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「COMING TO AMERICA」 [映画(洋画)]

表題の作品は1988年の映画「星の王子 ニューヨークへ行く」である。「ビバリーヒルズ・コップ」のエディ・マーフィーが主演のロマンティック・コメディであり、1985年のオーストラリア映画「クロコダイル・ダンディ」と同様に、都会に慣れていない主人公が大都会・ニューヨークにやってきて、そこでのカルチャー・ギャップが色々と笑いのネタになる作品である。

作品データを記しておくと、時間は117分、原案はエディ・マーフィ、ジョージ・フォルシー・Jr.が製作総指揮を務め、監督はジョン・ランディス、脚本はデヴィッド・シェフィールドとバリー・W・ブラウスタインの2人、撮影はウディ・オーメンズ、音楽はナイル・ロジャースである。そして出演は、エディ・マーフィ、アーセニオ・ホール、シャーリー・ヘドリー、ジェームズ・アール・ジョーンズ、ジョン・エイモス、マッジ・シンクレア、ポール・ベイツ、アリソン・ディーン、エリック・ラ・サール、ルウイー・アンダーソン、カルヴィン・ロックハート、サミュエル・L・ジャクソン、キューバ・グッディング・Jr.、ヴァネッサ・ベル、フランキー・フェイソン、ドン・アメチー、ラルフ・ベラミー、たちである。

物語は、アフリカの小国・ザムンダ王国の王子・アキームは、自分の婚約式を迎えることになった。そこに現れた花嫁となる美しい娘・イマニは徹底した花嫁教育を受けていて、申し分ないと思われたが、アキーム王子は彼女にはうんざりした。そんなアキームは父王を説得し、40日間の猶予を得て、ニューヨークに花嫁捜しにやってきた。身分を隠して、怪しげなアパートを借りたアキームだったが、イカれた女ばかりのニューヨークに落胆することになる。そんな中、彼はハンバーガー屋マクドーウェル家が主催する慈善行事でその娘・リサに魅了される。が、彼女には婚約者がいた...

ストーリー展開に紆余曲折はあるものの、ラブ・コメディの王道を行く展開となってストーリーは進んでいく。が、エディ・マーフィーのおかしさがそれを忘れさせてくれる。(やっぱり、ハートが大事と言うことです。)

本作は何も考えずに楽しむことが出来る作品でもあって、気楽に見ることが出来るので、コメディというジャンルにこれから接していこうという方にも接しやすい作品でもある。また、'80'sという時代をリードしたE.マーフィーやジョン・ランディス監督作品ということで、'80'sを語る上ではチェックしておきたい1本でもある。ただ、原題を考えたら、どうしてこんな邦題になったのでしょうか?と首を捻りたくもなるが、これも'80'sならではの不思議な所でもありますし...

 

星の王子ニューヨークへ行く

星の王子ニューヨークへ行く

  • 出版社/メーカー: パラマウント・ホーム・エンタテインメント・ジャパン
  • 発売日: 2006/11/02
  • メディア: DVD


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