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大根刑事#13 [アニメ]

BS朝日での第13話の物語は「大根刑事、青春の蹉跌と疾走!」(これは「ショート DE アニメ魂」の時には第11話として放送された物語です。)相変わらず、殉職したはずの刑事が出てくる辺りは構成の悪さが露呈しているのだが、各話はそれなりに面白いのだから、全体をしっかりと見通していたらもっと良くなるんですけどね...

夜、飲み屋で大根刑事が酒を飲みながらブツクサと言っている。「削れたり、ふられたり、腐ったり...流石に凹むぜ...」と嘆いていたら、ボスであるメロン刑事が語りかける。「いいんじゃないか、大根なんだし...」これに「俺は刑事です。ただの大根じゃない」と反発する大根刑事だったが、孤独を感じていた。で、メロン刑事が「気分転換に旅でもしてきたらどうだ」と勧めるのだった。

飲み屋を出て、千鳥足の大根刑事だったが、突然「京都、行こう」と思い立った。で、翌日、「京都」と書いた札を道路の道端で掲げてヒッチハイクをしていた。まもなく、一台のトラックが停まってくれて、乗せてもらった大根刑事は無事に京都に到着。観光を始める。(鹿苑寺、渡月橋、竜安寺、知恩院、南禅寺、京都御所、東寺、円山公園を訪れる。)

円山公園の坂本龍馬銅像の前にやってきた大根刑事に「何を悩んでいるぜよ、大根刑事?」と坂本龍馬像が語りかけてきた。龍馬は「熱き心を持った大根がいるって噂を耳にしたぜよ」ということで大根刑事のことを知っていたのだった。で、坂本龍馬像に「走れ、大根刑事。とにかく走るぜよ」と言われ、大根刑事はその夜、旅館で「竜馬がゆく」の本を読み始め、「俺は龍馬の生まれ変わりかもしれないぜ」と思った大根刑事は、翌日の朝、ある海岸にやってきた。(京都市周辺には海はないから、何処まで行ったんだ?)で、真っ赤に燃えて登ってくる朝日を見た大根刑事は「大根の夜明けだぜ」と口にすると、海岸を全力で走り出した。かつての熱い心を取り戻して走る大根刑事だったが、突然足を取られて転んでしまうと、そのまま波にさらわれて海に消えてしまった。

警視庁・ベジタブル課。ブラインド越しにメロン刑事が「波にさらわれて失踪しちまった...」と呟いていた...

京都観光をした大根刑事だけど、金閣寺(=鹿苑寺)には行ったのに、銀閣寺(=慈照寺)にはどうして行かないのでしょうかねぇ。それにこの順番だと、結構移動に無駄があります。(円山公園をラストにするとしても、一部の順番を入れ替えたら、もっと効率的に回れたのに...)

次回は第14話として「ショート DE アニメ魂」では12話として放送された「さらば愛しき大根刑事よ」が14話として放送されます。

 

↓大根刑事が読んでました。(劇中では単行本で読んでいたけど、文庫本の方が手軽ですし...)

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  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1998/10
  • メディア: 文庫
竜馬がゆく〈5 回天篇〉

単行本も一応...

竜馬がゆく〈5 回天篇〉

  • 作者: 司馬 遼太郎
  • 出版社/メーカー: 文藝春秋
  • 発売日: 1988/10
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↓こういうので下調べをしておいたら良かったのに...
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