物語はシンデレラ・ストーリーの典型的な物であるが、オードリーを見るだけでもその価値は十二分にあります。じっくりと妖精・オードリーを堪能しましょう!

 

麗しのサブリナ

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  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/04/21
  • メディア: DVD

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サブリナ

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