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ケータイ刑事銭形愛16話 [ケータイ刑事]

まずは、宮﨑あおいさん、ご結婚おめでとうございます。(6/15に入籍されました。)いずれはと思ったものの、この時期にとは、思ったよりもあまりにも早かったので少しは驚きました。が、やっぱり銭形ーズの長女ということですね。一番最初にゴールインということになりました。(筆者があおいさんのことを最初に知ったのは「ブースカ!ブースカ!!」(1999/10~2000/6放送、あおいさんの出演は2000/3でした。)だったのですが、あの少女がもう結婚って、時の流れるのは早いとは言うものの、ちょっと複雑...→ちなみに、銭形ーズ6人衆で筆者が一番最初に知ったのは1996年暮れの「ウルトラマンティガ」17話にゲスト出演した時の黒川芽以さんなのですが、はっきりと頭にインプットされたのは1998/3からの「テツワン探偵ロボタック」の時でした。→筆者の中では黒川さんの方があおいさんよりも先に知ったことになります。尚、二人とも「ケータイ刑事」(当然、第1作の「銭形愛」)よりもかなり前(しかも20世紀の間)から知っていたことになります。)→それだけに、筆者の中では銭形ーズ6人衆の中でも、あおいさんと黒川芽以さんは別格です。

今回の物語は第16話「小学生検事VS銭形愛 ~文芸評論家殺人事件」である。この物語はこの後のシリーズ作品(「銭形泪」は除く)にも登場した小学生検事正・多摩川ドイルが登場する物語である。(「・11話」「・2nd.11話」「・1st.5話」、「銭形海」には果たして登場するでしょうか、楽しみな所でもあります。)今回の登場の時から生意気なドイルくんですが、彼のようなキャラクターが生まれるというのも、本作品が面白いからであり、ドイルくんも「ケー刑事ワールド」には欠かせないキャラクターです。是非とも6代目・海ちゃんに対しても挑戦してみらいたいところです。が、そのドイルくんに関しては、ちょっとした疑惑があり、それを記したこちら(ここをクリックして下さい。)をご覧頂ければ幸いです。(なんか、三流週刊誌のようですが...)ということで、本編に行きます。

今回は、いきなり「警視庁から入電中」ということで、事件を知らせる入電が届く。世田谷区成城にて殺人事件発生。被害者は文芸評論家・等々力幸一郎(とどろき・こういちろう)さん、60歳。自宅にて撲殺された模様。直ちに現場に急行せよ。ということで、現場にやってきた愛ちゃん。「ご苦労様です」と敬礼したのは五代さん相手だった。で、五代さんは「おっ、来たな。どうぞ」と言って愛ちゃんを中に入れる。(最初の頃は煙たがっていましたが、今ではコンビとなりました。)で、現場に入るが五代さんが立ち止まり、愛ちゃんは五代さんの背中にゴッツンコ。「何で急に止まるんですか?」と尋ねる愛ちゃんに「何で子供がいるんだ...」と五代さん。愛ちゃんは自分のことを言われたと思って「まだそんなこと言ってるんですか?」と言うも「君じゃなくて...」と五代さん。五代さんは捜査をしている中に子供の姿を見たのだった。

で、「僕、ねえ僕」と声を掛けるが、言われた子供は腕組みをしたまま五代さんを無視する。「危ないからこっちいらっしゃい」と言う五代さんはその子供を抱え上げると「誰だ、こんな所に子供を入れたのは...」とボヤくと「子供は子供にまかせたよ」と愛ちゃんの前に連れて行く。で、愛ちゃんは笑顔で「僕、お名前何て言うの?」と尋ねるが、その子供は「人に名前を尋ねる場合自分から名乗るのが礼儀じゃないの、おばさん」と言う。で「お、おばさん?」と目を丸くする愛ちゃん。すると間髪入れずに「これぐらいで動揺しているようじゃ、まだまだだね、銭形警視正」と追撃。「えっ?」と驚く愛ちゃんに、子供は身分証を取り出してそれを見せて「僕の名前は多摩川ドイル」と名乗る。身分証には「東京地方検察庁 検事正 多摩川ドイル 平成4年9月3日生まれ」とあった。(ドイルくんは年を取らない設定なので、後に再登場するときは生年月日が変わっています。)

五代さんは「こんな玩具見せて...」と言ってドイルの身分証を取り上げるが、愛ちゃんが「聴いたことありますよ。」と言って思いだしたことを口にする。そして「現役小学生にて検事正、おじいさんが確か...」と続けると「法務大臣・多摩川五男(たまがわ・ごなん)」と言うドイル。五代さんは「このクソガキが?」と言うも、「検事正、一度言ったら覚えてよ」。で「子供が二人...?悪夢だよ、悪夢としか言いようがないよ...」とこの台詞が久しぶりに飛び出しました。これに愛ちゃんが「ちょっと五代さん、現実逃避しないで下さい。私で免役出来てるでしょう...」というも、「俺がおかしいのか、それとも君たちがおかしいのか。分からん」と頭は崩壊していた。それを聴いていたドイルは「下手な漫才はそれぐらいにしてくれ、不快だ。銭形警視正、もっと有能な人間かと思っていたけど残念だよ」と二人をバカにすると「3分も無駄にしてしまった。君たち、帰っていいよ」と言って追い払おうとして「この事件は僕が捜査する」と宣言し、犯人の見当が付いている、と言って居間で待たせている第一発見者の一人が犯人だと言う。が、これに愛ちゃんが腕組みをしてドイルの前に立つと「多摩川検事正、捜査は警察の仕事です」と対抗心を丸出しにして言うも「検察官にも捜査権はあるよ。僕はいつも自分でやることにしているんだ」と言い、無能な人間の調書を読むよりは自分でやった方が効率が良いと告げる。愛ちゃんはそのドイルの言葉で「無能」という所を強調したことにツッコミ、五代さんは「いい加減な」を強調したと絡む。これに「人生は一度きりだからね。如何に合理的に無駄なくて着るか、それが僕の哲学」と言い捨てる。

それを聴いた柴田さんが「合理的。素敵な響きだ。君とは気が合いそうだね」と口を挟み、ドイルに握手をする。で、愛ちゃんは「いいからとりあえず捜査しましょう」と言うが、「無駄だと思うけど、まあ、邪魔にだけはならないでね」愛ちゃんは「可愛くない...」、五代さんも「こんなクソガキに負けてたまるか。俺たちが先に犯人見つけるんだ」と対抗意識を丸出しにして、捜査を開始した。これにドイルは手招きをして柴田さんにそっと耳打ちをして指示を出す。で「了解」と柴田さん。

愛ちゃんたちは捜査を始め、書斎のデスクの上に「一億二千万 大山」「一億 栗栖汀子」「500万 金田はじめ」と書かれた紙を発見した。「これ、何だろう?」と言ってその様子を携帯で撮影する愛ちゃん。続いて等々力の遺体の周囲を確認して凶器はガラス製の灰皿だと気づくが、柴田さんの話では灰皿が致命傷になったものの、一発目は棒状のもので殴られたということだった。(棒状のものは現場にはなかった。)更に、等々力の手にはマジックが握られていて、床の絨毯には「太田川」と記されていた。で、それをダイイング・メッセージだと判断した五代さんは、これは犯人の名前で、第一発見者の中に太田川という人物がいると考えた。が、「早まらない方が良いと思います」と愛ちゃんはしっかりとブレーキを掛けていた。で、等々力のマジックを握っている様子をしっかりとチェックした愛ちゃんは「匂う、悪の香り

居間には3人の第一発見者と、愛ちゃん、五代さん、ドイルくんがいる。で、五代さんの仕切りで3人に対する事情聴取が始まる。3人の第一発見者は、「月刊トリック」の編集者の金田はじめ(かねだ・はじめ)(等々力にいつも書評をお願いしていた。)、古美術商の栗須汀子(くりす・ていこ)(等々力に商品を何度か売っていた、金田とはここで何度か会っている)、個人収集家の大山歩亜朗(おおやま・ぽあろう)(以前は会社経営をしていたが、今は隠居の身で、道楽で美術品や本などの値打ちモノを集めている。)で、この3人は今日、等々力が偶然見つけた淀川ランポの未発表原稿「妖女の森」の入札を行うためにやってきたのだった。

で、愛ちゃんは「淀川ランポ?それ、本当ですか?」と目を丸くする。これに「ミーハーしてないか?」と五代さん。が、愛ちゃんが淀川ランポについて説明してくれる。淀川ランポは、日本が生んだミステリの大魔人で、99本のミステリを残してこの世を去った大天才だった。で、愛ちゃんは淀川ランポが大好きで99冊の全てを読み、「猪豚シリーズ」が好きということでした。(→妹・ちゃんはシャーロキアンですが、推理小説が大好きという姉妹もちょっと珍しいですね...)で、金田と共にランポの話で盛り上がるが、ドイルが溜息をついて口を出し「職務怠慢無駄話は他でしてよ」とオカンムリ。更に五代さんも「ランプーだとかランチだとか分かんないけど、未発表原稿ってそんなに凄いの?」という有様で、大山が、未発表原稿が発見されたとなると世界中のミステリ界がひっくり返ることである、栗栖も価値は数千万、いや、数億、と説明する。で、先ほどの名前と数字が書かれていたものは入札額だと言うことが分かる。

等々力は、3人に入札金額を書かせると、それを一人で見るために書斎へ移動した。で、金田がコーヒーを入れに席を立ち、栗栖は化粧室へと言って席を外した。金田がコーヒーを入れ終わった時、停電が起こった。(5分か10分ぐらい続いた。)灯りが点くと3人は等々力のことが気になって書斎を覗きにいったが、そこで頭から血を流して倒れている等々力を発見したのだった。それを聴いた愛ちゃんは「停電していた間の犯行か...」と漏らし、原稿の在処を尋ねるが、原稿は書斎から消えていた。で、五代さんは「外部犯か」と言うが「それはないよ」とドイル。というのは、警察が駆けつけてきた時、この家には中から鍵がかかっており、全ての窓もそうだったということで、この3人の誰かが犯人だと言う。コレに「あのダイイング・メッセージは何なんだ?」と言う五代さん。で、3人はそのことを尋ね、五代さんが「太田川」と告げると3人の表情が変わった。

大山は「この人が犯人です」と言って栗栖を差す。というのは栗栖は最近離婚して旧姓・栗栖に戻ったが、それまでは太田川という苗字だった。で、五代さんは栗栖を犯人として逮捕しようとするが、ドイル「無能な大人って惨めだよねぇ」と待ったを掛ける。五代さんは先に犯人を見つけられて負け惜しみを言っている、とドイルをバカにするが「じゃあ凶器は?一度目に殴った棒状の凶器だよ」とドイルに尋ねられると、答えられなかった。で、愛ちゃんにヘルプを求めるが、愛ちゃんは「知りませんよ」と見捨てた。

ドイルは3人に対して「一人ずつ歩いてみて」と言い、事情聴取の主導権を奪う。で、金田からということで、ソファーを立ち上がり数歩歩くと元の位置に座る金田。続いて栗栖が歩く。そして大山となるが、大山は立ち上がったものの上手く歩けなかった。それを見て「やっぱりね」と言うドイルは、犯人は大山だと結論づけた。ドイルは、大山は普段は杖を使っていることに気づいたのだった。で、大山が懐から折りたたみ式の杖を取り出した。五代さんは「杖か...」と納得するも、ダイイング・メッセージは「大山」ではなく「太田川」ということの矛盾点を尋ねる。が「簡単だよ」と言うドイルはノートと札箱を取り出し、その説明を始める。「太田川」と書き、続いて消しゴムで「川」という文字全てと「田」という文字の一部を消した。で、「大山」と書いてあったのに気づき、それを太田川に変えたというのだった。が、大山は「私じゃない」と犯行を否定する。

大山は停電中に原稿が心配になって一人で書斎に行ったことは認めたが、その時「大山」と書かれてあったダイイング・メッセージを見つけ、このままでは犯人にされると思って「太田川」に改ざんしたのだった。が「大山さんの名前を書いたのは等々力さんじゃないと思います。書いたのは真犯人」と愛ちゃんは言う。ドイルはすかさず「根拠は?」と尋ねる。これに「マジックのキャップ」と言う愛ちゃんは、携帯でマジックを握った等々力の写真を見せて、死にそうになっている人間がキャップをちゃんと(お尻の方に)付けるのか、そんな余裕は無いと言い、真犯人は金田だと口にする。(五代さんがダイイング・メッセージ「太田川」を口にした時、金田は驚いて大山の方を見たが、これは本当のダイイング・メッセージを知っていたが、違うものを言われたために、驚いて大山を見てしまった。)すると「そういうことか」と納得した五代さんは金田を逮捕しようとして立ち上がった。

が、そこに「愛ちゃん」と柴田さんが待ったを掛けた。「残念だけど、それは違うね」と言うと、柴田さんは「大山」というダイイング・メッセージの文字は被害者の筆跡と一致、断定と告げた。(告げると退場していく柴田さん。→美味しい所を持っていきます。)で、ドイルは「犯人は大山歩亜朗で決まり」と改めて言う。これに愛ちゃんは「大山さんが犯人なら、原稿は何処にあるの?」と在処を尋ねた。(ここでAパート終了。経過時間は17分半弱ということで、Bパートは約8分半になります。また、アイキャッチの色はでした。)

原稿の行方を捜すドイルくん。「原稿を隠すのならば本の中」と考えて、本箱の本の中を捜していると、五代さんがやってきて「いいことを聴いたぞ~」と言って割って入り「早い者勝ちでしょう」「君は高い所に手が届かない」と言って原稿を発見しようと探し始める。

その頃愛ちゃんは玄関にいた。で、傘立てにある傘を見て閃いた。が、五代さんがやってきて原稿は何処にもなくて消えてしまったと告げる。(が、相手にしない愛ちゃんでした。)そこに大山が改めて犯行を否定しにやってくるが、愛ちゃんはずっと考えていた。そして「だから真犯人は停電させたんだ」とトリックを見破り、笑顔を浮かべて五代さんの方を振り向くと「謎は解けたよ」、ここで五代さんが「トマソンくん」と言うも、「ワトソンくん」と愛ちゃん。そしてみんなを集めるように指示を出す。「OK」と言って直ぐに動く五代さんでした。

居間にみんなを集めた愛ちゃんだったが、ドイルは「降参するの?」と言い自身のある所を見せるが、そんなことは気にしない愛ちゃんは「原稿はこの部屋にあります」と告げる。「えっ?」と驚く五代さん、栗栖も「何処?」と声を出す。愛ちゃんはゆっくりと「皆さんの目の前に」と言う。が、「そんなはずない。この部屋はこの僕が捜したんだ」とドイル。が愛ちゃんはシュレッダーを外すと、その下のゴミ袋を手にして「これが原稿です」と言う。これに驚くドイル。五代さんも「この紙くずが?」と追従する。愛ちゃんは「見つからないはずですよ、数億円もの価値のある原稿がこんな切り刻まれているなんて誰も思いませんから」と説明する。で、栗栖が「嘘よ」と言って駆けつけ、大山も「誰がこんなことを...」と呆然となる。が、金田は一人居間から逃げていった。で、愛ちゃんはそれを見逃さなかった。

後を追った愛ちゃんはストラップを投げる。で、金田の右腕に巻き付くと「愛の光で闇を討つ。…」口上を始めた愛ちゃんは「火傷するよ!」でストラップを引く。で、その場に金田は転んだ。愛ちゃんは「やっぱり犯人はあなたです」と切り出す。金田はダイイング・メッセージを書き残したのは等々力本人だろうと言って惚けるが「あなたはあるトリックを使って被害者に犯人は大山さんだと思い込ませたのです」と告げると、背中に隠していた傘を示して「これ」と言い、説明を始める。

傘を杖のようにして床をコツコツと鳴らしながらゆっくりと金田の方に歩み寄る愛ちゃん。傘を使って大山の杖の音を真似た金田は、停電させると傘を持って書斎に行き、やってきたのが大山だと錯覚させると殴りつけ、キャップを付けたマジックを等々力の手元に転がした。マジックに触れた等々力は必至で「大山」と書き残した。で、それを見届けた金田は(灰皿で殴って)トドメを刺した。そして原稿を奪い、書斎から抜け出ると、傘を丁寧に畳んで傘立てに戻した。が、1本だけ几帳面に畳んであったことで、その傘が目立ち、マジックのキャップを差したのも几帳面な金田のミス。原稿は一時的に何処かに隠し、警察が車での間に書斎に戻ってシュレッダーにかけた。で、後でつなぎ合わせるつもりだった。で、愛ちゃんは、金田が欲しがっていたのは原稿の中身だけで、形はどうでも良かった、と見抜いていた。

すると金田は「そこに書かれているものにハラハラドキドキしたい、それだけだったんだ」と犯行を認めた。五代さんは「これを復元するつもりだったなんて見上げた根性だけどな...」とそれなりに認めるが、ドイルは「バカじゃない。大人のくせにあんなのにハラハラドキドキだなんて信じられない」とバッサリと切り捨てる。で「あんたみたいな大人がいるから世の中がダメになる一方なんだ」と吐き捨てた。が、その瞬間、金田はドイルを羽交い締めにすると、ポケットからナイフを取り出して「こいつがどうなっても良いのか」と言ってシュレッダーにかけた原稿が入った袋を要求する。「おい、逃げられんぞ、お前」と言う五代さんだったが「良いから早くよこせ」と金田。するとドイルが突然泣き出した。それを見た五代さんは「分かった、分かったから子供を放せよ」と言って袋を手にすると愛ちゃんに渡した。

愛ちゃんは金田の様子をじっと見ると、袋の中身をその場にまき散らした。慌てて駆け寄る金田に五代さんが取り押さえようとする。その隙に愛ちゃんの元に逃げるドイル。五代さんは金田を取り押さえると手錠を掛けて逮捕した。

愛ちゃんはドイルに優しく言う。「大丈夫?怪我しなかった?」泣いているドイルは「子供みたいだ...」と言うが「そんなに早く大人になろうとしなくていいじゃん。まだまだ人生長いんだし」と言ってドイルを慰めるのだった。(やっぱり優しい愛ちゃんです。)

事件解決後、玄関から帰ろうとするドイルに愛ちゃんは「後はよろしく御願いします、多摩川検事正」と言い、(ここからは、舞ちゃん以降のドイルの登場の物語の時のお馴染みのパターンとなります。)五代さんは「お前さあ、不起訴なんかにするなよ」と言う。」これに「言われなくても分かっているよ」と返すドイル。で、出て行こうとするドイルに「じゃあね」と愛ちゃんが声を掛けると、振り返ったドイルが「あのさぁ」と言って愛ちゃんに言う。「この世で一番非合理的なこと、お前とだったらしてやってもいいぞ」と告げる。が「???」とそれが何か分からない愛ちゃん。すると「恋愛ってやつ」と口にしたドイルは「じゃあな、愛」と言うと出て行った。愛ちゃんは「えっ?」と開いた口が塞がらず、「愛、呼び捨て?」と呆然となってしまった。これに五代さんが絡み「よかったじゃない、銭形。謹んでお受けしなさいよ」これに愛ちゃんは「嫌ですよ、子供だし生意気だし...」と言うも、五代さんは「お似合いのカップルじゃないの、ねぇ...」とここぞとばかりに勧めるが、愛ちゃんは悪寒を感じ、嫌な顔をするだけでした。(→この時の「呼び捨て」を愛ちゃんは妹や従姉妹にしっかりと語っていたのですね。(ちゃんは挑戦されなかったものの、ちゃん、ちゃん、ちゃんは同じような態度を取っていましたからね...))

今回の物語は、ドイルくんの初登場ということで、「子供」ということが目立った物語でした。それにしても、いきなり愛ちゃんのことを「おばさん」と言うドイルくん。体育会系だったら袋叩きは間違いないでしょうが、口では負けないでしょうし...

今になって思ったのだが、前回の15話で愛ちゃんと五代さんが相棒として深い絆で結ばれたからこそ、五代さんの愛ちゃんに対する接し方が変わり、この物語の良いコンビネーションが生またんですね。まあ、「傑作」となると、何をしても上手い方に転ぶものでして、中盤の「銭形愛」の物語はどれも+αの力が働いていたようです。

次回は第17話「相手が必ず死ぬ女 ~お見合い殺人事件」ということで、五代さんがお見合いする物語です。が、愛ちゃんが色々とちょっかいを出すということで、26話のラストに繋がる伏線が用意されたと言って良いでしょうね。トリックの方は物理の知識のいるものですが、「・1st.3話」でも焼き直されて使われたトリックです。見方によっては「ストーカー・愛ちゃん」ととも解釈できる物語でもあります。

 

 

ケータイ刑事 銭形愛 DVD-BOX

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  • 発売日: 2003/05/22
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ケータイ刑事マニアルBOOK

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ケータイ刑事 THE MOVIE バベルの塔の秘密~銭形姉妹への挑戦状+TVシリーズ オリジナル・サウンドトラック

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↓多摩川ドイル登場の物語が収録されているもの

ケータイ刑事 銭形舞 DVD-BOX

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  • 出版社/メーカー: ハピネット
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ケータイ刑事 銭形零 DVD-BOX 2

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ケータイ刑事 銭形雷 DVD-BOX 1

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↓これを買わないと逮捕されます。
ケータイ刑事 THE MOVIE2 石川五右衛門一族の陰謀〜決闘!ゴルゴダの森 スタンダード・エディション

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  • 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
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↓あおいさん関係
ブースカ!ブースカ!!(6)

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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ブースカ!ブースカ!!(8)

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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↓子役時代の黒川さん
ウルトラマンティガ Vol.5

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  • 出版社/メーカー: バンダイビジュアル
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テツワン探偵ロボタック

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テツワン探偵ロボタック(1)~ばっちしVシリーズ

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  • 発売日: 1998/05/25
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↓淀川ランポの元ネタは当然この人です。(いくつかピックアップしておきます)
江戸川乱歩全集 第1巻 屋根裏の散歩者

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  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 光文社
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パノラマ島綺譚―江戸川乱歩全集〈第2巻〉

パノラマ島綺譚―江戸川乱歩全集〈第2巻〉

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2004/08
  • メディア: 文庫
江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣

江戸川乱歩全集 第3巻 陰獣

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2005/11/10
  • メディア: 文庫
江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼

江戸川乱歩全集 第4巻 孤島の鬼

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2003/08/08
  • メディア: 文庫
黄金仮面―江戸川乱歩全集〈第7巻〉

黄金仮面―江戸川乱歩全集〈第7巻〉

  • 作者: 江戸川 乱歩
  • 出版社/メーカー: 光文社
  • 発売日: 2003/09
  • メディア: 文庫
 
↓参考まで
登記所・裁判所・警察署便覧―管轄・所在地・電話番号付〈平成19年版〉

登記所・裁判所・警察署便覧―管轄・所在地・電話番号付〈平成19年版〉

  • 作者:
  • 出版社/メーカー: 日本加除出版
  • 発売日: 2006/07
  • メディア: 単行本

巨悪は眠らせない―東京地検特捜部

  • 作者: 山本 祐司
  • 出版社/メーカー: 角川書店
  • 発売日: 1988/02
  • メディア: 文庫

東京地方検察庁沿革誌 (1974年)

  • 作者: 東京地方検察庁
  • 出版社/メーカー: 東京地方検察庁沿革誌編集委員会
  • 発売日: 1974
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Ray 24本骨傘 2007 ブラック

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  • 出版社/メーカー: ワイティージェイ (YTJ)
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Ray 24本骨傘 2007 モスグリーン

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  • 出版社/メーカー: ワイティージェイ (YTJ)
  • 発売日: 2007/04/20
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Ray 24本骨傘 2007 ブラウン

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  • 発売日: 2007/04/20
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↓扱いには十分注意しましょう!
KOKUYO デスクトップシュレッダー KPS-DT10XA

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KOKUYO シュレッダー KPS-S18XA

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